ipmartを利用してみての感想

先日まだ一部の限られた地域でしか発売されていないガジェットを購入するため、マレーシアのガジェットショップ ipmart.com を初めて利用してみました。インターネットで検索してみた限りでは日本から利用している方はまだ多くなさそうと感じたので、利用してみて感じた点などを簡単に整理しておきます。

SPONSORED LINK


ipmart.comとは?

ipmart.comはマレーシアに拠点を置くipmartのグループ会社で2001年に設立されたガジェットショップです。

ipmart.com.my – Malaysia Online Shop for Mobile Phones, Tablets, Laptop, PC, Accessories & more

取扱っている商品類はスマートフォンやタブレット端末、それらのアクセサリー類の他、パソコンやその周辺機器、カメラ、ゲーム、家電製品と非常に幅広いことがひとつ特徴となっています。

スマートフォンなどに限定してみてみると、他のガジェットショップと比較した際に「全体的に価格が安い・高い」といった特徴はないものの、たまにお値打ち価格で販売されている商品も見受けられます。また日本への直接配送にも対応しているため、日本から海外製の端末を購入する際の選択肢の1つとして検討するのは良いと思います。

注文〜発送〜受け取りまでに要した時間

ipmart.comでは注文から商品の発送まで遅くとも6営業日以内に対応、としています。今回私が購入したのはスマートフォン1台だったのですが、注文した本体カラーが在庫切れということで、その変更手続きなどにやや時間を要しました。

とはいえ、それでも注文したのが4月29日、いろいろとやりとりをして商品が発送されたのが5月8日。6営業日以内の対応を謳っていることを考えればそれなりに早い対応をしてもらえたと思います。

商品発送後にはipmart.comからの発送通知の他、配送業者(今回は発送〜受取までの期間がそこそこ短く、かつ配送料も安かったDHLを利用)からも追跡番号などの案内がいずれもEメールで届きました。

こちらは発送〜受取までの荷物の配送状況履歴。5月8日に発送され、5月12日に受け取りましたので、輸送機関は5日間ということになります。

ipmartを利用してみての感想

(東京だけかもしれませんが)DHLの荷物は佐川急便が横持ちで配達してくれました。DHLの場合は商品配達時に輸入消費税を現金で宅配ドライバーに支払う必要がありました。

荷物の梱包状態

こちらが受け取った荷物。DHLでの配送ということで、DHLの黄色い袋に入っていました。

ipmartを利用してみての感想

袋の中は段ボールでパッキングされています。ダンボールもテープも、ipmart.comのオリジナルのものです。

ipmartを利用してみての感想

予め用意されたダンボール箱ではなく、ダンボールを内容物の大きさに合わせて組み立てているようで、箱の形には若干歪みも。またダンボール自体の品質は結構柔らかめ。やや凹みもあり。

ipmartを利用してみての感想

ダンボールを開封したところ。外側からみた凹みが全く心配にならないくらい、しっかりとした梱包がされていました。

ipmartを利用してみての感想

エアパッキンも何十にも巻いてあり、非常に安心出来ます。

ipmartを利用してみての感想

商品の外箱には凹みなども全くなし。

ipmartを利用してみての感想

シュリンクもしっかりとされており、未使用の新品であることが感じられます。

ipmartを利用してみての感想

なお商品開封時に気がついたのですが、シュリンクは元々商品にされていた上に、さらにもう1層施されていました。メーカー側で2層もシュリンクを施すとは考えづらいので、外側のシュリンクはipmart.comのほうで行なったものと思います。このあたりにも非常に丁寧さを感じました。

ipmartを利用してみての感想

メーカーのService Cardも付属しているあたりも「正規品である(偽物でない)」という安心感があります。

ipmartを利用してみての感想

利用してみて良いと思った点

ここまでに触れた商品の梱包具合などからも、その丁寧さを感じ取ることが出来ましたが、個人的に良い(信頼して利用できる)と思ったポイントのひとつが「商品発送時の通知に商品の外観写真を添付して送ってくれる」ということ。以下は実際に今回注文した商品が発送された際、その通知メールに添付されていた写真です。なお写真にかかっているモザイクは私の方で施したもので、元々添付されている写真ではパッケージに記載されたIMEIや荷物に手書きされた注文番号も確認することが可能です。

ipmartを利用してみての感想

ipmartを利用してみての感想

パッケージの外観やパッキングした際の重量なども細かく写真に撮影して送ってくれます。配送中のダメージは別として、配送前の状態をここまで丁寧にお知らせしてくれる海外のガジェットショップは少なくとも過去に利用したことがあるところの中には無く、こういった細かな気配りに「次回以降も安心して利用できそう」という気持ちを抱きました。

利用の障害になり得ると思った点

ipmart.comでは、商品を注文する際にアカウントの作成が必要で、そこには身分証明となるものの情報を登録するする必要があります。しかし項目を確認する限り、日本から注文する人が登録できる情報はパスポート番号のみとなっていました。つまり手元にパスポートがないと注文が出来ない、ということになります。

また日本語でのやりとりには対応していないため、問い合わせに関しては英語(あるいはマレーシア語)での対応が必要です。

なお支払い方法はクレジットカード払い、あるいはPaypal払いといったものが利用できます。ですので「身分証明としてパスポートが必要」「問い合わせなどのやりとりは外国語」という2点だけどうにか出来れば、あとは他の海外のガジェットショップと同じように利用することが出来ると思います。

最後に

以上、ipmart.comを初めて利用してみて感じた点などをざっくりと整理してみました。

個人的には、問い合わせや商品梱包といった対応も非常に丁寧で、とても安心して利用することの出来るショップだと感じました。特に今回は注文した本体カラーが欠品だったことから、相手方の担当者とEメールやチャットで何度かやりとりを行ないましたが、いずれにおいても対応が丁寧でした。

常時安い、といったような感じではありませんが、掘り出し物を探している場合などは覗いてみると結構面白いものを取り扱っていることも多いです。海外からガジェットの輸入をしている方などは、購入先の候補に加えてみると良いかもしれません。