仙台国際空港-台湾桃園国際空港間にLCC・タイガーエア台湾が就航したのが2016年6月末。これによって仙台から台湾という国への距離が(金銭的に)大きく縮まり、個人的にも1~2ヶ月に1度ほどの頻度で台湾を訪問しています。
今回は8月末~9月初旬の渡航時に利用した西門エリアのホテル「Tomorrow Hotel(トゥモローホテル)」の内観や宿泊してみての感想をまとめておきます。
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最寄り駅はMRT西門站(せいもん駅)
今回紹介するトゥモローホテルがあるのは台湾の中でも若者が集まる場所として有名な西門(せいもん)エリア。最寄り駅はMRT(Mass Rapid Transitの略。台北市内およびその周辺を結ぶ地下鉄)の西門站(にしもん駅)。
ただ今回は台湾現地に飛行機が到着したのが23時を大きく過ぎてしまい、台湾桃園国際空港から台北車站(たいぺい駅)に到着したのが24時30分ごろに。MRTの最終便が行った後だったので、台北車站から徒歩で移動することに。
道順は事前に把握していなかったものの、スマートフォンに表示させたGoogle Mapを片手に、徒歩20分ほどでホテルまで到着することができました。距離的にはタクシーを使ってもよいのかも。
MRTで移動する場合は西門站で降車後、6番出口から地上へ出ます。ちょうど目の前に現れる景色が下の写真と一致するはずですが、正面に「明日HOTEL」とわかりやすく看板が出ていますね。看板下部に矢印が書かれていますので、そちらの方向に進んでいきます。
ホテルの入り口があるのはセブンイレブンの看板が出ているすぐ横。
自動扉には赤帯で「明日HOTEL」と書かれています。西門站から徒歩2~3分の距離なので、大きく迷う心配も少ないでしょう。
連泊時は受付に毎日立ち寄る必要あり
こちらが受付。予めBooking.comで予約していたので、チェックインしたい旨を伝えます。スタッフの方に日本語は通じず、会話は中国語か英語になります。到着時刻が当初伝えていた予定より30分ほど押してしまったものの、無事チェックインはできました。
チェックイン時に宿泊料を支払います。クレジットカードも利用可能。なお受付には「私はこの部屋に泊まっている」ということを示す名簿があり、こちらに署名も求められます。
連泊時は部屋のカギは携帯するスタイルですが、この名簿は毎日新しい紙に差し替えられるため、ホテルに返ってきた際に改めて署名が必要となります。部屋のカギ(カードキー)も毎日設定が変更されるようなので、「毎日部屋に戻る前に受付による必要がある」ということはしっかり覚えておきましょう。
なお受付の向かって右側にはコンビニ(セブンイレブン)が併設されています。
宿泊部屋のある上層階には、ホテルの入り口と受付を結ぶ通路にあるエレベーターで移動。
ルームキーはカードタイプで、ドアノブ上の黒い場所にカードをかざすと解錠されます。
部屋の内装をチェック
今回利用した部屋はスタンダード・ダブル(窓なし)の部屋。ベッドのサイズ(幅)も大きく、トイレやシャワー・バスタブも部屋についているタイプですが、この内容で2泊の料金がTWD2,322(約7,600円)というのは十分安いといえる気がします。
別途と逆側には壁にテレビが備え付け。また奥には鏡とちょっとした机(作業スペース)も。
お水は2本用意されており、毎日交換(なくなっていれば追加)してもらえます。
お湯を沸かすポットや(風量は弱いですが)ヘアドライヤーも。
宿泊部屋内にある洗面台・トイレ・シャワー・バスタブ。空間的にはかなり広さがあります。ただ洗面台・トイレとシャワー・バスタブ間を区切るカーテンなどが無いため、室内全体を濡らしてしまわないよう、シャワーの使い方には注意が必要です。
洗面そばにはバスタオルやアメニティグッズ。
実は台湾訪問時、個人的に困ることのひとつがひげそり。T字カミソリ自体がコンビニ等でも少量しか取り扱われいません。ただトゥモローホテルに関しては、アメニティグッズの中にカミソリが含まれていました。
その他、入り口そばには荷物や衣類をしまえるクローゼットも。ハンバーは2本と少なかったので、冬場の利用時には別途ハンガーを荷物に入れておくとよいかもしれません。
エアコンと電気のスイッチ。
室内用のサンダルもありました。
これまで直近で使っていた宿が Inn Cube 3S や ヨークデザインホテル といった簡易宿であったので、部屋の設備や設置されたアメニティなどはかなり豪華に感じられました。
朝食券としてコンビニで使えるクーポンがもらえる
チェックイン時(連泊時は名簿への署名時にも)受付でもらえるこちらのチケットは朝食券となっています。
詳細は裏面に記載されていますが、指定の時間帯(もらった翌朝6:30~9:30)に受付横のコンビニ(セブンイレブン)でTWD70相当の割引クーポンとして使用が可能。
おそらく時間帯さえ守れば食べ物でなく、飲み物を買ったりする際にも使用できるはず。
朝の時間帯にはホテル周辺のスターバックスコーヒーや朝食が食べれるお店もいくつか見られたので、朝食券をあえて食事に使わず、外のお店で食事を楽しむというのもアリだと思いました。いずれにしても、有効に活用したいチケットといえます。
使ってみての印象
過去に利用した台湾の宿の中でも、トゥモローホテルの受付スタッフの方々は特段親切な印象を持ちました。毎回つたない英語で意思疎通が図れるか心配していますが、このあたりはあまり心配はいらないかも。
宿泊費用としても部屋にトイレやシャワー・バスタブが付いているため若干値はあがりますが、それでも部屋の環境や設備レベルを考えれば、十分安いと思える内容です。
ただ(直接確認はしませんでしたが)場所的に休憩宿として使われてもいるのかな?といった雰囲気も。子供連れでの利用であれば、また違う宿を検討するほうがより安心かもしれません。
最後に
今回はじめて”宿泊地”として訪れた西門エリア。
周辺は昼も夜も多くの人で賑わっている印象でしたが、人混みといったレベルではありませんでした。また地下鉄駅、あるいは台北車站からもアクセスはよく、これまで利用してきた現地宿の中でも、かなりストレス少なく利用できるよい印象を抱きましたよ。
ぜひ台湾渡航時の宿探しをする際に、参考にしてみてください。