旅行や出張で海外へ渡航した後、現地で使い切れず手元に残った外貨の使いみちに困った経験、ありませんか?ある程度まとまった金額なら日本円への再両替もできますが、必ずしもそういう状況とは限りませんよね。
そんな余った外貨を日本で使える電子マネーやギフト券に交換できるサービスが「ポケットチェンジ」です。ぼくが住む宮城県内にも4箇所設置されるなど、少しずつ見かける機会が増えてきました。
そこでこの記事では外貨を電子マネーに交換できるポケットチェンジ(Pocket Change)の利用方法、宮城県内の設置場所(写真付き)、交換レートがお得になるクーポン情報を紹介します。
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記事の目次
「ポケットチェンジ」について
ポケットチェンジとは
ポケットチェンジ(Pocket Change)は株式会社ポケットチェンジが運営・管理をおこなう、外貨紙幣の回収と換金を実現するサービスです。
空港や駅などに設置された無人端末に外国の硬貨・紙幣を投入すると、その場ですぐ、日本国内で使える電子マネーやギフトコードに交換できます。
交換先サービス(電子マネー/ギフトカード)が複数から選べること、個人情報の入力が不要なことがサービスの特長であり、利用に際して嬉しいポイントです。
ちなみに2019年7月8日(月)現在、ポケットチェンジに利用できる通貨は10種類。お札とコインに対応しているもの、お札のみ対応しているものがあります。
- 米ドル(お札・コイン)
- ユーロ(お札・コイン)
- 中国元(お札・コイン)
- 韓国ウォン(お札・コイン)
- 日本円(お札・コイン)
- 香港ドル(お札)
- タイバーツ(お札)
- 台湾ドル(お札)
- シンガポールドル(お札)
- ベトナムドン(お札)
ポケットチェンジを使ってみた感想
先にポケットチェンジを実際に使ってみた感想にも触れておきます。気づいたことは2つ。
- 両替不可な小銭(硬貨)も有効利用できる点は◯(まる)
- 交換レートは銀行での外貨両替などより悪い
銀行で再両替(外貨→日本円)できるくらい、まとまった金額の外貨が手元にある場合、レートの良し悪しを気にするのであれば銀行への持ち込みをオススメします。
一方で「両替不可の少額だけ手元にある」「銀行での待ち時間がイヤ」といった場合には、利用を検討してみる価値アリ!といったところです。
ポケットチェンジの操作方法
先日台湾へ渡航した際、帰国後にポケットチェンジを利用してみました。ここからはポケットチェンジの利用手順(操作方法)を写真付きで紹介していきます。
外貨を電子マネーなどに交換する
外貨を提携サービス(電子マネー/ギフトコード)に交換する場合はメイン画面の「スタート」をタッチ。
希望する交換先(電子マネー/ギフトコード)の種類を選びます。ちなみに「やっぱり別の交換先に変更したい」となった場合も後ほど変更が可能です。
今回は外貨(ニュー台湾ドル)を電子マネー(Suica)へ交換。現金で電子マネーにチャージすることになるため、表示される注意事項を確認したら「現金でチャージ」をタッチします。
外貨の投入画面になりました。
ここで手元に持っている外貨を……
端末中段にあるコインと紙幣の投入口へ入れていきます。コインはまとめて入れてもOK。一方でお札は1枚ずつ投入する必要があります。
今回試したニュー台湾ドルはお札のみ対応している通貨。非対応であるコインは投入しても「不明なコイン」と認識され、寄付扱いとして処理されます。コインと紙幣の投入を終えたら「次へ」をタッチします。
「投入した通貨と金額」「交換先サービス」「交換レート」「受取金額」の確認画面に。画面右上の「現在のレート」をタッチすると、選択している交換先の現在の交換レートが確認できます。
また右側に表示された交換先(電子マネー/ギフトコード)をタッチすると、交換先の変更も可能です。
交換先と受取金額を確認し、承諾したら「確定」をタッチ。
交換先サービスが電子マネーの場合は、ここでチャージ画面に移行します。
あとは端末左下のFeliCa(フェリカ)マークに電子マネーの物理カードなどをかざせば、交換(チャージ)完了です。
ぼくはApple PayでSuica(スイカ)を登録しているApple Watch(Series 4)でタッチしてみましたが、これでも問題なくチャージできました。おサイフケータイを登録したスマートフォンでも問題なく使えることでしょう。
チャージが終わると取引明細書(レシート)が出てきます。
ちなみに交換先サービスがギフトコード(Amazonギフト券など)の場合は、ギフトコード(番号)がこの取引明細書に印字されます。回収は忘れずに。
表示言語を変更する
ポケットチェンジは日本語以外でも利用が可能。メイン画面右下の「Language」をタッチすると表示言語を変更できます。
「使おうと思ったら外国語で表示されていて何が何やら……」なんてケースがあるかもしれません。そんなときは焦らず、メイン画面から設定を変更しましょう。
使い方を確認する
メイン画面で「使い方を確認する」をタッチすると、ポケットチェンジの使い方をおおまかに確認できます。
交換できるサービスと利用条件を確認する
メイン画面で「交換先一覧」を選ぶと、利用できる交換先サービス(電子マネー/ギフトコード)、そして各交換先サービスの利用条件を確認できます。
ポケットチェンジは設置場所により「地域通貨(地域マネー)」と呼ばれる、地域限定のローカル通貨への交換に対応していることも。
たとえば宮城県内の端末は、塩釜市内だけで使える地域通貨「竃コイン(がまこいん)」を交換元(外貨の代わり)および交換先(電子マネー/ギフトコードの代わり)として指定できます。
交換レートを確認する
メイン画面で「現在のレート」を選ぶと、交換先サービスごとにレートが確認できます。
ポケットチェンジの設置場所
2019年7月8日(月)現在、ぼくが住む宮城県では仙台市内2箇所、仙台市外2箇所の計4箇所にポケットチェンジが設置されています。
以下、実際に足を運んで撮影した設置場所の写真を載せておきます。「これから使ってみたい」「とりあえず場所だけ認識しておきたい」といった場合は端末を探す際の参考にどうぞ。
仙台市内
仙台市内の設置場所は2箇所。いずれもJR仙台駅の建物内です。
- JR仙台駅2階 びゅうプラザ仙台駅前
(営業時間:4時00分~24時00分) - エスパル仙台 東館2F
(営業時間:10時00分~21時00分)
▼「JR仙台駅2階 びゅうプラザ仙台駅前」のポケットチェンジ
▼「エスパル仙台 東館2F」のポケットチェンジ
仙台市外(宮城県内)
仙台市外(宮城県内)の設置場所は仙台空港内、そしてJR仙石線「本塩釜駅」構内の2箇所。
- 仙台国際空港 みちのく観光案内(→関連記事)
(営業時間:9時00分~21時00分) - JR本塩釜駅 改札外
(営業時間:初電~23時30分)
▼「仙台国際空港 みちのく観光案内」のポケットチェンジ
▼「JR本塩釜駅 改札外」のポケットチェンジ
交換レートを「割増」できるクーポン情報
ポケットチェンジの交換レートは(銀行での両替と比べると)良くないと触れました。
そのことを理解のうえでポケチェを使う……という場合、交換内容の確認画面でクーポンコード「9991462」を入力してみてください。当サイト限定のクーポンコードになっており、交換レートが若干割増しされます。機会があればぜひご活用ください。