モバイルバッテリーやUSBケーブルなど、モバイル関連アクセサリーを幅広く展開するAukey より、USBポートを3つ搭載した充電アダプター PA-T2 を提供いただいたのでレビューしていきます。
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今回提供いただいた PA-T2 はUSBポートを2つ搭載したコンセント直挿し型の充電アダプター。3つのうち2つのポートはAukey独自の自動電流識別機能 AIPower に対応し、残る1つのポートは Qualcomm社の急速充電規格 Quick Charge 2.0に対応。本体カラーのバリエーションはBlackとWhiteの2色が存在しているものの、Amazon.co.jpなど日本国内で展開されているのはWhiteのみとなります。
同梱物は充電アダプター本体、USBケーブル、説明書・保証書類。アダプター本体、付属のUSBケーブルともにカラーはWhiteで統一されています。
充電アダプター本体。プラスチックの外装に刻印する形で AUKEY のロゴなどをデザイン。
左上のAIPowerのマークは電源マークの縦線（写真で黒く見える箇所）がLEDランプになっており、コンセントなどに挿した際、通電していると緑色に点灯する仕様となっています。
外装は指でなぞるとややザラザラとしたマットな質感。本体カラーがWhiteであることから色のある汚れが付着すると目立つとは思いますが、一般的に触っていて付着する指紋や皮脂汚れはほぼ見えないといってもよいです。
前に出した写真で右下が若干浮いているように見えましたが、これは下を覗くわかるとおり、折りたたんで収納したコンセントプラグがやや飛び出したつくりとなっているため。ただし飛び出し具合は本当に僅かであること、およびコンセントプラグ自体はきれいに面取りされており引っかかる要素もないことから、携帯性への影響はないでしょう。
向かって左側に3つのUSBポートを搭載。
（同じ向きで回転させている都合で表示が上下逆さまですが）上には製品の規格がシールで貼られています。
右側には折りたたんで収納されたコンセントプラグ。この角度から見ると、さきほど説明したプラグ自体の飛び出し具合も気にならない程度であることがわかると思います。
コンセントプラグを出した状態。
3つのUSBポートをポートを改めて確認。Quick Charge 2.0に対応したポートはオレンジ色の端子、AIPowerに対応した2つのポートは緑色の端子になっています。この色分けに加え、それぞれのポート横には機能の説明（マーク）がプリントされているので、基本的に明るい環境であれば使用するポートに困る（どのポートがどの仕様だったかわからない）ことはまずありません。
本体の大きさは一般的なカードより一回り小さいくらい。
一方厚みは10円玉とほぼ同じ。縦・横・厚みいずれもタバコの箱とほぼ変わらないサイズ感です。
コンセントプラグを出した状態を改めて前面から見てみると、プラグの位置は本体中央よりやや下の配置。
コンセントに挿してみるとこういった感じに。前述のLEDランプが緑色に点灯していることが確認できます。また本体の重さによって若干前のめりになっている印象。
プラグの配置の関係上、2段あるコンセントの下に挿してしまうと上の幅はかなり限られます。
かなりスリムなプラグでもキツキツといった感じ。
一方この充電器を上に挿せば、下にはそれなりにスペースができます。
こちらは同じく Aukey の充電アダプター PA-U28 を下の段に挿した様子ですが、かなり余裕を持って２つ並べることができました。
最後に肝心な充電性能ですが、Xperia Z3を用いてQuick Charge 2.0の性能だけ確認してみました。バッテリー残量が20%→95%になるまでの時間を計測しています。
要した時間は約1時間30分ほどとなっており、他社製のQuick Charge 2.0対応機器などと比較しても文句ない結果となりました。
デザインもシンプルで比較的小型。しかしポートを3つも搭載しており、かつQuick Charge 2.0にも対応。充電時にコイル鳴きや気になる発熱もなく、とりあえず少し使ってみての製品品質はかなりよいといえる製品だと思います。
2015年11月16日時点におけるAmazon.co.jpでの取り扱い価格は1,999円。同じように多ポート、あるいはQuick Charge 2.0対応の充電アダプターは他社製品でも見かけることができますが、このいずれにも対応した機種というのは現状でもかなり限られていると思います。Aukey製品は18ヶ月の製品保証もついており、この価格であれば現状十分オススメできる一品といえるでしょう。
