PHILIPS S9000 Prestige SP9861/13

先日記事で紹介したとおり、1ヶ月半前にひげ剃りを新調しました。最終的に僕が選んだのはPHILIPSの低価格シリーズ「アクアタッチ(Aqua Touch)」。

ただし購入を検討した際に「せっかくだから試してみたいけど……」と気になる存在であったのが、同じくPHILIPSのフラグシップモデル「S9000 プレステージ(Prestige)」。

そんな折、個人的に登録していたフィリップスアンバサダープログラムにて、このフラグシップモデル「S9000 プレステージ」試用の機会をいただけることになりました。

中長期的なレビューもできるモニター内容なので、まず今回は「そもそもなぜ僕が『シェーバー S9000 プレステージ』に興味を持ったのか」を紹介。これから重点的に確認していくポイントを整理します。

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剃り味:フラグシップモデルの実力は?

モニター企画を活用して確認していきたいポイント、1つ目はフラグシップモデルの剃り味。

先日電気シェーバーの新調を検討した際に強く興味をいだいていたのが「低価格帯モデルと高価格帯モデルでの剃り味の差」。

例えば僕が最終的に買い換えた「アクアタッチ(型番:AT883/16)」とこれからモニターする「S9000 プレステージ(型番:SP9861/13)」には、2018年11月現在の国内実勢価格に約10倍の価格差があるんですよね。

PHILIPS S9000 Prestige SP9861/13

となると低価格モデルに慣れている人が50,000円以上する高価格帯モデルにどこまで違い(魅力)を感じることができるのか?はとても気になるところ。

フィリップスの電気シェーバーは価格帯を問わず「回転式ヘッドを2~3個搭載する」設計が共通。

PHILIPS S9000 Prestige SP9861/13

ただしアクアタッチシリーズを除くほとんどの現行品では、本体とヘッドの間に“首”を設けられた可動ヘッドを搭載します。この可動式ヘッドの肌への当てやすさが個人的にまず気になっているポイント。

PHILIPS S9000 Prestige SP9861/13

さらにS9000 プレステージでは以下の内容も「シェービングに関する特徴」としてうたいます。

S9000 プレステージのシェービングに関する特徴

  • ナノ粒子技術による強固でシャープな内刃と確実にヒゲを捕らえる外刃で最高水準の深剃りを実現したとする「ナノプレジション刃」
  • 細かいメタルビーズコーティングでヘッドと肌の摩擦を低減する「スキンコンフォートリングプラス」
  • 1病患に15回、ヒゲの密度を完治してパワーを自動で調整する「ヒゲ密度感知システム」
  • 好みに合わせて剃るスピードを3段階で選べる「パーソナルコンフォート設定」

ただ先日の電気シェーバー購入検討で個人的に感じていたのが「説明を読むとなんとなく良さそうだけど、魅力を具体的にまではイメージできない」ということ。こうした点も試用する中で確認していきます。

充電方法:無線充電採用の扱いやすさは?

S9000 プレステージに興味を持った最初のきっかけは、充電方法として無線充電(ワイヤレス充電)を採用していること。

現行のハイエンドスマートフォンでよく見かけるようになったQi(チー)規格による“置くだけ充電”に絞った設計で、パッケージにも専用のワイヤレス充電台が同梱されています。

PHILIPS S9000 Prestige SP9861/13

一方で“ワイヤレス充電専用”設計であるため、現行の他電気シェーバーと異なり、有線接続での充電はできません。

“置くだけ充電”に絞った設計が電気シェーバーの使い勝手にどうか影響してくるか。メリット・デメリットを確認していきます。

余談ですが、この充電台はQi規格のワイヤレス充電をサポートするスマートフォンでも使用可能。iPhone XSやGalaxy Note9が対応する急速充電は利用できませんが、スマホと兼用できる充電器として常設もよさそうです。

PHILIPS S9000 Prestige SP9861/13

携帯性:付属しない保護キャップへの不安

毎日使う製品、かつ高機能となれば、旅行や出張など長期の外出時にも持ち歩きたくなるハズ。ここでひとつ不安に感じていることが携帯性です。

もっとも気になっていることはシェーバーのヘッドを保護するキャップが付属しないこと。下の写真に写っているものがパッケージ同梱品です。

PHILIPS S9000 Prestige SP9861/13

保管や持ち歩きを考えて付属するケースは外内装の質感も高く、S9000 プレステージをしっかり固定して収納できる形状。ワイヤレス充電器もセットで収納できる設計です。

PHILIPS S9000 Prestige SP9861/13

ただししっかり収納できる設計であるため、ケースのサイズはかなり大きめ。またヘッドの保護キャップがないため、持ち歩いている最中にヘッド内から剃ったヒゲがこぼれてこないか?という不安も。

せっかくなので宿泊を含む外出時にも持ち出し、試していこうと考えています。

さいごに

あらためて、モニター企画を活用し確認していきたいポイントは以下3点。これらをベースに試用とレビューを進めていこうと思います。

重点的に確認したい3つのポイント

  1. 高価格帯の電気シェーバーの剃り味
  2. ワイヤレス充電専用設計の扱いやすさ
  3. 旅行や出張時の持ち歩きやすさ

なおモニター品に同梱されていた製品説明の資料には「フィリップスのシェーバーを初めてお使いの方は剃り方に慣れるまで2~3週間かかることがある」「最低でも1週間に3回以上を3週間継続することで肌がシェーバーに慣れる」といった解説も。

これまでもフィリップスのシェーバーを使ってきているので慣れるまでの期間は短く済みそうですが、使用開始から数日後、数週間後、数カ月後……と定期的に印象を報告していく予定です。お楽しみに。