2017年9月よりLCC(Low Cost Carrier。低コスト航空会社)として事業をおこなうPeach Aviation(ピーチ・アビエーション。以下、Peach)が仙台国際空港(以下、仙台空港)と札幌(新千歳)空港を結ぶ新規路線を就航。
従来よりも「短時間」「低価格」で移動できるようになり、個人的に札幌も“定期的に訪れる土地”のひとつになりつつあります。
そんなPeachを使った札幌への旅ですが、空港から先の移動手段になる公共交通機関のチケットはその一部がPeach飛行機内で購入できます。
2018年5月の札幌訪問時に体験した「新千歳空港連絡バス乗車券」のPeach飛行機内での購入のながれを紹介します。
空港から札幌都心への移動には「電車(JR)」も使えますが、バス利用には「席に座れる確率が高い」「一部のホテルには直行できる」などメリットあり。移動計画を立てる際などの参考にどうぞ。
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Peach機内できっぷを購入
Peachの飛行機内ではオリジナルグッズなどのほかに「到着空港からの移動に使える公共交通機関の乗車券」も一部販売されています。
機内でチケットを購入するメリットは「割引価格になる」「その場できっぷを発券してもらえる」(※いずれも一部のみ)など。安く買えたり、飛行機を降りた後の移動をスムーズにおこなうことができたり、といった感じです。
▼取扱いのあるきっぷは「PEACH TICKETS」と書かれた機内誌で確認できる
今回購入した「新千歳空港連絡バス乗車券」は割引こそありませんが、機内で発行されたレシートがそのまま乗車券としてとして利用可能。機内であらかじめ買っておけば、空港到着後はバスのりばに直行できます。
▼購入した「新千歳空港連絡バス乗車券」の詳細内容(※2018年5月時点)
チケット代金の支払い方法は「現金」「クレジットカード」のいずれか。クレジットカードは合計金額が1,000円以上となった場合にのみ、上限30,000円の範囲で利用できます。
▼日本円は「紙幣」「硬貨」とも利用可。対応するカード会社は3社
チケットの購入可能時間は機内販売の実施時間と同じです。買うつもりが寝過ごした……などとならぬよう、気をつけましょう。
チケットを買うには、機内販売でまわってくるキャビンアテンダントの方に「新千歳空港連絡バス乗車券の大人券が1枚ほしい」といった感じで伝えればOKです。
新千歳空港ターミナルバス(新千歳空港→札幌駅周辺)の運賃は片道1,030円。支払額が1,000円以上であったため、今回はクレジットカードで決済することに。
支払い処理が無事済むと、その場で“高速バスの乗車券代わり”に使えるレシートを発券してもらえます。
▼カード決済の場合はサインが必要
▼“きっぷ代わり”になるレシート
レシートの裏面にスタンプが押されていないものは「乗車券として無効」となっています。受け取ったレシートの裏にスタンプが押されているかは忘れずに確認しておきましょう。
▼裏面に「peach」のスタンプが押されている
バス乗り場は到着フロアから徒歩数分
新千歳空港のPeach到着フロアは1階。ここから数分歩けば空港連絡バスのバスのりばに辿り着けます。
▼新千歳空港の到着フロア
▼乗車券販売所があるが、今回は機内でチケット購入済みのため立ち寄らず
最寄りの出口から屋外へ。Peach利用時の到着口から最寄りとなっている札幌都心行きのバスのりばは「22番のりば」です。
▼頭上に出ている「22」の看板を目印に
▼「札幌都心行」の列に並ぶ
▼バスは1時間に4本、15分間隔で運行
▼札幌都心までにも停留所あり。一部ホテルには直接乗り付けることも可能
チケットは降車時に運賃箱へ入れる
Peachの飛行機内で購入したバス乗車券はバス降車時にバス車内の運賃箱に投入します。
▼車内に設置された運賃箱
▼降りるときに飛行機内で購入したチケットをそのまま運賃箱へ
なお新千歳空港連絡バス(札幌都心行き)の詳しい利用方法は“乗車レポート”として別記事にまとめています。