Samsung Galaxy Tab S5e

Samsung Electronics(サムスン電子。以下、Samsung)が2019年2月に海外で発表していたタブレット製品「Galaxy Tab S5e」のWi-Fiモデル(型番:SM-T720)を購入。

まず2週間使ってみたので、この記事ではGalaxy Tab S5eのデザイン、実物に触ってみてのファーストインプレッションや気付きをレビューします。

大きく鮮明に表示できる画面と軽さの両立は、雑誌から書籍まで“本を読むのによい”タブレット。ただし薄型軽量=持ちやすさではないこと、過去製品との互換性がないことには注意が必要です。

SPONSORED LINK

購入にあたり考えたこと

雑誌や動画を楽しむタブレットがほしい

Galaxy Tab S5eを購入した最大の理由は雑誌が手軽に読めるタブレットがほしかったから。

10.5インチでWQXGA解像度(2560×1600ドット)の「大型」かつ「高精細」な画面を備えつつ、10インチクラスのタブレットとしてはトップクラスの「薄さ」「軽さ」。満足できそうなディスプレイ仕様、手で持っていても疲れにくいであろう本体設計に強く惹かれました。

また最近Amazon Prime VideoやYoutubeで動画を楽しむ時間が増えており、こうした用途にも向きそうだったことも購入を決める後押しに。AKG(アーカーゲー)チューニングのクアッドステレオスピーカーには迫力あるサウンドも期待できます。

もちろんSoCがミドルレンジ製品向けのもの(Snapdragon 670モバイルプラットフォーム)、Sペンが使えない、など気になる要素があることも事実。ただその代わりの「薄さと軽さ」「価格の安さ」と考えれば、買って試してみる価値は十分にある製品と判断しました。

購入先は価格と“予約特典”で検討する

購入先はイギリス向け通販サイトAmazon.co.uk。RAM6GB/ROM128GB搭載の上位仕様品を早期からを取り扱っていたこと、さらに早期予約特典として512GBのmicroSDメモリカードがタダでもらえるプロモーションを実施していたことが英Amazonを選んだ理由です。

なお2019年5月30日(木)現在は米国向け通販サイトAmazon.comでも「RAM4GB/ROM64GB」および「RAM6GB/ROM128GB」の2モデルが発売中。本体カラーも3色から選べます。入手にかかる費用も安く、これから注文する場合には米Amazonの利用がおすすめです。

写真で見る製品デザイン

パッケージと同梱品

外箱は白地に大きくGalaxy Tab S5eが描かれたデザイン。

Samsung Galaxy Tab S5e

パッケージにはGalaxy Tab S5e本体のほか、USBケーブル(Type-A to C)、USBコネクタ(Type-C to 3.5mmオーディオ端子)、充電器、カードトレイ取り出しピン、説明書/保証書類が入っていました。

Samsung Galaxy Tab S5e

購入した製品がイギリス仕向けのものであったため、充電アダプタのプラグ形状はBFタイプ。日本のコンセント(Aタイプ)で使うためには別途、変換コネクタが必要です。

外観デザイン

Galaxy Tab S5eに用意されたカラーバリエーションは3色(Black/Silver/Gold)。

購入したのはBlack(ブラック)ですが、実物の色味は“真っ黒”というより“濃いめの灰色”といった印象です。

▼前面:ベゼル部は本体色を問わず黒色

Samsung Galaxy Tab S5e

▼背面:上下にアンテナライン、中央下部にはAKGのロゴも

Samsung Galaxy Tab S5e

▼上面:左右にスピーカーを搭載

Samsung Galaxy Tab S5e

▼右面:電源キー、音量キー、カードトレイがある

Samsung Galaxy Tab S5e

▼左面:中央にキーボードカバーなどの接続に使うPOGOピン端子

Samsung Galaxy Tab S5e

▼下面:真ん中にUSB Type-C端子。左右にはスピーカーが各1機ずつ

Samsung Galaxy Tab S5e

▼背面の中心にあるSamsungロゴ。印刷でなく、立体的にデザインされている

Samsung Galaxy Tab S5e

▼背面カメラは飛び出たつくり

Samsung Galaxy Tab S5e

▼電源キーには指紋認証用のセンサーが内蔵されている

Samsung Galaxy Tab S5e

▼実測した本体重量は397グラム。10.5インチサイズと考えればかなり軽い

Samsung Galaxy Tab S5e

▼フットプリント(縦×横)はA4用紙より3~4まわり小さい

Samsung Galaxy Tab S5e

見た目で気になったのが背面カメラの飛び出し。置いたときのバランス(ぐらつき)が心配になりましたが、実際に使ってみると、予想に反してストレスは感じません。

画面の四隅は“丸型”

端末の外観デザイン(形状)に合わせる形で、ディスプレイの四隅は角を落とした“丸型デザイン”になっています。

▼画面を点けた様子。スマホなどと比べればベゼルの太さは目立つ

Samsung Galaxy Tab S5e

▼ディスプレイの四隅はすべて丸く縁取られている

Samsung Galaxy Tab S5e

Samsung Galaxy Tab S5e

▼スクリーンショットは四隅とも“角付き”で保存される

Samsung Galaxy Tab S5e

使ってみた「第一印象」と「気付き」

雑誌も読める高精細なディスプレイ

ぼく自身が主な用途と考えていた雑誌の閲覧性能は期待どおり。一般的な“紙の雑誌”と比べれば画面サイズは小さいものの、高い解像度で小さな文字も潰さず表示可能。表示の拡大を必要とする場面もまれで、ペラペラとページをめくる感覚で、スムーズに雑誌を楽しめます。

▼楽天マガジンで表示した雑誌の1ページ

Samsung Galaxy Tab S5e

▼細かい字も潰れずしっかり表示できている

Samsung Galaxy Tab S5e

また10インチタブレットの長辺・短辺の長さは立てかけた際にも安定しやすく、布団に入ったあと、ベッドと壁に立てかけて使う機会が増加。

システムUIの表示色を“黒寄り”に変更できる「ナイトモード」、目への刺激を抑える「ブルーライトフィルター」といった機能も活用し、就寝前にも本を楽しんでいます。

直近では雑誌だけでなく、書籍(文章中心の本)を読む際にも利用するように。活字がもたらす眠気を待ちつつ、寝るギリギリまで本を楽しみ、気がついたら朝だった……なんて“狙った寝落ち”も自然とできるようになりました。

薄型軽量でも“持ちやすさ”は△

薄型かつ軽量な本体設計は片手持ちもバッチリ……と思いきや、ここには落とし穴も。側面~背面にかけて使われた金属素材は表面が思いのほか滑らかな。グリップ感は正直よいといえません。

▼素材の質感自体はよいが、持ってみると滑りやすい

Samsung Galaxy Tab S5e

ただしこの問題点は保護フィルムを背面側に貼れば解消可能です。ぼくもミヤビックスに作成をお願いした保護フィルムを前面・背面に貼って使用中。

フィルムを貼ると重量が10g前後増える点は惜しいですが、扱いやすさを優先するならフィルムの貼り付け(※背面だけでも)がおすすめです。

自然に使える2種類の生体認証

端末のロック解除などに使える生体認証機能は、前面カメラによる「顔認証」と指紋センサーによる「指紋認証」の2種類をサポート。2種類を同時に有効化することも可能です。

そして個人的に「あってよかった」「便利」と感じているのが指紋認証。

たとえば机などに置いたまま操作する場合。顔認証だけだとわざわざ身を乗り出して画面を覗き込む、あるいは端末を持ち上げて顔前に構えるといった“手間”が発生。でも指紋認証を使うことができるなら、こうした場面も手を伸ばす(動かす)だけでOKです。

▼右手の人差指や親指で自然に触れる位置にある指紋センサー

Samsung Galaxy Tab S5e

ちなみに画面点灯(画面ON)には電源キーのほか、ディスプレイへのタブルタップも操作として利用可能。もし顔認証をメインに使うのであれば、ロック解除はダブルタップ→顔認証(または電源キー→顔認証)の流れでおこなうことになります。

ポゴ端子は旧製品と互換性なし

最後にひとつ、残念だったのはPOGO端子が旧製品用とは互換性のないデザインに変更されているということ。

下の写真はGalaxy Tab S5eにGalaxy Tab S4用として発売されたCharging Dockをあわせた様子。POGO端子の接点位置がズレている(=互換性がない)ことがわかります。

▼同じPOGO端子かと思いきや、新旧製品では互換性がない

Samsung Galaxy Tab S5e

「Charging Dock」や「Keyboard Cover」など、POGO端子で使う純正アクセサリーはGalaxy Tab S5e用として新たに買い直す必要あり。過去製品のものを使い回すことができない点には注意が必要です。