HTC One M9+がiPmartで発売開始

HTC社が今年4月に発表した当社最新フラッグシップモデル「HTC One M9」の上位機種にあたる「HTC One M9+」がマレーシアのガジェットショップiPmartにて取り扱い開始となっています。

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2015年4月30日時点における端末価格は$655.00(約77,700円)となっており、カラーはGunmetal Grayの1色のみです。実際に購入する際にはその他に日本への配送料、支払い方法毎に設定された事務手数料、輸入時に課せられる輸入消費税が必要となります。なお日本から購入する場合に支払い方法として現実的であるものはクレジットカード払いとPaypal払いの2つになるかと思いますので、それぞれで支払った場合の費用を個別に計算してみました。

まずはクレジットカード払いを選択した場合。iPmartへ支払う金額は以下のとおり。

HTC One M9+がiPmartで発売開始

この$723.50がそのまま(米ドルのままで)クレジットカード会社へと請求されるため、クレジットカード会社へ支払う各種手数料を加味した日本円での換算額は約87,800円。これに輸入消費税を加味すると、購入時に必要となる総費用の概算見積もり額は約93,900円ほどとなります。

次にPaypal払いを選択した場合。iPmartへ支払う金額は以下のとおり。

HTC One M9+がiPmartで発売開始

トータル金額は$716.65となっており、この時点ではクレジットカード払いと比べると費用が安くなっています。なお上記は米ドルで表記されていますが、Paypal払いの場合はこれがRM(マレーシアリンギット)へ置き換えられて計算されます。さらにPaypalにて支払う際にはRMで請求された金額をPaypal独自の換算レートにて日本円へと換算されて請求されるため、それらを反映した金額は約89,800円。これに輸入消費税を加味すると、購入時に必要となる総費用の概算見積もり額は約95,900円ほどとなります。

「HTC One M9+」は販売地域を限定して取り扱うとの情報が聞かれており、北米や欧州での取り扱い予定は未定と言われています。5月中旬に台湾の大手キャリア複数にて発売されるという話も聞かれており、その際の端末価格はNT$23,900(約92,500円)。iPmartでの取り扱い価格がかなり安いということが非常に気になります。

なおスペックに関しては、OSがAndroid 5.0.2 Lollipop。ディスプレイが5.2インチWQHD(2,560×1,440)、プロセッサがMediatek MT6795T 2.2GHz Octa-Core、RAM3GB、ROM32GBとなっています。その他アウトカメラは約2,070万画素と約210万画素のデュアルカメラを搭載し、ディスプレイ下部には指紋認証センサーも配置されています。

iPmartでは「HTC One M9」の端末価格が$700.40(約83,000円)となっており、上位機種となる「HTC One M9+」のほうが安価に設定されている点が若干理解できませんが、商品ページのスペック内容を見ている限りでは「HTC One M9+」のそれと一致しているため、”おそらく”間違いないものと思われます。

なお日本からiPmartで商品を購入する際には身分証明情報としてパスポート番号の入力が必要となります。日本への直接配送に対応している点はありがたいものの、パスポートを持っていない場合は購入が出来ないという点は少し残念なところです。

Source:iPmart