Aukey 自撮り棒 HD-P7

モバイル関連のアクセサリー類を幅広く展開するAukeyより 自撮り棒 HD-P7 を提供いただいたのでレビューしていきます。

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 今回提供いただいた HD-P7 はBluetoothを用いてスマホとワイヤレスで接続し、シャッターが切れる自撮り棒。同梱物は自撮り棒本体の他、充電用のUSBケーブル、説明書、保証書。

Aukey 自撮り棒 HD-P7

自撮り棒の外装にはプラスチックやシリコン系の材質が主に用いられており、伸縮部のみ金属がはっきりとわかる設計です。棒を畳んだ状態での長さはおおよそ20cm程度。

Aukey 自撮り棒 HD-P7

スマホを装着する部分はかなりしっかりした作りになっています。

Aukey 自撮り棒 HD-P7

オレンジとブラックのパーツの間にはバネが仕込まれており、伸縮が可能。バネの強さはしっかりとしており、スマホを装着した際の安定もかなりよいです。またそれぞれスマホに接する部分はシリコン系の柔らかい素材が用いられており、スマホ本体を傷つけてしまう心配はなさそう。

Aukey 自撮り棒 HD-P7

スマホを装着する部分は最大270度まで可動。動かす際はボタンなどを押す必要はなく、カチカチと力をかけて動かします。細かく刻みが設けられており、角度の調整も簡単です。

Aukey 自撮り棒 HD-P7

もっとも気になる装着可能なスマホのサイズですが、iPhone 6 PlusにApple純正のレザーカバーを装着した状態でも問題なく取り付けが可能。この状態からまだ1cm程度は余裕があり、6インチ程度のファブレットまでであれば、ハイブリッドケースなど厚さのあるケースを装着していても問題なく使用可能です。

Aukey 自撮り棒 HD-P7

Aukey 自撮り棒 HD-P7

本体に設けられているボタンはひとつ。

Aukey 自撮り棒 HD-P7

このボタンはカメラのシャッターおよびBluetooth連携時の接続ボタンとして使用。他に電源ボタン等はなく、スマホと接続する場合はボタンを3秒長押しすれば接続モードに。あとはスマホ側(のBluetooth設定画面)から検索・接続を選択すればOKです。iOS端末(iPhone 6 Plus)とAndroid端末(Honor 6 Plus)で試しましたが、いずれも問題なく接続できました。

Aukey 自撮り棒 HD-P7

棒の底には充電用のmicroUSBコネクタ、そしてその横(写真では左横)にLEDランプ。またストラップホールも設けられており、純正品がはじめから装着されています。

Aukey 自撮り棒 HD-P7

伸縮部もボタンなど押す必要がなく、簡単に調整が可能。こちらはカチカチといった刻みなどがなく、折りたたみ傘の柄のようにスルスルと伸縮が可能。

Aukey 自撮り棒 HD-P7

最大まで伸ばすと約90cm程度の長さになります。

Aukey 自撮り棒 HD-P7

ということで実際に自撮りテスト。iPhone 6 Plusなど本体重量がそこそこあるスマホを装着すると、棒を最大まで伸ばした際にわずかながらしなりは見られますが、自撮り棒自体もともと振り回すような用途ではないため、実使用においてはほぼ問題はないでしょう。

Aukey 自撮り棒 HD-P7

実際に使っている様子も、変な安っぽさなどがなくてよいです。

Aukey 自撮り棒 HD-P7

テストに用いたのは有効画素数800万画素、かつ撮影角度も広角89度といった高性能のフロントカメラを搭載した Huawei Honor 6 Plus。まずは手に端末をもって精一杯伸ばした状態(約60cm程度)で撮影した写真がこちら。これでも十分広い角度での撮影が可能。

Aukey 自撮り棒 HD-P7

続いて端末を HD-P7 に装着し、棒を最大まで伸ばした状態(約1.5m程度)離した位置から撮影した写真がこちら。写り方(写る範囲)が全然違いますね。

Aukey 自撮り棒 HD-P7

実際に使ってみて、より広範囲を写しこむことができるのはもちろん、安定感も抜群。ボタンを押してからシャッターが切られるまでの時差もほぼなく、十分満足のいく出来といえます。最近ではジェスチャーや音声によってシャッターを切れる機能を搭載したスマホもありますが、自撮りに関していえば物理ボタンの便利さは圧倒的といえるでしょう(自撮り棒全般に関していえることですが)。

なお自撮り棒には今回紹介した HD-P7 のようにスマホと無線(Bluetooth)で接続するもの、そして有線(イヤフォンジャック)で接続するものの2種類がありますが、個人的にはこの接続方法で選ぶのであれば、有線接続のもののほうが便利なように思います。どちらにしろ自撮り棒に端末を固定する作業があるので、その際にイヤフォンジャックにプラグを挿す手間が加わるだけですぐに使用可能となるほうが、使い勝手はよいのではないでしょうか。

今回紹介した HD-P7 は2015年10月15日時点においてはAmazon.co.jpにて999円で取り扱われています。この安さながら24ヶ月の保証付きということなので、無線接続タイプの自撮り棒を探している人にとっては間違いなくオススメできる製品といえるでしょう。

ちなみにAukeyでは他に有線接続タイプの製品も取り扱っているようなので、このあたりは自分の好みに合わせて選択してみるのがよいかと思います。