この週末に関西に遊びに行ったのですが、その際の移動手段として利用したのが豊橋と京都を結ぶ高速バス「ほの国号」。
ほの国号は過去に豊橋と東京間の移動で何度か利用したことがありますが、豊橋と京都間の移動で利用するのはこれが初めてでしたので、メモがてら記録しておきます。
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運賃と所要時間について
ほの国号(豊橋京都線)の運賃は乗車場所や乗車券の購入の仕方によって金額が変わります。運賃表は次のとおり。
運賃 | 植田車庫前・豊橋駅前 | 豊川駅東口・東名豊川 | 東名音羽・東名本宿 |
---|---|---|---|
片道 | 3,500円 | 3,300円 | 3,100円 |
往復 | 6,000円 | 5,700円 | 5,300円 |
回数券 (4枚綴り) |
12,000円 | 11,400円 | 10,600円 |
ちなみに他の移動手段と運賃、移動に伴う所要時間を比較してみるとこんな感じです。
移動手段 | 運賃 | 所要時間(最短) |
---|---|---|
ほの国号 | 3,500円 | 3時間半 |
新幹線 | 7,000円 | 1時間強 |
電車 | 3,700円 | 3時間強 |
運賃はほの国号が最安値ですが、所要時間はもっともかかるという結果に。なお上で書いている新幹線は自由席かつ名古屋駅で乗り換えをした場合の所要時間です。乗り換えなしで移動する場合は1時間半ほどかかります(それでも早いですが)。まさに時間を取るか、お金をというかといったところです。
ちなみに2014年12月1日〜2015年2月28日までの3ヶ月間は豊鉄バスの90周年記念キャンペーンが実施されており、片道の運賃が2,500円と大変おトクになっています。
今回はキャンペーンの適用によって最安値となっていたのでほの国号を利用しましたが、キャンペーン終了後については、高速バスだと風景も高速道路からの景色になってしまいます。それを考えると、家族旅行の場合などは車窓からの風景の変化を楽しめる電車のほうが良いかもしれませんね。
車両について
ほの国号として運行しているバスの車両は一般的な観光バス(横4席×11列)です。外観についてはその時々かと思いますが、今回乗車した車両は豊橋といえば、の代名詞である手筒煙火の写真がデザインされていました。
繰り返しになりますが、車両自体は一般的な観光バスです。
足元にフットレストは付いています。
席数は42席で、最後尾にはトイレも付いています。京都までの所要時間は3時間半、かつ途中でパーキングエリアでの休憩も挟みますが、車内にトイレが付いているという点は安心感が高いですね。
時刻表と実走時間ついて
こちらが各バス停事の時刻表です。今回に関しては、ほぼこの時刻表通りにバスは走りました。
7時に豊橋駅を出発し、1回目の休憩は刈谷パーキングエリアにて。8時10分に到着し、ここでの休憩時間は10分間でした。
刈谷パーキングエリアと言えば観覧車(とエビせん)ですね。
休憩時の出発時刻は運転手さんがアナウンスをする他、運転席横にもこのように表示がされるため、非常にわかりやすいです。
2回目の休憩は甲南パーキングエリアにて。9時25分に到着し、ここでの休憩時間は20分でした。
この後、京都駅八条口に到着したのが10時35分と時間通り。乗車した日は平日でしたが、これまで経験上、事故渋滞などの予期せぬ出来事がない限りは基本時間通りに運行します。その辺りは利用する側としても非常に安心できます。
最後に
以上、ほの国号(豊橋京都線)の利用に関するメモでした。
夜行バスだと睡眠時間中に移動出来るというメリットがありますが、ほの国号(豊橋京都線)は走行時間帯も日中なため、運賃が通常額(3,500円)の時は電車と比較すると正直なところあまりメリットはないかも、という感じでしょうか。電車よりもバスでの移動のほうが好き(あるいはそのほうが都合が良い)というケースであれば、ほの国号を利用するのもアリかと思います。
90週年のキャンペーンは2015年2月28日まで実施していますので、それまでに京都へ行く用事がある場合は(安いという)メリットがある選択肢のひとつとしておすすめできるかと思います。
3回目に行きたい秘密の京都―京都生まれ京都育ちの京都人が教える
田中 英哉 JDC出版 2014-11
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