CHOETECH B0155Y4PJC

モバイル関連のアクセサリー類を取り扱うブランド CHOETECH より、防水仕様の懐中電灯型モバイルバッテリー を提供いただいたのでレビューしていきます。

SPONSORED LINK

最近は大容量バッテリー+LEDライトで非常時の懐中電灯としても使用できるモバイルバッテリーもよく見かけるようになりましたが、それらはあくまで ”ライトという付加価値を持たせたモバイルバッテリー”。一方今回提供いただいた製品は ”モバイルバッテリーという付加価値を持たせた懐中電灯” のほうがデザイン的な表現としては正しいように思います。

同梱物はモバイルバッテリーの他、USBケーブルと説明書・保証書類。

CHOETECH B0155Y4PJC

本体の外観デザインは完全に懐中電灯寄り。IPX6相当(JIS規格では”あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない”と定められています)の防水機能も有しており、浸水こそできないものの、雨の中などでも安心して使用することが可能です。

CHOETECH B0155Y4PJC

本体外側に付いている操作機器は電源ボタンのみ。

CHOETECH B0155Y4PJC

正面はもちろん、周囲から眺めてみてもパット見は完全に ”ただの懐中電灯” といった様子。

CHOETECH B0155Y4PJC

CHOETECH B0155Y4PJC

CHOETECH B0155Y4PJC

CHOETECH B0155Y4PJC

しかしこのモバイルバッテリーはライト部分を取り外すと中にバッテリー充電用のUSBコネクタ(入力)、他機器への給電用のmicroUSBコネクタ(出力)が内蔵されています。

CHOETECH B0155Y4PJC

また中心左側に縦に4つ並んでいる穴はLEDランプのインジケーターとなっており、モバイルバッテリー自体のバッテリー残量を確認するのに使用します。

CHOETECH B0155Y4PJC

本体上部の電源ボタンを押したり、充電中にはランプの点灯数でバッテリー残量を通知。

CHOETECH B0155Y4PJC

次に本体背面の突起部。ここにはシリコン系のカバーが被さっており…

CHOETECH B0155Y4PJC

取外と緊急時にガラスを割るためのハンマーが登場します。

CHOETECH B0155Y4PJC

またライト自体も懐中電灯としても十分な明るさ(公表値:250ルーメン)があり、かつボタンを押す毎に明るさが3段階で変化。そしてボタンを2回連続で押すと、ライトが点滅する ”SOSモード” にすることもできます。

CHOETECH B0155Y4PJC

明るさの違いとSOSモードを実際に試してみた動画がこちら。

また背面側の下部にある突起と本体の隙間には紐などを切ることができるカッターも。ここの隙間は子供の指でも入らない程度に狭くなっているので、カッター自体にカバーなどはないものの、これにより不意に怪我をしてしまう危険はないでしょう。

CHOETECH B0155Y4PJC

ストラップもしっかりとした太さがあり、簡単に切れてしまうことはなさそう。

CHOETECH B0155Y4PJC

ストラップのプラスチック部品に塗装むら(あるいは接着剤の付着?)があったのはやや気になりましたが、実使用上においての影響はありません。

CHOETECH B0155Y4PJC

手に持ってみるとグリップ部分がすっぽり手に収まるようなサイズ感。これでいてモバイルバッテリー自体も5,200mAhとそこそこの容量があり、かつ最大出力も2.1Aとなっていることからタブレット端末等も充電可能。

CHOETECH B0155Y4PJC

本体重量も公表値で266gとなっており変に思い印象もありません。

CHOETECH B0155Y4PJC

モバイルバッテリーに付加価値を加える事で他社製品と大きな差別が図られたひとつの良い例といえると思います。乾電池式でなくリチウムイオンの充電池(かつ充電用端子もUSBのみ)という点で定期的に充電は必要となりますが、かばんのスペースに余裕がある(かつモバイルバッテリーらしいデザインにこだわらない)といった人にとっては不測の事態への備えも含めモバイルバッテリー以上に便利に使える製品といえます。

2015年11月18日時点におけるAmazon.co.jpでの取り扱い価格は3,616円。付加価値分を考えても決して高い価格ではなく、車の社内などへ積み込んで日常はカーチャージャーで充電するようにしておけば、よりしっかりした備えとしても活躍してくれるのではないでしょうか。