BRIEFING ATTACK PACK

2022年11月〜2023年4月の6ヶ月間で7道府県(福井/鳥取/山形/長崎/大阪/京都/北海道)に足を運びました。

この記事では2022-2023年の冬春におこなった旅の際、2泊3日〜3泊4日の旅程に備えて準備した旅荷物の中身(カバンの中身)、および直近で重宝しているものをまとめておきます。

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はじめに:前提条件(旅程)

2022年11月〜2023年4月の6ヶ月間で旅に出た回数は6回。時期と行き先、現地までの主な移動手段は次のとおりです。

2022-2023秋冬の旅行内容

  • 2022年
    • 11月
      • 福井:3泊4日。飛行機(FSC)を利用
    • 12月
      • 鳥取:3泊4日。飛行機(FSC)を利用
      • 山形:2泊3日。電車(在来線・新幹線)を利用
      • 長崎:3泊4日。飛行機(FSC)を利用
  • 2023年
    • 2月
      • 大阪/京都:2泊3日。飛行機(LCC)を利用
    • 4月
      • 北海道:2泊3日。飛行機(FSC)を利用

※「FSC」=Full Service Carrier(大手航空会社)、「LCC」=Low Cost Carrier(格安航空会社)

旅程は「2泊3日」または「3泊4日」。現地までの移動手段の大部分は飛行機でした。同月中に別旅程で3箇所を訪れることもあったため、都度考える手間を省くべく、旅程(日数)と移動手段が変わっても大きく変更せずに対応できる荷造りをまず意識しました。

テーマは「とにかく身軽に」

ここ数年で意識している“荷造りのテーマ”は「とにかく身軽に」。具体的には、飛行機に乗る際に預け手荷物が発生しないボリューム(=降機後すぐ移動できるボリューム)を目指しています。

移動中・旅先での服装

自宅-旅先間の移動中、および旅先を散策中のぼくの姿はこんな感じ。旅先到着後(=滞在拠点に一部の荷物を置いた後)も見た目は基本変わりません。

正面から見た旅行時の服装(2022-2023秋冬シーズン)

横から見た旅行時の服装(2022-2023秋冬シーズン)

後ろから見た旅行時の服装(2022-2023秋冬シーズン)

前述の6ヶ月間におこなった旅では、宮城(居住地)と比べて気候が極端に異なる環境への訪問はなし。服装は「出発時(=早朝)の宮城の寒さに耐えられる」ことを最低条件として“やや肌寒く感じる服装”を選んでいます。

“やや肌寒く感じる服装”にする理由は主に2つ。

まず寒さには耐性があること。東北生まれ・現東北在住という素地もあってか、暑いよりは寒いほうが好き。汗をかいてぐちゃぐちゃになるくらいなら寒いほうがよいという考えを持っています。

2つ目に好んで徒歩移動(=運動)することが多く、自然と身体が暖まる場面が多いこと。身体を動かすことが好きだし、旅先では自分の脚で歩いてまわるのが好きだし。移動速度以外は融通が効くことも自身の気ままな性格に合っています。

そんなわけで旅に出るときの服装は重ね着ベースで“やや肌寒く感じる服装”に調整。その上で、行動中の細かな温度調整はそれぞれの“首”(首・手首・足首)でおこなうようにしています。

この冬春、細かな温度調整に重宝したのが小物類。巻物(マフラー/ネックウォーマー)と手袋にかなり助けられました。好んで使うのはPatagonia(パタゴニア)製品が多いです。信頼できる保温性能に加えて、メンテナンスがとにかく楽。Patagonia製品はそのほとんどが自宅で洗濯可能です。修理対応もおこなっており、気に入ったものは直して長く使えます。

Patagoniaの手袋とネックウォーマー

カバンはBRIEFING(ブリーフィング)の「ATTACK PACK」。コレに限っては機能性より「このカバンを使いたい!」という気持ち優先で選んでいます。

BRIEFING ATTACK PACK

日常使いもしており、まず素材・縫製ともに丈夫。何よりもデザインが“今のぼく好み”です。使っていて後から気がついたポイントとして、内容量が多すぎず、少なすぎずなことも挙げられます。このサイズに詰め込めるボリュームならギリギリ、背負ったまま長時間歩くことも可能です(疲れますが)。

カバンには休憩中の取扱いを助けてくれるバッグハンガー「クリッパ」、早朝・夜間の徒歩移動になっても周囲に気付いてもらいやすくするためのリフレクターキーホルダー(反射材キーホルダー)を装着しています。

▼とりあえず着けておくと重宝するクリッパ

Clipa(クリッパ)

▼デザインもお気に入りのリフレクターキーホルダー

リフレクター(反射キーホルダー)

荷物の中身

「2泊3日」あるいは「3泊4日」の荷物を詰めた状態でのカバンの重量は6〜7kgほど。前述した“テーマ”のとおり、LCCも預け荷物ナシで搭乗可能なボリュームです。

▼出発前に計測した数値。重量は6.2kg

LCC利用時用の荷物重量

カバンに詰め込んだ中身は以下のとおり。

▼カバンに詰め込んだモノたち

旅の荷物(2022-2023秋冬シーズン・2泊3日)

▼そのほか、身に着けていたモノ

スマートフォンとスマートウォッチ

花柄のバッグには洗面用具など日々の身支度に使うものを収納。単体で自立し、フタを開けばタオル掛けなどに吊り下げることも可能です。

▼宿でしか(自分だけしか)見ないので、気に入った派手デザインを遠慮せず使用

洗顔用具を詰めたバッグ(花柄)

▼ちょうど隙間なくピッタリ詰まった。入れ忘れにも気が付きやすい

洗顔用具を詰めたバッグの中身

▼宿にて出しっぱなしにする場合も置き場所に困らない

洗顔用具を詰めたバッグを吊るした様子

迷彩柄のポーチには日常で使う細かな身の回りのものを収納。日常でも持ち歩いているポーチであり、必要に応じて中身を追加します。

▼ほぼ普段どおりの中身

ポーチの中身

紺色のポーチにはガジェット類に関連するアクセサリ・周辺機器類を収納。スマートフォン、スマートウォッチ、パソコン、カメラを持ち歩くため、それらの充電機器やデータ転送機器をまとめています。

▼スマホ・スマートウォッチ・PC・カメラ関連のアクセサリを収納

ガジェットポーチの中身

半透明のバッグには衣類を収納。以前は1日分ずつ小分けにしていたこともありました。しかし最近は手間を省きたい気持ちが勝ることが多く、よりザックリと(適当に)詰め込める方法を試しています。少なくとも今のところ、ボリュームを抑える必要性が低い場合にはこれで十分そうです。

▼1つのバッグにすべての衣類を詰め込む

Thule Compression Packing Cube(中サイズ)

▼3泊4日分の衣類を詰めた様子。ボトムスのみ1着を2日間着用。ほかは日数分を用意

Thule Compression Packing Cube(中サイズ)

▼収納後にサイズを圧縮できる設計

Thule Compression Packing Cube(中サイズ)

カメラはSonyのデジタル一眼カメラ「α7C」。これに同メーカー製の広角パワーズームレンズ「FE PZ 16-35mm F4 G(SELP1635G)」を組み合わせています。

▼広角端は“スマホの超広角カメラ”に近い感覚で使える

FE PZ 16-35mm F4 Gを装着した状態のα7C

レンズは広角レンズを使って上手に撮影する友人たちに憧れて購入したもの。単焦点レンズ1本ではまだ難易度が高く感じているため、できるだけ小さく収まるズームレンズにしています。とはいえ、カメラ本体・レンズとも十分に軽量・コンパクトで持ち歩きやすさは抜群。おかげで旅に出る際には必ず持ち出すようになりました。

▼ハンドストラップ込みで1kg以下

FE PZ 16-35mm F4 Gを装着したα7Cの重さ

あると便利&ないと困るもの

ここまで紹介したいずれのアイテムも、必要性を感じて選んだもの。ただその中でも直近であらためて重宝しているものを4つ抽出してみました。

携帯用コロコロ

まずはニトムズ「ケータイコロコロ」。その名のとおり、携帯しやすいサイズでデザインされたコロコロ(粘着クリーナー)です。

ニトムズのケータイコロコロ

アウター(上着)やボトムス(ズボン)など一部の衣類は複数日着用する前提で選んでいるため、毎日少しでも清潔な見た目を維持するために持ち歩いています。空港ラウンジのソファーに座った際、知らぬ間に糸クズまみれになっていた経験があり、それ以来の付き合いです。テープは付け替え用も販売されており、繰り返し使えます。

ヘアセラム

次に無印良品「ヘアセラム」。頭髪用の保湿オイルです。

無印良品のヘアセラム

ホテル備え付けのシャンプー/コンディショナーを使ったら髪がギシギシになった、という困りごと。ぼくの場合は「洗浄力が高すぎること」が原因と気付く実体験があり、以後自宅でも使うようになりました。

タオルで髪を拭いたあとに2〜3プッシュ分を手に取り、頭髪になじませる。その後にドライヤーをかけることで、乾かした髪がギシギシに仕上がることがほぼ無くなりました。

携帯用電気シェーバー

3つ目はBRAUN「メンズシェーバー ブラウンミニ」。携帯用の電機シェーバーです。

BRAUN モバイルシェーバー M-1011

電気シェーバーはこれまで自宅用のモノをそのまま旅先にも持参。すごく気に入っているモノではあるものの、もう少しだけ小さくできれば……と思い、新たに購入しました。

充電には付属ケーブルが必要というマイナスポイントこそあるものの、満充電しておけば数日は快適に使えます。剃り味もよく、何よりコンパクト。カバーを装着すると電源ボタンが隠れるため、荷物の中で勝手に動き出す心配がないこともよいです。

スキンケアセット(お試し用

さいごにORBIS Mr.「トライアルセット」。“お試し用”として小容量の洗顔フォーム・化粧水・乳液がセットになったものです。

ORBIS Mr. トライアルセット

ORBIS Mr. トライアルセット

コロナ禍でマスク着用時間が増加。これに伴って肌の乾燥対策が必要となった際にアレコレ試していて見つけたもの。それぞれ実際に使ってみて自分の肌に合うことは確認しており、洗顔フォームと乳液については2023年5月現在も自宅でも使っています。初めて試す際に購入したトライアルセットの大きさがトラベル用にちょうどよく感じたことを覚えていたため、機会を見つけてまとめ買いしています。

ぼくの場合では1日2回(朝晩)の頻度で使うと、最も消費ペースの早い化粧水が5〜6日で無くなります。新しいものを持っていけば3泊4日の旅程でも余裕あり。余った分も帰宅後に自宅で使い切ればよし。パッケージ(箱)に入れれば荷物としての取扱いがラクなことも気に入って使っている理由です。