400-SP067

作業中に音楽や動画をBGMとしてそれとなく流したい。SNSに流れてきた動画を音付きで再生したい。ビデオチャットで繋がる相手の音声をより聴きやすく出力したい。

最近ではスマートフォンの普及により、これらを“必ずパソコンから”という感じではなくなりつつありますが、それでもパソコン操作中になるべく他の機器の操作は避けたい。できるだけ一元管理したいといったケースはよくありますよね。

こういったガチガチに音質こそ求めず、でもライトに使えるスピーカーがほしい。そんな場合に安価に導入できる候補としてオススメできるのが、今回レビューするサンワサプライのUSB電源スピーカー(型番:400-SP067)です。

サンワサプライさんよりサンプル品を提供いただいたので、約1ヶ月ほど使ってみての使用感を含め、レビューしていきます。

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最大の特徴はUSBで給電できること

はじめに商品の仕様情報について、サンワダイレクトの公式オンラインショップとなるサンワダイレクト本店の商品ページで確認できる内容を整理しておきます。

USB電源スピーカー(400-SP067)の主な仕様情報
サイズと重さ
高さ 124.0 mm
横幅 97.0 mm
奥行き 88.0 mm
重さ 540 g
システム
実用最大出力 4W(2W+2W)
周波数特性 120 Hz ~ 20 kHz
スピーカー形式 密閉式フルレンジスピーカーシステム(防磁設計)
スピーカーサイズ 2インチ(直径約50mm)
ロードインピーダンス
入力端子 ステレオミニプラグ(3.5mm)
電源 USBポートより供給(DC5V/500mA)

今回紹介する 400-SP067 は最大出力2Wのスピーカーが2つ1組となったステレオタイプのスピーカー。製品としての最大の訴求点は電源供給を内蔵のUSBケーブルから行えることでしょう。主に想定されているのはパソコンやテレビに設けられたUSB端子へと接続すること。

サイズは長辺(高さ)でも約12cmとコンパクト。パソコン側に常設しても邪魔になりにくく、また必要なときだけ設置するといった使い方にもよいでしょう。

一方で再生される音の質は価格(税込1,780円)相応か、これプラスアルファといったところ。またのちほど詳しくは紹介しますが、主には音楽鑑賞というよりも、動画視聴時や作業中のBGM再生など、音以外にも集中すべき情報がある場面の利用に合う、ライトな用途向け製品といった印象です。

パッケージ・梱包ともにシンプル

パッケージはダンボールに製品名や簡単な仕様情報、製品イラストがデザインされたシンプルなもの。

400-SP067

フタを開けてみると中には左右のスピーカーとケーブル類がぴったりと収まっています。スピーカー本体はそこまで重量もないので、取り出しにくい場合は飛び出さないよう手でスピーカーを押さえた上で、逆さにしてみるとよいでしょう。

400-SP067

梱包はかなりあっさりめ。

400-SP067

同梱されているのはスピーカー本体(2機)と説明書のみ。

400-SP067

ケーブルはスピーカー内蔵(取り外し不可)となっており、また2機のスピーカーも単独に取り外すことはできません。同梱点数としては2点(スピーカー一式、説明書)といった感じです。

ゴロンっとしたかわいらしいデザイン

スピーカー本体はシンプルなデザイン設計をベースとしつつ、全体的にまるみをおびています。ゴロンっとした、かわいらしさが印象的です。

400-SP067

右側の本体には、スピーカーのほかに配されているのはサンワサプライのロゴデザインのみ。

400-SP067

一方左側の本体には、電源ランプ、電源スイッチ/ボリュームスイッチ、そして3.5mmのイヤホンジャックが備わっています。

400-SP067

▼ 中央のつまみはひねる操作に電源と音量調整機能を兼ねている

400-SP067

また左右の側面および背面については、2機ともとくに何もないスッキリとしたデザインに。本体外装はつや消しが施された樹脂がメインとして使われており、指紋などは付着しづらくなっています。

▼ 側面(左)

400-SP067

▼ 側面(右)

400-SP067

▼ 背面。ケーブルが数本のびていることを除き、目立つものはない

400-SP067

背面からは電源供給用のUSBケーブル、音源入力用の3.5mmステレオミニプラグ、左右のスピーカーを繋ぐスピーカーケーブルが伸びており、これらはすべて左側のスピーカーから生えています。

400-SP067

なおケーブルの長さは3本すべて約110cmとなっています。大型サイズのモニターに併設する場合はとくに、左右のスピーカー間に設けられる距離は最大1m程度ということを事前に認識しておきたいところ。

パソコンとの相性は◯。一方でスマホは要注意

さっそくパソコン(VAIO S11)に接続して試してみることに。電源も音源も、パソコンから容易に入力できる点はやはり便利。

400-SP067

接続した様子を正面から。

400-SP067

試しているパソコンのサイズが小さいこともあり、ケーブルは結構長さが余り、ややごちゃごちゃとしてしまいました。ただスピーカーはやや斜め上に角度が振ってあるため、作業中でもよりしっかり耳へと届く印象があります。

再生される音は、高音域と低音域はそれほど強くアピールはしてこない、あっさりとした感じ。価格相応、あるいは価格+アルファ程度、といったくらいでしょうか。

変にクセがないことから、BGM再生など、それとなく音楽を流す分にはかなり自然に使うことができます。また音がトータルで無難にまとめられている印象で、長時間のPC作業時に使用していても、聴き疲れすることはありませんでした。

なお電子機器などの音について気になるポイントのひとつといえば、コイル鳴きなどの異音。ただこの 400-SP067 については、電源接続後もコイル鳴きのような音はナシ。

電源をオンにすると若干のノイズは発生するものの、これも耳をよく近づけると気がつく程度。音楽再生時はまず聞こえないレベルであり、どちらかといえば神経質な私でもほとんど気にせず使うことができました。

ちなみにUSBでの電源供給が可能ということで、モバイルバッテリー&スマホでも使えるのか、も試してみることに。

▼ モバイルバッテリーに接続するとスピーカーの電源は入った

400-SP067

▼ 電源はモバイルバッテリーから。音源はスマホから供給する

400-SP067

この使い方で試してみたところ、はじめの約1分前後は問題なく音楽が再生(スピーカーから出力)できたものの、そこでモバイルバッテリーからの電源供給が止まってしまいました。

異なる種類のモバイルバッテリー複数個で試してみましたが、この動作は変わらず。モバイルバッテリーからの電源供給には非対応といえそうです。

さいごに

コンパクトでそれほど設置場所を取らず、またシンプルでややかわいらしさもあるデザイン。また再生される音は力強さや目立った個性こそないものの、長時間の使用にも飽きず、疲れにくい安定感が感じられました。

音楽をじっくり聴くため、ということでなく、作業中のBGM再生、あるいはパソコン内蔵スピーカーよりもう少し音を大切に再生したいといった用途で魅力が感じられる商品でしょう。

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年末年始の大掃除を済ませ、できた空きスペースでパソコン環境をちょっとだけリッチにしたい。そんな方にもまさにオススメできる一品です。