過去にモノ・マガジンなどにも掲載された”ハンモックウォレット”と呼ばれる、使いやすさをより意識した一見変わった機構の財布を展開するCartolare（カルトラーレ）。この度、新商品の発表および新たに開設されるギャラリーのお披露目としてブロガーイベントが開催されることに。ということで10月17日（土）、東京・中野にあるギャラリーにお邪魔してこのイベントに参加してきました。
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記事の目次
ギャラリー内覧会
イベント参加者の集合場所となっていたのは新たに開設されたというギャラリー。JRの東中野駅から徒歩5分程度の立地で、ちょうど階段の途中に入り口があります。
中には現在Cartolareが展開している商品が展示されており、実際に手に取って確認することが可能。ここに展示されている商品は、東急ハンズ4店舗（銀座店／渋谷店／ららぽーと豊洲店／広島店）や神戸のフリースピッツ、またCartolareの公式オンラインショップでも購入することが可能です。
メモできる本革財布シリーズ
こちらは メモできる本革二つ折り財布（税込20,520円）。
下の写真の右側部分がRHODIAのようなメモを装着できるようになっており、とっさの際にもメモが取れる財布という設計に。
財布自体は二つ折りで、中に1枚フリップが付いている構造。その1枚をめくると、先ほどのメモを装着する面が隠れ、硬貨、カード、紙幣を入れる”財布”としてのスペースが現れます。
また間に1枚フリップを設けたという構造は同じに長財布にしてしまった メモできる本革長財布（税込23,760円）といったモデルも。
フラットウォレット
こちらは フラットウォレットとよばれる商品（税込円）。商品名にある”フラット”のとおり平らで薄いことが特徴となった財布で、主にカードと紙幣を中心に持ち歩く人向けの商品。
フタを開けるとすぐにカードが取り出せるポケットが設けられています。
紙幣を収めるエリアも薄さと取り出しやすさを意識した独特な設計となっています。
アコーディオンキーケース
こちらは アコーディオンキーケース（税込13,500円）。商品名についている”アコーディオン”のとおり、本体が蛇腹の構造になっています。
そしてキーはこの蛇腹の部分に収納する設計に。
このポケットが表裏で4つ設けられています。
ハンモックコインケース
こちらは ハンモックコインケース（税込9,180円）。冒頭に書いたハンモックウォレット同様、硬貨の収納エリアが横から見た際にハンモック形状となったコインケースです。
本体を開いてみると中に入っている硬貨が探しやすいのが最大の特徴。左右と手前・奥にはフリップが設けられており、硬貨がたくさん入っている場合は多少揺すっても大丈夫です。
ハンモックウォレット
最後にCartolareのフラッグシップモデルである ハンモックウォレット（税込13,500円）。ここまでに紹介したフラットウォレットとハンモックコインケースを組み合わせたような商品です。
写真で写っているのはグリーンのモデルですが、外観の落ち着いた深緑とはことなり、中のハンモック部分はやや明るさのある鮮やかなグリーン。
また片側の側面には半円状のフリップが2つ設けられており、反対側から紙幣を収納することが可能です。
なお新たに登場する新商品はこの時はギャラリーには展示されておらず、このあとの新商品発表会にて初お披露目となりました。
新商品発表会
ギャラリー内覧会のあとは会場を移して新製品発表会。
今回新たに発表された新製品は「Hammock Wallet Compact（ハンモックウォレット コンパクト）」。本体カラーは男性向け3色（Black x Black／Dark Brown x Dark Bronw／Dark Green x Green）と女性向け3色（Pink x Perlcream／PaleBeije x Blue Cream／Grayishbrown x Yellow）の全6モデルで、本体価格は税込17,280円ほど。
Hammock Wallet Compact は Cartolare のフラッグシップモデルとして加わった新商品で、コンセプトは「手のひらサイズ」。最大の特長は手のひらでやさしく包み込めるようなコンパクトさを実現したデザインで、それでいて同社ハンモックウォレットの特徴である視認性の高い小銭スペースを踏襲することで小銭が扱いやすさを維持。加えてカードや紙幣もしっかり収納できる機能性も有しています。
こちらは男性向けモデルの中でも個人的に最も気になった Dark Green x Green モデル。
こちらは女性向けとして用意された PaleBeije x Blue Cream モデル。
本体外装はしっかりとした質感の本革が用いられており、おそらく摩耗性も高いと思われます。また元々持ち歩く際に邪魔にならない（無駄に膨れない）こともベースコンセプトとなっているCartolareの商品の中でもコンパクトさを追求したものということもあり、手にとった際に感じる本体重量もかなり軽く感じます。
本体を開いたところ。内装は硬化を収納するスペースに従来のハンモックウォレット同様、明るめのカラーを用いることで単調さを感じない、シンプルながらアクセントの効いたデザインとなっています。なおその特徴的かつ複雑な構造から、商品を制作する職人の間では「作りたくない」といった声も聞かれるとのこと。
…といつもの調子で敢えて書いてみましたが、実際に手にとった際のサイズ感は本当に秀逸です。個人的には二つ折り財布＋コインケースといった使い分けを結構好む傾向があり、特にちょっと近所に出かけるときはコインケースのみで出かけるといった機会も多くあります。そういった際、そこまで大きな差はなく、でも紙幣とカードも持ち歩けるとなると、より便利に使える財布といった期待が高まる商品だと感じました。
なおこのハンモックウォレット、そもそも誕生したきっかけはお酒を飲みながらの雑談（俗にいう”飲みニケーション”）ということで、今回の新製品発表会もこの”飲みニケーション”を意識した、飲み食べしながらの進行となりました（写真はCartolareブランドを展開する株式会社エイムの山内さんおよび今回のイベント開催を担当されていたブログ「め～んずスタジオ」のアスカさん）。
ということで、料理の写真など。
ちなみに今回発表会の会場となった 4 Seasons LDK というお店、実はサントリーからビールの管理や注ぎ方などの要件を満たした店舗に与えられる樽生超達人店としての認定を受けているお店。以前記事でも紹介したつくねの楽園も樽生達人店として認定を受けていましたが、それよりもさらに上というわけです。味はもちろん、ビールを蓋している泡が本当に細かく、数回口をつけても泡が無くならない（完全にフタとして機能している）あたりに参加した人たちは驚いていました。
最後に
今回お土産として新商品の ハンモックウォレット コンパクトを提供いただきました。特徴的な構造、そして何より手荷物のカサが減らせるというところがまさにガジェッターにはぴったりな財布であるように思います。こちらはまた追って、外観およびファーストインプレッションを紹介していくことにします。
なおハンモックウォレット コンパクトに関しては当面の間はオンラインストアでの取り扱いはされず、実店舗のみでの販売になるとのこと。それ以外の製品に関してはCartolareの公式オンラインストアにてネット注文が可能となっているので、気になった人は覗いてみるとよいかもしれません。
