CHOETECH SC001 B00WS304YO

モバイルバッテリーや急速充電器など、モバイル関連アクセサリーを幅広く展開するブランド CHOETECH より、太陽光でスマートフォンやタブレットが充電できるソーラーチャージャー SC001 を提供いただいたのでレビューしていきます。

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今回提供いただいた  Solar Panel Charger SC001 は折りたたみ式の太陽光パネルによって、有線で接続したデバイスの充電ができる製品。折りたたみ式といえどもサイズはそれなりに大きく、パッケージもダンボールの外箱のみというシンプルなデザイン。

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パッケージ同梱物はソーラーパネルチャージャー本体のほか、充電するデバイスと有線接続するためのUSBケーブル、説明書・保証書類。

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ソーラーパネルチャージャーの外装は不織布のような撥水性があるファブリック素材が用いられています。

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下の写真は Apple の iPad mini 4 と並べて見たところ。折りたたんで携帯もできる本製品ですが、携帯するためには少なくとも10インチクラスのタブレットが入る程度の大きさは必要です。

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バッテリーは内蔵しない(あくまで接続した機器にリアルタイムで充電できるだけ)タイプとなっており、折りたたむと厚さはかなり薄くなります。どうしてもUSBコネクタを配置した部分だけ厚みは出てしまいますが、そこも含めておおよそ500円玉より1cm前後厚いといった具合。本体重量は425gとなっており、大きさの割には軽く感じます。

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折りたたみ時にフタとなる部分はマグネットによる固定式。

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金属のリングの左右に、うっすらと円形に浮き上がっているのがマグネットです。

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折りたたみ次の背面にはメッシュポケットが配されており、その中にデバイス接続用のUSBコネクタなどがあります。

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USBコネクタは2ポート。最大出力は5V/3.4A(受光状況による)となっており、タブレット端末なども充電可能です。

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中央にあるランプはソーラーパネルが光を受けている(=給電が可能である)場合にのみ点灯します。

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その他、中央には布ゴムのバンドが設けられているので、USBケーブルをここに挟んで必要な物をセットで持ち歩くのにも便利に使うことができます。

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ソーラーパネルは3つ折式となっており、しっかりとした硬さも。そのため三角に組み立てて1面だけで受光するような使用方法も。

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また吊り下げ用の取っ手もあるので、工夫次第で場所を選ばず配置・使用することができるでしょう。

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ということで、Xperia Z3を用いて早速充電を試してみることに。

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晴れた日の屋外で、下の写真のように設置してみました。

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当日は晴れてはいつつも太陽に雲が隠されるといったやや確認には不安もある天気。

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しかしそれでも充電は可能。

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バッテリー残量に関するログがこちら。約1時間40分ほど設置して、30%(バッテリー容量にすると約930mAh)充電することができました。

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下の写真はグラフの左側の赤色箇所が通常の充電アダプタ(Quick Charge 2.0での急速充電)、右側の赤色箇所がソーラーパネルチャージャーを用いて充電した際のログ。見比べてみるとソーラーパネルチャージャーのほうは受光状況によって出力値が変わるということもあり、グラフはややガタツキが見られます。ただ検証した日が太陽が雲に隠れた状況であったことを考えれば、充電効率はかなりよいといえるのではないでしょうか。

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またバッテリー残量の下にうっすらと見えるのはバッテリー温度を記録したグラフですが、屋外で端末を素の状態で置いたことで、バッテリー温度はかなり上がっていることがわかります。途中からソーラーパネルの下(日陰)に置いたところ温度が急激に下がっていることから、充電時は背面に用意されたメッシュポケット内に端末を入れて置けるのがベターといえそうです。

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日常においてはわざわざモバイルバッテリーの代わりにこのソーラーパネルチャージャーを持ち歩こうとはならないですが、晴れてさえくれれば多少太陽が雲に隠れてしまおうとも充電効率はそれなりのもの。防水仕様にもなっているため、アウトドアレジャーやキャンプなど、充電できる環境から少し離れて野外ですごすといった場合、あるいは非常時の備えとしてはかなり活躍が期待できる製品です。

2015年11月21日時点におけるAmazon.co.jpでの取り扱い価格は5,948円。モバイル関連のアクセサリーとしては価格はやや高めですが、モバイルバッテリーなどと比較すればモデルチェンジや他社製品のリリースはそう多くはないジャンルです。車への積み込み、あるいは非常時の持ち出し袋の中に入れておくだけでも、いざというときに安心できるのではないでしょうか。