※2018年6月現在、当記事で紹介しているアウトレットストアは閉店しています。詳細は記事末の追記にて。
今年になり頻繁に訪問している台湾。最近の主な渡航目的は海外で販売されるスマートフォンやタブレットの新機種(実機)に触る、あるいは実際に現地で購入するといったことが多いのですが、新機種以外に掘り出し物が見つけられるケースが多いというのも楽しみのひとつ。
この記事ではブログ『MONOLOG.』のものすく(@monosqu)さんに教えてもらった白ロムのアウトレット品が買えるお店、遠傳電信(Far EasTone)の直営アウトレットストアを紹介します。
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お店へのアクセス方法
今回紹介する遠傳電信(台湾の携帯キャリア)の直営アウトレットストアがあるのは台北市内。台北車站(たいぺい駅)から徒歩数分の場所です。
Google Mapで場所を検索する場合は、遠傳電信の店舗リストで住所を調べ、コピー&ペーストで検索するのが簡単です。
店舗リストのページを開いたら、画面上にある請選擇縣市(下記画像の①)で「台北市」、請選擇分區(同②)で「中正區」を指定。絞り込みされた店舗一覧の中に見つけられる「站前暢貨中心直營門市」がアウトレットストアです。
台北車站からアクセスする際は、南方向へ向かいます。台北車站から大通りを挟んで向こう側へ。
向かって右手に「TimHoWan」というレストランがある通りを南下。
矢印の方向に直進します。
1つ目の横断歩道を渡り、引き続き直進。ここから歩道の上に屋根が付くので、屋根に沿って下を直進。
ちょうど進行方向左手に交差点が見えてきます。
このタイミングで右手には「遠傳站前暢貨中心」という看板とともに上り階段が出てきます。これまで数回お店を訪れていますが、日中であればいつも階段前に(出店的?に)机と椅子を出して座っている女性がいるので、目印にしてみてもよいのかも。
この階段を上った2階がアウトレットストアの入口です。
あまり多くのお客さんで賑わっている様子は見たことがない(笑)ので、逆に落ち着いて入ることができますよ。
店内の様子
階段の上り口にはお店の営業時間が掲示されています。月~土曜日および日曜日・祝日のいずれも11:00~21:00となっている模様。
追記:2017年3月9日
2017年3月8日(水)に再訪したところ、2017年2月1日(水)より営業時間が【12:00~21:00】に変更されていました。
お店の入口。
店内に入ると向かって右側が回線付きで契約する機種の展示コーナー。そして向かって左方向奥にアウトレット品が陳列された展示エリアが設置されています。「超値福利品」という表示が目印です。
▼ 店内奥窓際を中心としてアウトレット品が展示されている
▼ アウトレット品の展示コーナー
アウトレット品には状態によりランク付けがされています。
具体的には次のとおりです。
- 福利AA品:未開封新品(黄色のシール付き)
- 福利A品:開封済みほぼ新品(赤色のシール付き)
- 福利B品:展示落ち品(青色のシール付き)
- 福利C品:展示落ち品(緑色のシール付き)
AA→A→B→Cとなるにつれて、商品の状態が落ちます(その分価格も下がります)。
また展示コーナーには在庫のある商品が状態と価格付きで表示されています。端末名は英語で書いてあるので、見方に困ることはないでしょう。
なおこの衝立は表裏で別な内容が記載されており、また衝立ごとに異なる内容が書いてある場合も。ひととおり、用意されている衝立の裏表をすべて見てみるのが賢いと思います。
アウトレット品ということで、基本的には新機種は含まれておらず、型落ちとなった機種がラインナップされています。Androidのハイエンド機からミドルレンジ機、スマートフォンからタブレット。またiPhoneやiPadといった機種も含まれています。
▼ 展示の下(棚の中)には実際の在庫が収納されている
ほしいものを見つけた場合は店員さんに衝立の商品名を指差しつつ「これがほしい(I want this.)」といってもよいですし、棚にしまわれている在庫を具体的に見つけた場合はそれを伝えても大丈夫です。
なお店員さんは基本的に日本語が通じません。中国語あるいは英語でのやりとりとなります。とはいえ実際に英語すらままならない私でも購入することはできた(詳細は次項)ので、掘り出し物を見つけた場合はチャレンジしてみる価値はあると思いますよ。
実際に買い物をしてみた
ひととおりアウトレット品を見て回ったところ、少し前から個人輸入しようかずっと検討していた Sony Xperia Z3 Tablet Compact を発見。こちら型番はSGP641となっており、SIMフリーかつFDD-LTEのBand28もサポートする貴重種。
…なんですが、この時は福利AA品(未開封新品)がTWD10,900(約35,000円)で販売されていました(上の写真はTWD11,900になっているんですがね)。
当時は海外通販サイトを利用しての個人輸入だと、安いときでも総費用が約46,000円程度(しかも対応周波数が少ないSGP621)となっていたので、まさにお買い得な掘り出しモノ。
というわけで実際に購入してみました。支払いにはクレジットカードも使用可能で、パスポートなどを見せて、無事端末のみでの購入ができました。
海外から来ているということも伝えると、その場で動作確認も含めて丁寧に対応してもらえました。箱が少し汚れていたんですが、親切に頑張って拭いてくれたのがとても印象的でしたよ。
残念ながらこちらのお店はTax Refund Service(営業税の還付)には非対応ということでしたが、それでも十分安く買い物ができました(以降、毎回台湾を訪れる際は都合がつけば掘り出しモノを求めて覗きにいっています)。
最後に
あくまでアウトレット品としてラインナップされているのは型落ち品となりますが、未開封品が格安価格で購入できる場合もあるという意味では、ぜひチェックしてみたいお店です。特にガジェット目当ての散策をするのであれば、台北車站からもすぐの距離なので、ぜひチェックしてみてください。
地下鉄で数駅の距離にある三創生活園區&光華商場とセットで散策してみるのもオススメです。
追記:2018年6月10日
2018年6月に再訪した際、店舗がすでに閉店していました。
▼2018年6月8日(木)に確認した店内の様子
店外には「新たに理髪店ができる!」と案内する表示も見かけたことから、残念ながら内装の模様替えというわけでもなさそうです。
誤って訪問することのないよう、ご注意ください。