筆箱にも常備できる超スリムなモバイルバッテリー「Aukey PB-N30」レビュー

モバイル用の急速充電アダプターやワイヤレス充電パッドなどを愛用させていただいてるAukeyより、Lightningケーブルで充電ができるモバイルバッテリー PB-N30 を提供いただいたのでレビューしていきます。

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パッケージは非常にシンプル。開封すると中から早速本体が現れます。

同梱物はモバイルバッテリー本体の他、Lightningケーブルと説明書。

Lightningケーブルには AUKEY の文字が入っています。以前も別な記事に書いた気がするのですが、こういった細かいデザインは特にガジェットをよく買っている人にとってはありがたいポイントだと思います。ガジェットをいろいろと買っていくと無駄に増えていくのがこういったケーブル類ですが、細かく管理していないと元々どれに付いていたものなのかわからなくなってしまいます。そういった際、ヒント程度ですがおおよその予想がつくようになります。

こちらがモバイルバッテリー本体。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色があり、今回提供いただいたのはブラック。第一印象は小さい（そして軽い）といった感じ。

本体表面は少しザラザラとした質感になっており、指紋や皮脂汚れはほぼ目立たない（見えないといってしまってもよいかも）でしょう。なお AUKEY の文字はプリントなどでなく、刻印されています。

こちらは本体の右側面。この製品の特徴であるLightningコネクタの入力ポート、通知用のLEDランプ、出力用のUSBポートが配置されています。

自分の使っているスマートフォンがほぼ（最近の）Apple製品だけ、という方であれば、モバイルバッテリーもLightningケーブルで充電が可能であればMicroUSBケーブルを持つ必要がない、というのはこれまで意外と意識されてこなかったポイントではないでしょうか。

なおそれ以外の面は特に何も配置されていません。

裏面も無地。

先ほど第一印象が「小さい（そして軽い）」と書きましたが、iPhone 6 Plusと並べてみると幅は半分程度（バッテリーの本体サイズは 124x46x12mm）しかありません。また質量も85gとかなり軽量。ただしバッテリー容量は3,600mAhと特に大きくはありません。iPhoneだと1〜1.5回程度充電できる計算です。

従来のモバイルバッテリーと比較すると薄く、荷物を減らしたい人にはとてもよい製品だと思います。また予備のモバイルバッテリーとして、バックやペンケースなどにも入れておくのもよいでしょう。

使ってみてひとつだけ気になったのは、LED通知ランプがやや小さい、ということ。一応このランプ自体はバッテリーの残量によって3色（赤、緑、白）に点灯するのですが、特に緑と白については明るい部屋だと見分けがつきづらいです。

一応各色はそれぞれ「赤：残量0-20%」「緑：残量20-60%」「白：残量60%-100%」となっており、最低限、点灯色が赤かそれ以外かが分かれば使用上での支障はほとんどないように思いましたが、せっかく点灯色をわけているだけに、もう少しハッキリと色の違いがわかるサイズのランプを搭載しているとなおよかったかな、と思いました。

最後に

Amazonではバッテリー本体のみ、バッテリー本体＋Lightningケーブル（今回紹介したセット内容）、そして型番がやや異なる入力端子がMicroUSBになったモデルの3種類が取り扱われています。このサイズ感に興味を持つ方はいると思うので、Lightningコネクタ用、MicroUSBコネクタ用の2種類が準備されている点も非常によいです。

個人的には普段の荷物の”かさ張り”を少しでも解消したい方、あるいは予備としてどこかに常備しておきたいといった方に特にオススメしたい製品です。本体だけで1,300円前後、Lightningケーブル付きで2,000円前後と非常に手頃な価格でもあり、はじめてモバイルバッテリーを購入する（普段どれくらいの容量を持ち歩けばよいのか把握できていない）方にもよいのではないかと思います。