「いつ、どこで、どんな機会が訪れるかわからない」ため、外出時はバッグに必ず忍ばせる名刺入れ。ただ実際に日常で使う(=新しく名刺交換する)機会は多くもなく、かさばらずに携帯できるモノがほしい……なんて考えていました。
とはいえ名刺交換した際には相手の名刺を置く“座布団”としても使う名刺入れ。きちんと気も遣いたいし、それ以上にどうせ新調するならこだわりたい。
そんな中で「そういえば!!!」と思い出したのが、今やすっかりお気に入りの「小さいふ。ペケーニョ」をつくるクアトロガッツ。カラーオーダーを利用して、自分だけのオリジナル名刺入れを作成してみました。
僕だけの“ゴリラ印の名刺入れ”、控えめにいうまでもなく最高です。
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記事の目次
カラーオーダーのながれ
クアトロガッツ製品のカラーオーダーは、公式Webショップで注文する場合にかぎり利用できるサービス。カラーオーダーの主な手順は以下2ステップです。
- 専用フォームからカラーオーダー内容を送信する
- オーダー内容に沿った料金を買い物カゴに入れて注文する
名刺入れの場合、もっとも基本となるカラーオーダーは「ボディ」「カードポケット①」「カードポケット②」の3パーツの色を指定するもの。価格は3,800円(税抜)です。
定番デザインの名刺入れは2,800円(税抜)で販売されているので、プラス1,000円からオリジナルデザインの名刺入れが作れることになります。
さらに「ロゴデザインを変更」「イニシャルを打刻」「サンプルにない革を使用」といった追加のカスタマイズも可能。それぞれプラス1,000円(※革の変更は1パーツごと)で対応してもらえます。
カラーオーダーを利用する際に注意したいのは、納期がやや先になること。ひとつずつ手作りされるため、通常は注文・支払いが完了した月の翌月末(最終週)に納品となります。12月~1月のみ、繁忙期ということで翌々月末の納品です。
たとえば8月中に注文・支払いを済ませると納品は9月。繁忙期の12月に注文・支払いを済ませた場合の納品時期は2月になります。
そのほか、より詳しい内容はクアトロガッツの公式Webショップで確認できます。
できあがった名刺入れを写真で紹介
名刺入れをカラーオーダーするにあたり考えた個人的な要望は「シンプルだけど、よく見ると凝っている名刺入れ」。オーダー内容は次のとおりにしてみました。
- カラーオーダー(3,800円)
- ロゴデザインの変更(+1,000円)
- イニシャルの打刻(+1,000円)
支払額はあわせて5,800円(税抜)。消費税込みの総額は6,264円になりました。
そして注文の1ヶ月後に納品された、僕だけの名刺入れがこちら。
▼できあがった名刺入れ
色を指定できる3つのパーツはすべて、僕の好きな緑色「カーキ」で統一。ぱっと見はどこにでもあるシンプルな名刺入れですが、前面のロゴをゴリラにカスタマイズ、また内側にイニシャルを打刻してもらうことで「じっくり見ると凝っている」を表現してみました。
クアトロガッツ名刺入れのここがお気に入り
納品されたのは数日前と本当に最近のこと。使用感は時間をあけてあらためて紹介できればと思いますが、まずは受け取ったばかりの今、気に入っているポイントを5つピックアップしてみました。
シンプルなデザイン設計
まずはシンプルなデザイン。パーツは3枚の革だけで、マチもない薄型設計。
フットプリント(縦横のサイズ)分のスペースだけ確保できれば、厚みのないポケットにも余裕で収納できます。
収納できる名刺の枚数は各ポケットに10枚程度、あわせて20枚ほどとのこと。ただし使い始めの段階で無理なく収納できるのは各ポケット4~5枚ほどといった印象です。
革製品なので、時間をかけて馴染ませていけば、実際には各ポケットとも10枚以上の名刺も収納できるのでは?と思います。
このあたりは少ない名刺を持ち歩くのか、ガッツリ名刺入れとして使うのか。自分の使い方に合わせて馴染ませていくとよさそうです。
取り出しやすい親指型の切り欠き
小さいふ。シリーズのカードポケット同様、収納した名刺がラクに取り出せるよう、ポケット部には親指型の切り欠きが設けられています。これが便利。
ポケットはマチのないシンプルなつくりなので、一般的な名刺入れに比べると名刺には取り出しにくさも。そうしたデメリットをデザインの工夫で解決しています。
ゴリラとイニシャル
通常の「考える牛」からカスタマイズした「考えるゴリラ」のロゴがとにかくかっこいいです。
ロゴは牛やゴリラ以外にも「イヌ」「カラス」「サル」「ネコ」「カエル」「サカナ」「トリ」「ヒツジ」「4gats(クアトロガッツ)」と多彩に用意されています。ロゴの変更と同じくプラス1,000円かかりますが「ロゴなし」という選択も可能です。
また“僕のモノ”感を強めるイニシャルも、やっぱりあると思い入れが変わりますよね。
イニシャルは2文字(ドット込みで3文字)までの指定。自分だけがわかる、特別な意味を込めた文字にしてみるのもアリかも。
エージングが楽しめる革
クアトロガッツ製品において忘れてならないのが、大半の製品に使われている、経年変化(エージング)が楽しめる素材「栃木レザー」。
実は今回届いた名刺入れ、使い始める前の状態だと、自然にフタが持ち上がる程度に硬いんです。
でもじっくり使い込むうちに色味や風合い、質感が魅力的に変化していくことはペケーニョ「kara素(su)」で確認済み。
使い込む→素敵に育つ→愛着が増す→さらに使い込む……というループが今から楽しみです。
さいごに
最安3,800円(税別)から楽しめる名刺入れのカラーオーダー。革の色、ロゴ変更、イニシャル打刻とひととおりカスタマイズしても5,800円(税抜)と手頃な価格。経年変化が楽しめる革も含め、正直かなり割安と感じられるのではないでしょうか。
「まわりと違うユニークなデザイン」「革製品を育てる楽しさ」を名刺入れに求めるなら、クアトロガッツのカラーオーダーは検討の価値あり!です