Panasonicのコミュニケーションカメラ LUMIX DMC-CM1 用にジャケットカバーやレンズフードといった専用アクセサリー類を展開するブランド「COTTA(コッタ)」。
この COTTA が先月の DMC-CM10 の発売日に合わせて DMC-CM10 および DMC-CM1 専用となる液晶保護用のガラスフィルムの取り扱いを開始。現在公式オンラインショップにて購入可能となっています。
こちらを早速購入の上、手持ちの DMC-CM1 に貼り付けてみました。今回はこの CATTA 製の DMC-CM10/CM1 専用ガラスフィルムをレビューしていきます。
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こちらがガラスフィルムのパッケージ。もともと同じものを CP+2016 の展示ブースでも確認していますが、パッケージの裏面に製品の特徴(表面硬度9H、透過率92%、ガラス厚0.33mm、ラウンドエッジ加工)と貼り付け手順がイラスト付きで描かれています。
箱のなかにはプラスチックのトレイ2枚で挟み込む形でガラスフィルムが封入されています。
パッケージに同梱されているのは液晶保護ガラス(ガラスフィルム)、クリーニングクロス、アルコールシート、埃除去用シート。貼り付ける際にあると助かるものはほぼ一通り揃っているといったところです。
ということで早速貼り付けてみることに。こちらはガラスフィルム貼り付け前の DMC-CM1。
そしてこちらがガラスフィルム貼り付け後。ぱっと見でガラスフィルム自体が変に目立つ様子はありませんが、ディスプレイ面へ当たった光の反射具合はやや違くも見えます。
ディスプレイ上部はレシーバー(受話口)部分だけを避ける形で整形されています。通知ランプやフロントカメラ、センサー類はそのまま上からガラスが覆い被さる形です。
一方反対側は特に何も配置されていないこともあり、端まで直線的にしっかりと覆い被さっています。
フィルムのサイズとしては上下左右の余白を均等に割り当てることができれば、四方にそれぞれ1mm弱程度の余白ができるといった感じ。DMC-CM10/CM1 に関してはディスプレイ縁がラウンドしているわけでもなく、この程度しっかりと被さってくれれば、万が一の落下時等にもフィルム下のディスプレイに直接衝撃が加わることはないでしょう。
ガラスは0.33mmとしっかりとした厚み(と重量)があるため、貼り付けも端の位置を決めて手を離すだけで、フィルム自体の重さで勝手に貼り付いてくれます。端にも特に浮きは見られず、品質も十分満足できるものといえます。
2016年3月9日時点における COTTA 公式オンラインショップでの販売価格は3,218円(税込)。Amazon.co.jp、楽天市場、ビックカメラやヨドバシカメラといった他のCOTTA製品取扱店でも現在のところは取り扱いがされていません。
DMC-CM10/CM1 のディスプレイ保護アクセサリーとしては従来においてもPET素材などを用いた一般的な液晶保護フィルムが発売されていましたが、やはりガラスフィルムのほうが指ざわりや傷の付きにくさは優れていると感じます。
DMC-CM10/CM1 のディスプレイにはもともと飛散防止フィルムが貼り付けられているため、ガラスフィルムまで必要か否かは「DMC-CM10/CM1 をカメラとして扱うのか、スマホとして扱うのか」によって多く判断がわかれるところ。
ただ今回紹介した COTTA 製の液晶保護ガラスフィルムは(値こそ張るものの)品質・サイズ感のいずれもよくできており、これまでガラスフィルムの登場を待っていた方に限らず、アクセサリー類としてしっかりとオススメできる製品です。