EasyAcc PB10000CF

香港に本社を置き、主にスマートフォン用のアクセサリー類やバッテリーなどの電子機器を取り扱うEasyAccよりモバイルバッテリー「POWERBANK PB10000CF」を提供いただきましたのでレビューします。

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パッケージは最近良く見かけるダンボールの箱+スリーブケースといったデザインでなく、それよりもさらにシンプル。一般的な箱+プラスチック製のトレイといった構成。

EasyAcc PB10000CF

同梱物はモバイルバッテリー本体の他、USBケーブルと説明書。

EasyAcc PB10000CF

説明書はきちんと日本語表記。やや辿々しさをところはあるものの、かなり細かく丁寧に記載されており、なれない人が購入しても安心して使用できそうでとても好印象です。

EasyAcc PB10000CF

こちらがPOWERBANK PB10000CF。EasyAccのサイトで確認する限りでは2nd Gen.(第2世代モデル)となっています。バッテリー容量は10,000mAhで、製品ページを見ると本体カラーのバリエーションは6色も存在。ただし日本で販売されているのはそのうちの一部カラーのみのようです。なお2nd Gen.では他にも20,000mAhの超大型モデル(USBコネクタx4搭載)、15,000mAhの大型モデル(USBコネクタx3搭載)などが存在しています。

EasyAcc PB10000CF

本体の外装はプラスチック。表面の質感はややザラザラとした指ざわりのマットな感じ。皮脂汚れなどはやや付着しやすい印象。

EasyAcc PB10000CF

表面の右下にはバッテリー残量を通知するLEDランプのインジケーターを搭載。ランプ個々のサイズは結構小さめです。

EasyAcc PB10000CF

右の側面にはUSBコネクタが2つ配置されており、いずれも最大2.4Aの出力に対応。スマホ、タブレットいずれでもポートをいちいち確認することなく使用することが可能です。また2つのコネクタの間にはLEDフラッシュライトも搭載。暗い場所では懐中電灯としても使用できます。

EasyAcc PB10000CF

下面には通知ランプを発行させるおよびLEDフラッシュライトを点灯させるためのボタン。なお充電の開始時には基本的にボタンを操作する必要はなく、そういった機器が接続されるとそれを自動で感知して充電を開始してくれるスマートな仕様になっています。

EasyAcc PB10000CF

左の側面は特に何もありません。

EasyAcc PB10000CF

上面にはPOWERBANK PB10000CF本体を充電するためのmicroUSB入力コネクタが配置されています。

EasyAcc PB10000CF

裏面には製品の仕様が刻印されていますが、それ以外は特に気になるものはありません。

EasyAcc PB10000CF

USBコネクタおよびLEDフラッシュライトの上にはそれぞれが何なのかを示しているマークもデザイン。

EasyAcc PB10000CF

下面に配置されたボタンをダブルクリックの要領で二回押すをLEDフラッシュライトが点灯。ボタンのサイズが小さいためやや押しづらさは感じますが、点灯させた際の明るさはなかなかのもので、実際に懐中電灯としてもかなり便利に使えそうです。

EasyAcc PB10000CF

付属のケーブルは長さが短めになっているので、スマホとポータブルアンプを束ねるような感じでバンドを併せて使うと、使用中でもスマートに持ち歩くことができそう。

EasyAcc PB10000CF

外観的に特段高級感といったものは感じないものの、その分外装素材に軽いものを用いることで、10,000mAhという大きな容量のバッテリーでありながら本体重量は意外と軽いといった印象をうけました。

また個人的に最も魅力を感じたのはPOWERBANK PB10000CF本体自体の充電に要する時間の短さ。製品ページなどで詳細を見ているとバッテリーの充電は6時間で可能と書かれているものの、試しにQuickCharge 2.0に対応している充電アダプターを用いてみたところ、おおよそ半分となる3時間30分程度で残量ゼロ→100%に充電することができました。過去に他のモバイルバッテリーでも同様のことを一応試してはみているものの所要時間が変わることはなかっただけに、これはこのPOWERBANK PB10000CFならではのひとつの特徴といえそう。

2015年9月23日時点ではAmazon.co.jpで1,999円にて取扱中。実使用時に変な発熱やコイル鳴きといった現象も見られないという”それなりの品質がある前提”でバッテリー容量と価格を比べると、かなりお買い得といえる価格設定になっています。

容量もそこそこほしい、でもある程度きちんとした品質もあるモバイルバッテリーを安く入手したい。そんなワガママな人にぜひ使ってみてほしい製品といえるでしょう。