NTTドコモ M Z-01K

NTTドコモから発売された2画面スマートフォン「M Z-01K」を購入しました。

発表直後から話題となった注目機種ですが、私自身が買うことを決めたのは2018年2月に入ってから。だいぶ最近のことです。

日常で使う“メインスマホ”は相変わらずペン入力で楽しく使えるGalaxy Note8一択で、のりかえるつもりも全くナシ。特徴の「2画面」についても、普段からスマホを複数台持ち歩いているため「2画面じゃなくスマホ2台でよいな」と思っていました……店頭で実機に触れるまでは。

この記事ではNTTドコモ「M Z-01K」の外観デザイン、そしてデザイン設計に対してのファーストインプレッションを紹介。「どう使う?」と探ることを楽しみたくなる、“ちょっと変わったワクワク”を抱かせてくれている1台です。

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箱も付属品もシンプル。だがそれもイイ

M Z-01K(以下、M)のパッケージボックスは端末本体と同じく、黒を基調に白と銀で文字をプリントしたシンプルなデザイン。加えてパッケージだけでなく、中身もシンプルです。

▼Mのパッケージ

NTTドコモ M Z-01K

▼凝っている様子はない、とてもシンプルなつくりの箱

NTTドコモ M Z-01K

▼パッケージの中身は端末本体、説明書類、SIMピン

NTTドコモ M Z-01K

低価格帯のモデルでも付属品は充実していることが多いSIMフリー製品と比べれば、正直かなり味気なくも感じる内容。充電器やUSBケーブル(Type-C)を持っていない場合は用意を忘れずに。

ただMに関しては“端末のユニークさ”が最大の特徴であるだけに、開封時の「早く触ってみたい!」「いますぐ使ってみたい!」という“気持ちを邪魔しない工夫”として、このシンプルさも前向きに捉えることもできました。前向きすぎるかもしれませんね(笑)

一見普通のスマホ?……な外観デザイン

Mのカラーラインナップはブラック(Black)1色のみ。前面も側面も背面も、色はすべて黒で統一されています。

ヒンジを折りたたんだ状態だと見た目はスッキリ。遠目には“デザインに目立つ特徴のない普通のスマホ”と映ってもおかしくありません。

▼収納時の前面。目を引く存在はカメラとLEDフラッシュライトくらい

NTTドコモ M Z-01K

▼収納時の背面。サブディスプレイ消灯中は“普通のスマホ”に見える

NTTドコモ M Z-01K

▼上面。イヤホンジャックはここに搭載

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▼右面。開閉用のヒンジにはドコモのロゴが入る

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▼左面。3つの物理キー(音量/電源/ファンクション)を配置

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▼下面。外部入出力端子はUSB Type-C規格を採用

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しかしヒンジを開けば印象はガラリと変化。ユニークな設計を理解した後でも、毎回ヒンジを展開する際にはワクワクとした気持ちがこみ上げてきます。

▼展開時の前面。画面が消灯した状態では「ナニコレ」な感じ

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▼展開時の背面。製品ロゴ、メーカーロゴ、モデル名などはこの面にプリントされている

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▼展開した状態を下面から。右側と左側では厚みが2~3倍異なる

NTTドコモ M Z-01K

目玉の“2画面設計”を存分に楽しむためにも、疎かにできないのがヒンジの強度。開閉する際にも自立させる際にも重要な役目を担うポイントであり、つくりが甘いとコンセプトそのものが崩壊する恐れも。

個人的にも「可動部が脆いものは嫌い」なので割りとじっくり確認してみましたが、使用開始時点では「頑丈で安定感◯」な印象。全収納時から全展開時までの180度を刻み無しの無段階で可動しますが、途中で止めて自立させてもしっかり形態を維持してくれます。

▼ヒンジは頑丈。グラグラせず安定して自立する

NTTドコモ M Z-01K

耐久性も含め継続してのチェックは必要ですが、とりあえず「設計が脆い」「使えない」など、はじめから不満を抱くことはないでしょう。

使って感じたデザイン設計への第一印象

二つ折りとすることで「収納時は5.2インチ画面」「展開時は6.8インチ画面」を実現したM。片手でも両手でも使えるデザイン設計に対して感じたポイントを4つ紹介。

収納時の持ちやすさは「重さ」「意識」への慣れ次第

サブディスプレイを収納し「5.2インチ」機として使う場合にまず気になったのは重さ。画面を2つ搭載するため仕方がないことですが、5.2インチのサイズに「226g」の重量は違和感を持ってしまいますね。

▼大きさには似合わないズッシリ感

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また持つ際は背面=サブディスプレイを直に掴むことに。遠慮せず掴めばよいのですが、画面と知っている以上、“意識的な持ちづらさ”も。

▼「画面を汚したくない」という意識が強いと、持つことをつい躊躇してしまう

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幸い、重さを除くと物理的には「ディスプレイ周囲のフレームには角を残した設計」「収納時はにはヒンジも指をかけるポイントとして使える」など持ちやすさを高める要素もいくつか。

落下時に画面が割れてしまうリスクは通常の2倍といえるMですが、より気兼ねなく使えるようになるためには、まず「重さ」「意識」への慣れるが必要だと感じています。とくに「画面だと遠慮せず、しっかり掴む」ことができるようになると、扱いやすさは大きく変わることでしょう。

「どうしても不安」「やっぱり画面は出来る限り触りたくない」という場合には、Pluggy Lockなどのアクセサリーを活用し、ストラップを装着して使うのも賢い方法としてオススメです。

指紋認証は「左手親指」「右手人差し指」で登録

スマホのロック解除機能として欠かせない「指紋認証」。前面・背面のいずれかに認証用センサーを搭載するのが現行の主流ですが、Mは左側面の電源キーにセンサーを内蔵しています。

Mの指紋認証機能は精度も高く、認証に要する時間もわずか。機能自体にストレスは感じていません……が、持ち手により操作性が変わる配置は少し気になりました。

登録する指(指紋)は普段スマホをどちらの手で使うかを問わず、まず「左手親指」「右手人差し指」で試してみるのがオススメです。

▼左手で持って操作する場合は「左手親指」で認証

NTTドコモ M Z-01K

▼右手で持って操作する場合は「右手人差し指」で認証

NTTドコモ M Z-01K

とくに左手の親指はサブディスプレイを展開し2画面で使う際に必須です。最低でも左手親指だけは登録しておきましょう。

片手でも意外と持ちやすい展開時。たたむ向きに注意

サブディスプレイを展開すると見た目は“同じスマホを2台横並びにした状態”に。ただ持ってみるとメインディスプレイ側(左側)に重さも厚さも比重がかけられており、片手持ちも左手が基本となります。

あえて左右(メインとサブ)で厚みを変えることにより、片手でも持ちやすく点はGood。ヒンジのつよさはここでも活き、サブディスプレイがガタつくこともありません。

ただ2つ画面並べて別の内容が表示できるだけではなく、表示方法の異なるモードが4つも用意されている点もよいですね。表現するのが難しい“ちょっと変わったワクワク感”を駆り立てます。

▼メインディスプレイのみを使う「通常モード」

NTTドコモ M Z-01K

▼2つの画面に同じに内容を表示する「ミラーモード」

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▼異なる画面やアプリを同時に表示して使える「2画面モード」

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▼2つの画面にまたがって大きく表示する「大画面モード」

NTTドコモ M Z-01K

たとえば文字がそれほど細かくないマンガであれば、大画面モードにてコミック本のように見開きで楽しむこともできました。またGoogle Mapsを正方形に近いサイズで表示できるのも◯。片手で本を持つように扱えることは予想以上に便利でした。

一方でひとつ気をつけたいのは、本を扱う感覚で折りたたむ方向を間違えないように!ということ。本と同様に画面と画面を引き合わせようとすれば間違いなく壊れます(笑)馬鹿らしいと思うかもしれませんが、個人的には真面目に気をつけて使うことにしています。

表示モード×画面の向きでさらに快適に使う

画面を左右に配した縦向きで使っていると、見ている内容によってストレスを感じることがありました。気がついたのは大画面モードでWebページを閲覧していたときで、中央に入った縦(垂直)方向の境目がかなり邪魔に感じました。

こういった場合に試してみてほしいのが画面の向きを変えること。たとえば境目の向きを90度変えて横(水平)方向にするだけで、だいぶ印象が変わる場合も。横向きにすると任天堂のゲーム機「Nintendo DS」シリーズを持っているような感覚になりますが(笑)

▼大画面モード×横向きの“DSモード”にするだけでストレスを解消できる場合も

NTTドコモ M Z-01K

「画面の向きを変える」という簡単な変更は試してみると結構効果があります。Mを使う場合には画面の向きをコントロールできるアプリをインストールしておくとよいでしょう。私は「Rotation Control」というアプリを通知領域に常駐させています。

★Google Playの「Rotation Control」アプリURLはこちら
Rotation Control – Google Play の Android アプリ

さいごに

変わった設計ゆえに「収納時の持ち方」「折りたたむ向き」など、慣れるまでに注意したいポイントはいくつか。ただし端末自体はデザインも質感も満足できる仕上がり。しっかりつくられたヒンジ部も含め「どう使う?」と探ることを楽しみたくなる1台です。

実機の展示をおこなっているお店も増えてきていると思うので、気になったらまずは一度、ぜひ店頭で触れて試してみてくださいね。2018年3月31日(土)までに購入すれば、抽選でdポイントがもらえる購入キャンペーンも開催中です。

★ドコモオンラインショップの商品ページはこちら
M Z-01K | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ

あとがき

冒頭でも触れたとおり、当初購入予定のなかったM。ただ実機に触れる中でわいてきた“ちょっと変わったワクワク”に背中を押され、気がつけば購入を決めていました(笑)

いつもガジェットを買う場合にはワクワクした気持ちを抱いていますが、今回Mを手にして感じたのは普段と少し違うもの。「でも前にも確か一度」と当ブログ概要(About)ページの端末購入歴を振り返って思い出したのがYotaPhone 2(2014年末購入)。3年ぶりですか……。

最近は実用性がベースにある機種ばかり選んで試していただけに、久しぶりの「どう使う?」の探求をじっくり楽しみたいと思います。何かあれば追加でレビューもしていきたいですね。