「コソコソ(・・・美味しいつくねが試食できるブロガーイベントがあるんだけど・・・興味ない?)」。確か始まりはこんな感じだったような気もするし、8割くらい(自分の都合の良い内容に)話を盛ってるような気もする。まあそれはさておき、ご縁があって昨日、下北沢で絶品つくねの試食が出来るブロガーイベントに参加してきました。
ちなみに一度会ったことのある方には言ったことがあるかもしれませんが、私焼き鳥とビールがあれば生きていけるくらいにこの2つが好きなのです。今回はその前者が試食できる!しかも美味しい!と聞いて、初めて訪れる下北沢という土地を小躍りしながら進んでいったことは言うまでもありません。
ということで今回お邪魔した つくね専門店「十夢想屋(とむそうや)」をご紹介しますよ。
記事の目次
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お店の外観と雰囲気
十夢想屋は下北沢駅から徒歩5分ほどの場所にあります。下北沢駅西口から歩いてくると向かって左手に見てくるサンコービルの2Fに入っています。
実際に行くときはこの風景を頭の片隅において探してみてください。
看板には早速美味しそうなつくね料理。
つくね専門店と謳っていますが、つくね以外のとり料理もいろいろと取り扱っています。テレビなどでも取材されているそうです。
お店の中はバルをイメージしたおしゃれな空間になっています。
こういうのとか、本当に些細な点かもしれませんが、すごく美味しそうなお酒も飲めそうなイメージが勝手に膨らみます。
店内にはメニューが貼りだされているのですが、これがまたオシャレな感じでして。空間全体が日常を忘れて食事とお酒に没頭できそうな、そんなとても心地良い雰囲気です。
試食した料理
今回は試食イベントということで、数あるメニューの中でも特にお店からオススメしたい3品を食べさせて頂きました。ここからは順番に写真付きで紹介していきます。
大山どり、レバー炙り焼き
まずは「レバーの炙り焼き」。レバーといえば鮮度が命!なくらいに気を使う食品です。一般的にはかなりしっかり焼かれた商品を取り扱うお店が多い中、十夢想屋では軽く炙っただけというこだわり。鮮度に自信がないとこんなの出来ませんよね。
いざ食べようと箸で掴んだところ、もうふっかふか。普通レバーをこんな状態で食べれる機会って早々無いですよ。
しかも一切れが異様なまでに大きい。2つ残っていると思って遠慮無く掴んだら何も無くなった、という事例がリアルに発生していました(笑)
そして肝心の味ですが、軽く火を通しただけなのにレバーの臭みが全くなく、レバーの旨みだけ口の中に広がります。食感もふわふわで、私の知ってるレバーじゃない。これレバーが苦手な方でも食べれると思います。可能性かなり高いので、十夢想屋に行く機会があれば、ぜひ試してみて欲しいところです。
新鮮!!ササミのたたき
続いては、朝引きした超新鮮な大山どりをたたきにした「ササミのたたき」。お聞きした話では「朝引き」と書いてあっても、厳密に言うとそうでないところも多いのだとか。その点、十夢想屋では深夜に出荷されて早朝に処理された鶏肉をその日に仕入れるという徹底ぶり。前述のレバーの炙り焼きもそうですが、ここまで徹底しないと鮮度が求められる美味しい食べ方で提供できないのでしょうね。
こちらがササミのたたき。鹿児島の甘しょうゆ、さらにお好みでわさびや梅肉をつけていただきます。
こちらは臭みが全くないというか、それを超えてむしろ「これは本当に鶏肉なのか?」と疑ってしまうほどのさっぱり感。鶏肉の味を本当にそのまま楽しんでいる感じがあり、いくらでもお腹の中に入っていきそうです。ヘルシーなので、食事のカロリーを気にしてしまう方にもかなりオススメ出来る一品です。
おまかせ!!つくね5種盛り
ここでいよいよ真打ち登場。お待ちかねのつくねです。つくねに関しては、中に入れる具材の量、大きさ、さらには肉汁や脂の量といったところまで試行錯誤を繰り返して現状のものに辿り着いたとのことで、高まる期待。
十夢想屋のつくねメニューをおさらいしておくと、ベースとなるつくねは3つの種類から選びます。肉汁たっぷりふわふわ食感が魅力の「ジューシー」、ヤゲンなんこつをねりこんでフワフワとコリコリの両立を実現した「コリコリ」、そして野菜を入れることで一味違うふわふわさとヘルシーさを再現した「ヘルシー」です。
これにトッピングが30種類。組み合わせると総勢90種類という超豪華ラインナップになるわけです。特に人気が高いトッピングは「青じそおろし」「明太マヨ」「柚子コショウ、そしてシンプルな「塩コショウ」「自家製タレ」あたりなのだとか。
そんな中でもお店のオススメを揃えたというのが今回試食した「つくね5種盛り」。手前からもう美味しそう。
奥の方も・・・たまらん。
コリコリ+チーズ
まずはコリコリベース+チーズの組みあわせ。
ひとくち食べてみると、まず肉汁が「ジュワ」と出てきた後に「ゴリゴリ」と心地良い食感が。というかヤゲンなんこつの切り方が大きくて、食感が非常に楽しめます。味は言うまでもないですよ。敢えて一言で言いますが、うまい。
チーズは口の中で優しい風味が広がります。ヤゲンなんこつを噛んで”攻める”感じと口の中に広がるチーズの優しさのギャップが不思議。
コリコリ+ワサビマヨ
お次はコリコリベース+ワサビマヨ。
こちらもはじめに肉汁と食感が伝わってくるのですが、それを噛みしめようとした瞬間にくるわさびのピリ辛さ。わさびの辛さがきちんと感じられる程よさで、もう食が止まらない感じです。
ジューシー+明太マヨ
ここからはジューシーベースにスイッチ。続いてはジューシーベース+明太マヨ。
さて、ここで初めてジューシーベースなわけですが、口に入れて噛んだ時の肉汁の溢れ方が凄いです。一口で食べれないので噛み切るのですが、そこから漏れだす肉汁がもったいなくて困るくらいのジューシーさ。さらにつくね本体の食感が本当にふわふわです。
ジューシーベースのつくねは全て国産のもも肉を毎日仕入れて使っているのだとか。一般的には胸肉を使うところも多い中で、このふわふわを再現するためのまさにこだわりといったところ。またそのふわふわ感と明太子マヨの優しい風味が異常に合います。これはビールのお友最有力候補かも。
ジューシー+タルタル
こちらはジューシーベース+タルタル。
一般的なタルタルソースというと、中に入っている具材が結構目に見えて分かるものですが、こちらは丁寧に細かく加えられている感じ。マヨネーズの酸味、でもタルタルというややさわやかな感じ。肉汁溢れるジューシーベースつくねなのに、脂を気にせずぺろりといけます。
ジューシー+バーベキュー
最後はジューシーベース+バーベキュー。本来、十夢想屋のつくね5種盛りは上記4つのトッピングと辛味噌らしいのですが、この試食会のタイミングでは辛味噌が切れていたようで、代打として送り出されたのがこのバーベキューだったようです(お店の人に教えてもらった)。
ただですね、そもそもお肉とバーベキューソースの組み合わせが美味しくないわけがないじゃないですか。そして案の定美味しかったです。やきとり(つくね)ということを忘れた場合のまさに鉄板じゃないでしょうか。バーベキューソースって鶏肉と合わせて食べる機会はそんなにない気がするのですが、鶏肉でもいける。というかつくねと合う。
ビールにもこだわる
これだけ美味しそうなつくねが出てくると、ビールも飲みたくなります。実際に飲みましたが(笑)
十夢想屋ではつくねは料理はもちろんですが、お酒にも非常にこだわっています。そのひとつがビール。サントリーから「樽生達人の店」として認定されているほど、ビールの提供クオリティも高いのです。
この泡とビールのバランス(ゴクリっ・・・)
樽生達人店に認定される条件などは樽生三原則(毎日の洗浄、適正なガス圧、静置冷却)とこだわり2ヶ条(きれいなグラスと自然乾燥、美味しい樽生の注ぎ方)がポイントになるそうで、そちらの詳細はサントリーの公式サイトから確認することが可能です。
で、まあ、美味しいつくねとビールがあれば、あっという間にこうなりますよね。ごちそうさまでした。
試食させてもらったメニューだけでもかなりのこだわりが感じられたのはもちろん、何よりも全て美味しい!お酒も美味しい!ありきたりな表現ですけど、結局最終的にはこれに尽きると思います。今回はヘルシーベースのつくね、そして美味しいと話題だった月見つくねが食べられなかったので、これはもうなるべく早いタイミングで再訪したいところです。本当。
・・・3時間後。
なぜか私の目の前には、試食できなかったピクルスの盛り合わせが。あれ?なんで?いや美味そうですし遠慮無くいただきますけれど(パクっ)
・・・というか、こんなところには例の月見つくねが!!!
黄身のこのぽってり具合が・・・たまらん。
潰して塗りたくって・・・(パクっ)
ん、んんまいぃぃぃ(*´ω`*)
なんてやっていたら、こちらは鶏皮ポン酢。
さらには鶏なめろう!
鶏なめろうとビール。
このなめろうは、ネギと辛味噌を乗せたものを海苔で包んで・・・(パクーーー)
ああ、幸せ(*´艸`*)
って、あれ、ちょっと変わったビールがありますよ?下北澤ビール?まあ何はともあれ(グビグビ・・・)
・・・んめ。んめい。というかさっぱりしてて飲みやすー。ビール大好きな私はもちろん、苦手な人でもグビグビいける危険なやつですよこれ。
はっ!!これは試食できなかったヘルシーベースのつくね!しかもお客さんから人気が高いというおろしポン酢のトッピング・・・。
この贅沢な大根おろしの盛り方と言ったら・・・もう・・・ねぇ・・・。我慢ならん(パクっ!)
めっちゃふわふわ(*°∀°)=3何やこれ
長芋なんかが入っているって聞いていたけど、こんなにふわふわになるの?ってくらい。ジューシーベースのほうもふわふわなんですが、あちらは「肉汁ジュワワワワワァァァ、でも食感ふっくらも・・・忘れてへんでぇぇぇぇ」という強気な感じ。対してこのヘルシーベースは「ふわっ・・・ふわっ・・・」と、ひっそりと、でもじわじわと柔らかさを訴えかけてくる感じ。本当に入れる材料が変わるだけでこんなにもつくねが楽しい物になるなんて・・・もう常連さん決定ですわ。
とまあ書くだけ書きましたが、実は十夢想屋の入っているビルの1つ上の階には「BUSHITSUシモキタザワ」というコワーキングスペースが入っていまして、試食会終了後にそちらでブログを書いていたんですよ。「BUSHITSUシモキタザワ」については別記事に書いています。
関連記事:下北沢のコワーキングスペース「BUSHITSUシモキタザワ」に行ったらすっかり魅了されて帰ってきた件
さっしの良い方なら既にお気づきでしょうけれど、試食会が終わったのが19:00。その後22:00までBUSHITSUシモキタザワでブログ書き。ちなみに十夢想屋の営業時間は27:00・・・。1日に2回行ったんですよ(笑)同じ日に、同じお店(しかも喫茶店とかじゃなくて)に2回行ったのは今回が初めて。でもBUSHITSUシモキタザワと組み合わせるとこんなことも出来るなぁ、という意味では、合わせて使うのもアリだと思いますよ。
まとめ
ということで、かなり長い記事になってしまったので、最後は一言で。
つくね専門店「十夢想屋」はつくね(とビール)好きの楽園。
※お店の情報
つくね専門店 十夢想屋(とむそうや)
- 営業時間:17:00〜27:00(ラストオーダー 26:00)
- TEL:050-5570-6032(予約専用)/03-3795-8082(問い合わせ専用)
- 定休日:不定休
- 住所:東京都世田谷区北沢2-1-8 サンコービル 2F
世田谷ライフマガジン 51 (エイムック 2965)
エイ出版社 2014-11-26
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