最近は旅行やアウトドア系以外の外出時には、写真撮影はスマホで済ませることが多くなってきました。最近のスマホに搭載されているカメラは性能が結構良いので、スマホと別にカメラも持って歩くことが少し面倒になってきたことがその理由です。
と言っても、どうせ撮影するならできるだけ上手に撮りたいと思うのも正直なところ。そこで今回、スマホのカメラで普段とは少し違った写真が楽しめるグッズ GIZMON SMART CLIP を購入してみました。
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GIZMON SMART CLIPとは?
GIZMON SMART CLIP は、クリップに特殊レンズを取り付けたような製品です。
スマホ本体をこのクリップで挟み込み、スマホのカメラに特殊レンズを被せるようにすることで、撮影する写真に様々な効果を付けることができます。レンズの種類は全部で6種類(マクロ、フィッシュアイ、センターフォーカス、ミラージュ、クロス、CPL)あり、今回私が購入したのはCPLレンズになります。
このレンズは偏光レンズになっていて、水面やガラスの反射による写り込みを除去できる機能があります。また、空や緑を鮮やかに写したいときにも効果的とのことです。
では早速パッケージから見ていきます。
まずはパッケージ表面です。大きく”CPL”と書かれたシールが貼られています。
背面には「スマホ、タブレット、ノートPC、携帯ゲーム機、デジカメなどに合わせて作られている」との表示が。
パッケージ内に入っている紙には、実際の装着例が描かれています。
本体を取り出してみました。「GIZMON」と文字が入っています。
裏返してみました。こちら側にはカメラにかぶせるレンズが付いています。
手に持ってみました。手のひらには収まる大きさですが、スマホに装着すると少し大きめに感じそうです。
こちらは横から見た写真です。本体はクリップ上になっていて、スマホを挟む形で装着します。
クリップを押し広げてみました。色々な形状のものを挟めるように、受け型(レンズと逆側)が稼働するようになっています。クリップは結構硬めにできており、開閉するには少し力が必要です。
スマホに装着してみました。クリップの硬さもあり、ピタッとはまり、ずれるようなこともありません。
裏側です。カメラにかぶせる形で装着しますので、フラッシュ用のLEDライトがカメラのすぐそばについている機種の場合、クリップでLEDライトを隠してしまう可能性があり、注意が必要です。
横から見るとこんな感じです。カメラの位置がもう少し下でも、きちんと被せることができそうです。
私のスマホ(Nexus4)はバンパーを付けて使用していますが、レンズを装着するにあたっては特に邪魔にはなりませんでした。
実際に写真を撮影して比較してみました。左がレンズなし、右がレンズありで撮影した写真です。
写真の写り具合については、レンズを装着した写真の方が光の映り込みが減っていて、被写体がよりくっきりと映っています。レンズの効果がきちんと出ている証拠ですね。ちょっとしたレンズを装着しただけですが、出来栄えはそれなりに変わるようです。
あとそれ以上に気になったのが、右側の写真外側に写りこんでいる黒い影。
確認してみると、どうやらレンズの外枠のようです。2枚の写真はどちらもシリコンケースを装着したiPhoneにて撮影したのですが、どうやらケースの厚みでカメラとレンズの間に隙間が空いてしまい、その結果レンズの外枠が写真に映りこんでしまったようです。
試しにNexus4(バンパー装着)でも撮影してみたところ、こちらの写真には黒い影の映り込みはありませんでした。厚めのケースの装着で写真に影が映りこんでしまうところは少し問題です。
ちなみにレンズはネジのように回すとクリップから取り外すことができますので、 SMART CLIP 用の他のレンズを持っている場合は簡単に付け替えることが可能です。
以上となります。
GIZMON SMART CLIP 用の6種類のレンズはそれぞれ値段が異なりますが、いずれも3,000~4,000円程度で購入することが可能です。
最近は撮影時・撮影後に様々な効果をつけられるアプリも多くありますが、ハード状での効果とソフト上での効果では写真の取れ方も異なってくると思います。より本格的な写真を撮影してみたい方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
なお私はマクロレンズも気になっているので、このCPLレンズをもう少し使用してみて問題がなさそうであれば、そちらにも手を伸ばしてみたいと考えています。