宮城の空の玄関口「仙台国際空港」(以下、仙台空港)。2016年7月1日(金)の完全民営化以降、到着フロアのリニューアル、定期的なイベント開催と、飛行機を利用せずとも足を運んで楽しめる施設になってきています。
そんな仙台空港の中でもとくに“子供を連れていくと喜んでもらえそうな場所”といえば、屋上にある展望デッキ「スマイルテラス」です。
この記事では仙台空港の屋上にある展望デッキ「スマイルテラス」へのアクセス方法と施設概要を紹介します。
飛行機のチケットがなくとも無料で入ることができ、飛行機が離発着する様子をまじまじ眺めて楽しめるスポットになっていますよ。
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「スマイルテラス」へのアクセス方法
仙台空港の屋上にある展望デッキ「スマイルテラス」には、ターミナルの中からアクセスします。
まずはターミナル2階、国内線搭乗口と国際線搭乗口の間にあるメイン売店エリアの上に掲げられた「屋上 展望デッキ」の表示を目印として探しましょう。
この案内内容に従い、エスカレーター(あるいは階段)を使って3階へ。
3階にのぼると進行方向左手に小さなゲートを見つけることができます。これが屋上展望デッキ「スマイルテラス」への入口です。
フラッパーゲート(自動改札)が設置されていますが、チケットや入場券などは不要。そのまま通過できるので、ゲートを通って奥へと進みます。
3階から屋上へあがる手段はエレベーター(下の写真左)と階段(同右)の2つ。エレベーターでスルスルあがっていってもよいのですが、少なくとも往路か復路、どちらか片方は階段を使うことがオススメです。
なぜか?といえば、階段には数カ所ある踊り場に「知ってる?飛行機の“こんなこと・あんなこと”」のテーマで解説展示が設けてあるから。
子供だけでなく、大人でも、ひとつひとつ読みながら進んでいくと割りと楽しむことができる内容ですよ。
階段をのぼりきると仙台空港を離発着する飛行機の時刻表、そして仙台空港駅と仙台駅を結ぶ電車・仙台空港アクセス線の掲示。フライト待ちなど移動の合間に展望デッキへ足を運んだ場合などは、時刻表にてこの後の移動スケジュールを再確認しておくのもよいでしょう。
なお時刻表掲示エリアのすぐ脇が、屋上展望デッキ「スマイルテラス」への出入口となっています。
「スマイルテラス」の施設概要
仙台空港の屋上展望デッキ「スマイルテラス」の様子がこちら。
一部屋根もついていますが、基本的には屋外となります。ベンチがあちこちに設置されているほか、展望デッキ内を見渡してみると「スマイルテラス」の名のとおり、ところどころにスマイルマークも見つけられます。
スマイルテラスは年中無休。悪天候の場合を除き、毎日6:45~20:00の時間帯に自由に出入りが可能です。
空港内に停まっている飛行機の機体は、全景がわりと近距離で見れますよ。ズーム撮影機能付きのデジカメ、あるいは双眼鏡などを持っていくとさらに楽しめることでしょう。
上の写真はPanasonic LUMIX DMC-LX9の光学ズーム機能(最大6倍相当)で撮影してみました。
なお近距離で見たいだけなら、デッキに設置された双眼鏡(※有料)を使うのもアリでしょうね。
ゆったりイスに腰をかけて滑走路を眺めていると、飛行機が離発着する様子も頻繁に目撃できますよ。
仙台空港は地方空港ではありますが、出発便だけでも1日にかなりの便数が出ています。数時間待ってやっと飛行機が飛んできた!なんてことはなく、「スマイルテラスに行ったけど飛行機が見れなかった」ということはまず起こり得ないでしょう。
スマイルテラスからは飛行機だけでなく、管制塔や駅(仙台空港駅)、周辺の施設なども見渡せます。
スマイルテラス側から仙台空港駅の位置を確認しておくと、実は仙台空港駅のホームからスマイルテラスが見えていたことにも気が付きました。
さいごに
施設内リニューアルにより、飲食も楽しめるラウンジコーナーやランナー向けのリフレッシュ施設が新規オープンした仙台空港。
こういった施設を利用するのももちろんですが、離発着する飛行機の姿を無料で、かつ直接自分の目で見ることができる屋上展望テラス「スマイルテラス」も一度足を運んでみると楽しめることでしょう。
ちょっと空港の近くまで来たから。そんなときにふらっと足を運んでみるのも良いかもしれませんね。