EC Technology S10-JW01B B00L3ZQ0KA

モバイル関連のアクセサリー類を中心に幅広い製品を展開するIEC Technologyより、同社EC TechnologyブランドのBluetoothスピーカー「S10-JW01B」を提供いただいたのでレビューしていきます。

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同社製品としては過去にもワイヤレス充電パッドUSB急速充電アダプターをレビューしていますが、今回提供いただいたワイヤレススピーカーもパッケージデザインはダンボール+スリーブケースといったもの。

EC Technology S10-JW01B B00L3ZQ0KA

同梱物はワイヤレススピーカー本体の他、充電用のUSBケーブル、有線接続用のオーディオケーブル、説明書。

EC Technology S10-JW01B B00L3ZQ0KA

スピーカー本体の側面外装はプラスチック製ですが、色味とツヤの具合で金属のような質感を感じられます。ただし一方で指紋などは付着しやすく、またかなり目立ちちます。

EC Technology S10-JW01B B00L3ZQ0KA

本体の天面がスピーカーとなっており、中央には電源キー/受話キー/ペアリングキーを兼ねた多機能ボタンを配置。スマホなどと接続している状態で行なう簡単な操作(音楽の再生/一時停止、音声着信の受話)はこのボタンを押すだけで行なうことが可能。非常にシンプルで分かりやすいつくりとなっています。

EC Technology S10-JW01B B00L3ZQ0KA

天面の縁もそうですが、側面にも中央にブルーの帯が入っています。正面下にはEC Technologyのロゴ、そしてその下にマイクを配置。

EC Technology S10-JW01B B00L3ZQ0KA

背面には音量の操作および曲戻し/曲送りに使用するハードキーがふたつ。そしてスピーカー本体の充電に用いるMicroUSBコネクタ、および有線接続時に使用するオーディオプラグ。

EC Technology S10-JW01B B00L3ZQ0KA

EC Technology S10-JW01B B00L3ZQ0KA

左右の側面には特に何もありません。

EC Technology S10-JW01B B00L3ZQ0KA

EC Technology S10-JW01B B00L3ZQ0KA

底面には製品の仕様が記載されています。

EC Technology S10-JW01B B00L3ZQ0KA

この製品の大きなポイントのひとつはコンパクトな本体サイズでしょう。手のひらに乗せてみるとわかりやすいですが、大きさ的には350mlのアルミ缶を縦に半分に下程度のサイズ。重量は約340gとサイズに比べればややずっしりとした感じはありますが、室内の移動時にも手で簡単にも掴んで持ち歩くことができます。またBluetoothの接続距離も約10mほどとなっており、接続距離の長さと持ち運びやすさは室内で場所を選ばず気軽に音楽を楽しみたい方にとってはうってつけでしょう。

EC Technology S10-JW01B B00L3ZQ0KA

参考までに、Xperia Z3と並べてみるとこちらもおおよそ2分の1のサイズとなっています。

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幅と奥行きは2分の1〜3分の1といったところ。

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天面に配置されているボタンとスピーカーのグリルネット内にはLEDライトが内蔵されており、電源オン/オフ時やボタン操作時にはそれが有効であるかが分かるよう、青や赤で点灯する設計となっています。

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スピーカーとして最も気になる音質に関しては、特に低音あるいは高音に寄っているといった特徴(クセ)はなく、全体的に無難な範囲にまとまっている、といったところ。サイズの都合で音質を求めることが厳しいという気もしますし、3,000円前後という価格を踏まえても相応といった印象です。

むしろこのスピーカーに関しては音質よりもそれなりの外装デザイン・質感、そして簡単に持ち運べること、着信時も天面のボタンひとつで受話できること、といった自宅で気軽に使用するスピーカーとしての魅力にどこまで関心を示すかが購入を検討する際のポイントになるでしょう。なおバッテリーに関しても1度の満充電で8-12時間の使用が可能です。

2015年12月19日時点におけるAmazon.co.jpでの取扱価格は2,999円。イヤホン、ヘッドホン、ヘッドセットなどの装着物ではなく、でも ”室内で(本製品は防水仕様にはなっていません)” 場所を固定せずに音楽を楽しみたいといった方には、手頃な価格も含め、購入候補として検討してみてもよい製品といえるでしょう。