2015年末に初めて購入したデジタル一眼レフカメラ「Nikon D5500」。もともとライターとしての仕事で使うことを想定して導入した機材ですが、今ではブログを書くときにも大活躍の欠かせない存在となっています。
そんなD5500ですが、屋内外問わず使用するためかカメラの内部にホコリなどゴミが入り込んだり、撮像素子(イメージセンサー)に汚れが付着することも。
そのためおおよそ3ヶ月に1回、仙台にあるニコンサービスセンサー「ニコンプラザ仙台」でメンテナンスをお願いしています。
本日もちょうどメンテナンスをお願いしてキレイにしていただいたので、この記事ではニコンサービスセンターでカメラのメンテナンスをお願いする流れをまとめておきます。
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持参するのはカメラ本体だけでOK
センサークリーニングなど、カメラ本体のメンテナンスをお願いする場合は、持っていく機材もカメラ本体のみでOKです。
カメラ本体を持ち歩くためだけに専用バッグを持ち出すのは手間なので、私はいつもネオプレーン素材のラップクロスと呼ばれる風呂敷に包んでバックパックに入れ、持っていくことが多いですね。
カメラに入っているSDメモリカードはメンテナンスの受付時に返却されるので、カードだけ返されると無くしてしまうかも……という心配症な方は、あらかじめカードを外しておくのがオススメ。
またメンテナンス時にはカメラの電源を入れて操作もすると思うので、余裕があればカメラのバッテリーは充電した状態で持っていくと良いように思います。
ちなみに新品での購入から1年間はメーカー保証が有効で、センサークリーニングもこの保証に含まれます。つまり無料です。
もし購入から1年以内のタイミングであれば、あわせて忘れずに購入日・購入店舗の記載された保証書も持参しましょう。
ニコンプラザ仙台へのアクセス方法
「ニコンプラザ」と呼ばれるニコンのサロン、ショールーム、サービスセンターを兼ねそなえた施設は2017年2月27日(月)現在、全国に4箇所(銀座、新宿、大阪、名古屋)設けられています。
あれ?仙台は?と思ってしまいますが、ニコンプラザ仙台は東北地区の災害復興支援活動の拠点として遅れて開設された施設で、取扱いはやや異なる模様。
ニコンプラザ仙台は仙台駅そばのランドマーク的複合ビル「AER(アエル)」内、29階にあります。
営業時間は日曜・祝日をのぞく日の9:30〜18:00。参考までに、仙台駅からの道順は以下のとおりです。
▼ 仙台駅西口(2階)を出たら右方向、PARCOのビルに沿って進む
▼ PARCOの奥にある地上31階建ての大きなビルがAER
▼ ビル屋内に入ったら直進し、奥の入口から中へ
▼ 手前と奥に2つあるエレベーターホールの奥側から29階へ
▼ 29階のエレベーターホールつきあたりがニコンプラザ仙台
仙台駅からAERまでは徒歩2~3分とかなり近い距離。なおAER到着後は乗るエレベーター(奥側のエレベーターホールから)と降りる階だけ間違えなければ、まず迷うことなく目的地までたどり着けることでしょう。
メンテナンスの依頼手順
ニコンプラザ仙台に入ったら、受付で「カメラのセンサークリーニングをお願いしたい」と伝えます。ちなみに保証書がない(あるいは購入から1年以上経過している)場合、センサークリーニング単体での作業料金は1,080円(税込)となっています。
センサークリーニング単体だけはなく、点検や外観清掃などもセットになった「おすすめ点検パック」なるものも用意されています。
これまでは毎回センサークリーニングのみをお願いしていたのですが、今回は訳あって(詳しくは後ほど)もっともメンテナンス項目の多い「おすすめ点検パック(Aコース)」でお願いすることに。
受付時は申込み用紙に名前や住所、連絡先を記入します。なお今回利用したAコースの料金は3,240円(税込)。料金は後払いで、カメラ引取の際に支払います。
センサークリーニング単体だと早くて1時間ほどで作業が終わりますが、今回は点検パックを選んだこと、また私より前にもメンテナンス対応が複数入っていたため、受付から作業完了まで5時間ほどかかりました。
点検パックの場合は、カメラ引き取りの際に点検項目と状況の説明も細かく聞くことができます。
今回はファインダー内に映るゴミが気になることをあらかじめ伝えていましたが、その解決(ゴミの除去)に加えて、後ピン傾向になっていたピントの調整も作業内容に含まれていました。
もし使っていて気になる点があれば、申込みの際にあわせて症状などを伝えておくのがオススメですよ。
余談:ニコンプラザ仙台は2017年3月末で業務終了
メンテナンス依頼の際にスタッフの方とお話する中で初めて知ったのですが、ニコンプラザ仙台は2017年3月31日(金)をもって業務を終了します。
今回センサークリーニング単体ではなく、もっとも点検項目の多い「おすすめ点検パック(Aコース)」を選んだ理由もずばりコレ。
今後は自宅から宅配便を使ってニコンの工場にカメラを送りメンテナンスしてもらう「ニコンピックアップサービス」を利用する。あるいは他のニコンプラザに持ち込んでメンテナンスを受けるといった流れになりそうです。
さいごに
ニコンプラザ仙台はスタッフの方がどなたもとても親切丁寧で、はじめて訪れたときから安心してメンテナンスをお願いできる素敵な施設でした。それだけにいきなり飛び込んできたニュースは正直かなりショック……。とはいえ仕方がないですね。
ちなみにひとつ気になっていた「センサークリーニングはどのくらいの頻度で行なうのが一般的なのか?」ということを改めて質問してみたところ「(使用頻度にはよるが)月1回ペース~年1回ペースまで様々なお客さまがいる」とのことでした。これらを参考にしつつ、汚れ具合を見て判断ということになりそうですね。
ひとつアドバイスとして、カメラ内部に入り込むゴミや汚れを減らすことも大切、という話を聞きました。
そのためには、使用する環境をキレイにするのはもちろんのこと、カメラの外装に付着した汚れも定期的に掃除する。確かにカメラ本体に付着するゴミが減る=カメラ周辺のゴミが減るということであり、納得です。
実は最近写真に映る汚れ、ファインダーから見えるホコリが気になっている。あるいは購入からそろそろ1年が経過する。そういった方は時間を見つけて、一度メンテナンスをお願いしてみるとよいかもしれませんね。
とくに仙台エリアはこの3月一杯でニコンプラザ仙台が業務を終了。これに合わせて駆け込みでのメンテナンス依頼殺到も十分予想できますね。気になる方はぜひ、早めの訪問をオススメします。