コワーキングスペース mag(まぐ)

自宅以外に作業できる場所を見つけようと、最近では時間をつくって仙台市内のカフェやコワーキングスペースをひとつずつ開拓しています。それぞれの特徴を理解して、より賢く利用・使い分けができるようになればベストですよね。

そういった中で出会った場所として、この記事では仙台市内のコワーキングスペース「mag(まぐ)」を紹介。仙台近郊ではめずらしい土日も営業するコワーキングスペースで、安定して作業に没頭できる良スポットです。

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アクセス方法

コワーキングスペース「mag(まぐ)」があるのは仙台市泉区。仙台市街地からはやや離れた立地です。Google Mapで検索する場合は【コワーキングスペース mag】と入力すれば、より正確に見つられます。

公共交通機関を使ってアクセスする際は、徒歩15分ほどの距離にある、仙台市交通局運営の地下鉄南北線・旭ヶ丘駅が最寄り駅となります。ちなみに仙台駅-旭ヶ丘駅間の移動は、地下鉄で20分前後。

mag周辺には特段「観光スポット」と呼べる場所はないため、magの訪問が主目的、あるいはmag近隣に用事がある、といったケースでの利用が多くなりそう。

なお最寄り駅として紹介した地下鉄南北線・旭ヶ丘駅からのアクセス方法は非常にシンプル。以下参考までに、地下鉄南北線・旭ヶ丘駅からのアクセス方法を写真で紹介します。

▼改札を出たら正面向かって左側【バスターミナル方面 出入口】からバスプールへ

コワーキングスペース mag(まぐ)

▼バスプールに出たら屋外へ。バスプールに唯一面する北側の坂道をすすむ

コワーキングスペース mag(まぐ)

▼途中から坂が下りに変わっても、ひたすら道なりに歩き続ける

コワーキングスペース mag(まぐ)

▼15分ほど歩くと進行方向左手にセブンイレブンや杜の都信用金庫が出現

コワーキングスペース mag(まぐ)

▼右手頭上には10年以上変わらない目印「NODA-YA」と書かれた看板も

コワーキングスペース mag(まぐ)

▼次の信号を渡ると進行方向右手に現れる建物。この2階がmagだ

コワーキングスペース mag(まぐ)

▼目印はポップなキャラクター「東北ずん子」のイラスト

コワーキングスペース mag(まぐ)

▼入室は建物の中央にある階段から

コワーキングスペース mag(まぐ)

▼階段をのぼると右手にmagの入口が出現

コワーキングスペース mag(まぐ)

最寄り駅(旭ヶ丘駅)からただひたすら道なりに進むだけという、迷わずたどり着きやすいことは、はじめて訪問してみる方にはとくにうれしいポイントでしょう。

なおアクセス手段としてはこの他、車も利用可能。magの建物前に用意された駐車場(1台)が空いていれば、こちらが使えます。

ただしこちらは(過去数回利用したかぎり)休日は埋まっていることが多い印象。埋まっている場合でも周辺のコインパーキングを使うという手はあるものの、割引チケットがもらえるといったことがない点は注意が必要ですよ。

営業内容

magの料金体系は利用時間をベースに設定。店内の掲示で確認できるプランの種類は4種類。最短は1時間から、最長で1日(7時間)までとなっています。

コワーキングスペース mag(まぐ)

月額プラン、あるいは会員プランといったものは無いため、基本は利用時に毎回お金を支払うながれです。

営業時間は火曜日~日曜日の12時00分~19時00分(7時間)。定休は月曜日で、このほかイベントや貸し切りの予定が入っている場合にも一般利用ができないことが。

“事前にわかる予定”は公式サイト内のカレンダーに記載されているので、前もって訪問日がわかっているならまずはカレンダーをチェックするのがオススメ。

またmagではカレンダーとは別に、毎営業日のオープン直後(12時00分ごろ)に公式サイトのトップページへ当日の営業内容を更新しています。

コワーキングスペース mag(まぐ)

突発的な営業時間変更、あるいは休業も確認できるので、訪問当日はこちらもチェックしておくとなおヨシですよ。

利用のながれ

入室後の利用手順は以下のとおり。

★mag利用のながれ

  1. 受付にて利用票を記入(氏名、入店時間)
  2. 空いている好きな席で作業を開始
  3. 帰る前に受付で利用料金を支払う

利用料金は後払い方式。利用時間の管理はセルフ方式なので、スマホのタイマーを活用するなりして自己管理しましょう。

中途半端に時間オーバーして支払う料金が高くなってしまった……なんてことを防ぐためにも、利用票に記入した入店時刻をしっかり覚えておく、帰る際の身支度も含めて時間に余裕を持つ、の2点を意識することを忘れずに。

▼利用票に書いた入店時間はきっちり覚えておくように!

コワーキングスペース mag(まぐ)

内観・設備を写真で紹介

内観も撮影させてもらったので、写真で紹介。

▼席数は16席ほど。場所により座席タイプが異なる

コワーキングスペース mag(まぐ)

▼席周辺は空間に余裕があり、窮屈さは感じない

コワーキングスペース mag(まぐ)

▼窓際の席は座り心地がとくによいオフィスチェア

コワーキングスペース mag(まぐ)

▼各席にはコンセント配備のほか、窓際席にはUSBタイプの電源も

コワーキングスペース mag(まぐ)

▼ひとりで何かに没頭したいならこんな席も

コワーキングスペース mag(まぐ)

▼スペース内は禁煙だが、電子タバコ「iQOS」は利用できる

コワーキングスペース mag(まぐ)

▼自由に使えるデスクトップPCも1台あり。ペンタブレットも借りられる

コワーキングスペース mag(まぐ)

▼利用料金にはドリンク代が含まれる。コーヒーおよびカゴ内のお菓子はタダ

コワーキングスペース mag(まぐ)

▼お手洗いは1室。洗浄機能(ウォシュレット)はないが、かなりキレイに清掃されている

コワーキングスペース mag(まぐ)

場所により座席タイプは異なりますが、コワーキングに必須ともいえる電源およびWi-Fiは完備。また建物を外から見た時と比べ、室内には空間的な余裕を感じます。

私自身これまでに平日・休日を含め数回利用していますが、賑わっているときこそあれど「満席!」というギュウギュウとした場面には遭遇したことがありません。

数回利用して個人的に抱いている印象としては「安定して席が空いており、作業に没頭しやすい」といったところ。やらないといけないことが詰まっているときに、「よしやるぞ」と意気込んで訪問することが多いですね。

余談:「東北ずん子」とは

ここまで紹介する中で、あちらこちらに顔を出していたキャラクター「東北ずん子」。magのスペース内にも、一面にコーナーが設置されるなど存在感を示しています。

▼南側の壁を占拠する「東北ずん子」グッズ

コワーキングスペース mag(まぐ)

コワーキングスペース mag(まぐ)

この「東北ずん子」は東北地方の復興支援を目的としたご当地キャラクター。なんでも東北6県の企業であれば、無償で商品パッケージやWeb素材として使うことができるキャラクターなのだとか。

ちなみにmagのスペース内に陳列されているグッズはmagオリジナル製品というわけではなく、他企業が制作しているもの。試しにAmazon.co.jpで「東北ずん子」で検索してみても、結構な数のグッズが出てきますね。

通販でも購入できる「東北ずん子」グッズですが、実物を見てみたい!なんて場合は、グッズ目当てでmagを訪れてみるのもアリかもしれません。

関連ページ(外部)
東北ずん子 公式HP

使って感じた「mag」の魅力

magを数回利用する中で個人的に感じている最大の魅力といえば、やはり土日も営業しており、かつ安定して“作業に没頭できる場所”として利用できることです。

まず「土日営業が魅力?」と思うかもしれませんが、そもそも2017年6月現在において、仙台市内および近郊で土日も営業しているコワーキングスペース自体はほとんどありません。これだけで既に貴重な存在であるわけです。

コワーキングスペースでなく、市街地エリアに多数ひしめくカフェを使うという選択肢もあるものの、市街地エリアのカフェは、土日はとくにどこもが混んでいます。電源席を確保しようとすれば数店舗をウロウロということも珍しくありません。

その点でmagは、賑わっていることがあっても、満席という状況には遭遇したことがありません。また賑わっているときも、スペース内はわりと静か。作業に没頭するための環境として、魅力はかなり強いです。

仮に1日フルに利用したとして料金は1,000円(税込)。これでコーヒーは飲み放題ですし、もしそれ以外のものが欲しくなれば徒歩1分の距離にコンビニもあります。手ごろな費用で立てこもって作業に臨むにはよい場所だと思いますよ。

さいごに

仙台市泉区のコワーキングスペース「mag(まぐ)」。仙台市街地にある他のコワーキングスペースと比べればアクセスのしづらさはあるものの、平日・土日を問わず、安定して作業に没頭できる環境には大いに魅力を感じることができます。

個人的には「土日に自宅以外で集中できる環境を探している」といった方にこそ、ぜひ訪れてみてほしいコワーキングスペースです。