2018年8月25日(土)~28日(火)にかけて、3泊4日のスケジュールで台湾へ渡航。当時現地で発売直後であったSamsung Galaxy Note9をはじめ、日本未発売のデジタルガジェットをアレコレ見てきました。
今回はこの2018年8月末の台湾訪問時に用意した旅の荷物をまとめておきます。
過去には4月と6月に渡航した際の荷物もまとめています。季節別、また渡航回数を重ねる中で考え方も変わってきているので、これから出張や旅行で台湾への渡航を予定している場合にはあわせて参考にしてみてください。
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記事の目次
荷物はバックパックひとつに収める
移動日(往路)の服装を撮影しておきました。当日の最高気温は仙台が33度、台北は32度。まさかの「仙台のほうが暑い日」だったので、日中(仙台)の移動のほうが疲れました(苦笑)。
荷作りは受託手荷物サービスを使わず、機内に持ち込める荷物量にまとめることを最優先にしています。
理由はおもに2つ。まずは機動性を確保したいから。
僕が仙台から台北への移動に使う飛行機は台北現地への到着時刻が夜間になるLCC(Low Cost Carrier。格安航空会社)便。搭乗時間は4時間前後で、この移動だけでも疲労はたまります。
そこで台湾到着後の入国審査~バスまたはMRT(地下鉄)に乗車~ホテルにチェックインという流れをよりスムーズに進めるため、ピックアップに時間がかかる受託手荷物サービスはなるべく使わないよう心がけています。
またもうひとつの理由は、LCCだと受託手荷物サービスが有料であるから。
せっかくLCCを利用して旅費を節約するなら、可能なかぎり節約を心がけたいですよね?僕自身も浮かせた旅費は台湾現地での飲食代・ショッピング代にまわしたいので、お金がかかる受託手荷物サービスは使わずに済む荷物量を意識しています。
今回の場合、3泊4日分の荷物はバックパックひとつに収納。詳しい中身はのちほど詳しく紹介しますが、荷物の重量は5.6kgほどでした。
使っているバックパックはVICTORINOX(ビクトリノックス)「フラップオーバー ラップトップ バックパック」です。
「より自分にとって使いやすいバッグ」は日々探求しており、半年たたずにバッグを買い足す・買い換えることも珍しくない……のですが、そんな僕が購入から1年以上気に入って使い続けているのがフラップオーバー ラップトップ バックパックです。
こちらは後日個別にレビューもしてみようと思います。
バックパックの中身
続いてはバックパックに詰め込んだ旅の荷物、移動日当日に着ていた衣類を振り返り。
上の写真に写っているもの、および移動日当日に着ていた衣類、身につけていたものを書き出したのが以下。
- 折りたたみ傘
- サングラス
- キーケース(20/80 PIG KEY CASE)
- 財布 × 2(長財布、現地通貨用の小さい財布)
- パスポート
- 出入国書類(日本の携帯品・別送品申告書、台湾の常客証)
- 筆記具(三菱鉛筆 ピュアモルト)
- ビニール袋
- 携帯型洗浄機(シュピューラー)
- 目薬
- 汗ふきシート
- ティッシュ
- ウェットティッシュ
- クリーニングペーパー
- 絆創膏
- 洗面用具(無印良品の詰替キット)
- ラップトップPC(VAIO S11)
- PC用の充電器
- モバイルバッテリー(Omnicharge Omni13)
- USBケーブル(4本)
- モバイル充電器(オウルテック OWL-ACU2F24S)
- スピーカーフォン(Pioneer RAYZ Rally)
- カメラ(Panasonic LUMIX DMC-LX9)
- GoPro HERO(2018)
- カメラ用充電器(LX9/GoPro HERO)
- カメラ用予備バッテリー(LX9/GoPro HERO)
- GoPro用ネックマウント
- フルワイヤレスイヤホン(Apple AirPods)
- スマートフォン(Galaxy Note8/iPhone 8/M Z-01K)
- スマートウォッチ(Apple Watch)
- カメラ用三脚(ゴリラポッド)
- フード付きアウター(1着)
- 襟付きシャツ(2着)
- Tシャツ(3着)
- 靴下(4セット)
- 下着(4着)
- ハンカチ(3枚/Otta)
- ショートパンツ(2着)
前回(2018年6月)同様、着替えは「通気性・速乾性に優れるもの」重視でチョイス。
Tシャツとショートパンツは日数に不足する分を滞在先ホテル(自室)で洗濯して対応。襟付きシャツは2・3日目のみ着用したため、台湾現地では洗濯せず自宅へ持ち帰り。
新たな試みとして、靴下と下着は新調する際に捨てる使い古しを旅用に保管。旅の初日~最終日前日に着用し、使用後はそのまま滞在先ホテルで最期を迎えてもらうようにしました。
こうすることで荷物量は「往路>復路」となるため、旅の中で買い物をしても、少量なら収納できる余力が生まれます。
なお荷物はこれまで同様、着用日や用途ごとに小分け。“パズルを楽しむ”ように、バックパックに詰め込みました。
旅の中で「便利」と感じた存在
前回の旅を終えた後に振り返った失敗点やメモが役立ち、今回は出発してから「あっ、あれ忘れてる……」となる場面がありませんでした。
一方で今回は「これがあってよかった!」「思っていた以上に役立った」というものがいくつか。自分用の備忘録も兼ね、メモしておきます。
機能性○のアウトドアウェア
これまでも荷物に入れており、あらためて今回便利と感じたのがアウトドア用のアウターウェア(上着)。
防寒性や透湿性を備えていることが多いアウトドアウェアは「日中の屋外は蒸し暑い」「屋内や夜は冷える」夏の台湾でも着用機会が多い存在でした。
移動日(往復路)はTシャツの上にアウトドアウェアを1枚羽織るだけ。このおかげで現地での洗濯回数を最小限に抑えられました。防水性・撥水性があれば、急な雨に対応できる点も○(まる)。
フードとドローコードでコンパクトに折りたためるので、着用しないときはバッグに入れても無駄にスペースをとりません。
参考までに僕が愛用しているのはPatagonia(パタゴニア)「レビテーション・フーディ」。ストレッチの効いた素材は長時間の着用でも疲れにくく、小雨なら気にせず済む耐水性も。
アウトドアウェアは各ブランドが特徴の異なる複数製品を展開しています。買うものに困ったときは「用途」「ほしい機能」を整理の上、お店でスタッフの方に相談してみましょう。
リュックのデイジーチェーン
機動性の確保に大きく貢献してくれたのが、バックパックのショルダーハーネス(ショルダーストラップ)に設けられたデイジーチェーン。
カラビナなどを活用してカメラ類を吊ることで、バックパックを降ろさず、移動中もすばやく記録写真を撮影できました。
今写真で振り返ると吊り過ぎな気もしますが、自然とそうなってしまうくらい、デイジーチェーンは便利。今は日常でもよく活用しています。
これからバックパックを購入する場合には背負いやすさやデザインのほか、デイジーチェーンの有無も意識してみるとよいかもしれません。
小さく持てる“2画面スマホ”
片道4時間前後かかる仙台-台北間のフライト。機内でWi-Fiサービスが提供されていない場合は“通信を使わない時間つぶし”が欠かせません。
僕は事前にスマホへダウンロードした電子書籍を読んで過ごすことがほとんどですが、今回は試しに持参した“2画面スマホ”ことNTTドコモ「M Z-01K」(以下、M)がかなり便利でした。
ぼくのMはSIMロックも解除済み。飛行機を降りた後は現地での通信手段として用意していたプリペイドSIMカードをセット。滞在中に地図を確認したり、テザリング用として使ったり、滞在先ホテルでの動画視聴に使ったり。
折りたためば小さなサイズ、広げれば6.8インチまで画面を拡張できる設計には“荷物のカサを減らせる旅用タブレット”としての可能性を感じました。
入国審査がすばやく済む「常客証」
これまで毎回使ってきたものの、今回の旅であらためて「持っていてよかった!」と強く感じたのが「常客証」。入国審査に今まで見たことがない長さの列ができていたのですが、コレのおかげで僕は数分でイミグレーションを通過できました。
入国審査が初めて見るくらい混んでて、常客証のありがたみを痛感→台湾での入国審査がスピーディーに!常客証(快速査驗通關證明)の申請方法と使ってみた感想 | そうすけブログ.com https://t.co/qrOJeXX6RP
— まきはら とよかず(Toyokazu Makihara) (@mkhr141jp) 2018年8月25日
「直近1年間(12ヶ月間)で3回以上、台湾へ渡航している」という申請条件があり、常客証は誰でも用意できるものではありません。
だからこそ申請できる条件が揃っている場合には忘れず(渡航前に)申請・発行し、荷物に含めておくことをオススメしたいアイテムです。
さいごに
旅の荷物を記録し振り返ることを始めてから、荷物選びや荷作りにかかる時間・手間が減り、旅をしている最中も自分のやりたいことがストレスなくできるようになってきました。
荷物の記録は「バッグに詰める前にスマホで写真を撮る」だけでも始められるので、この点も含めてぜひ参考にしてみてください。