仙台国際空港-台湾桃園国際空港間にLCC・タイガーエア台湾が就航してから、1~2ヶ月に1度の頻度で台湾を訪問しています。
今回は先日宿泊した台北車站(たいぺい駅)そばのデザインホテル「York Design Hote(約克設計旅店/ヨークデザインホテル)」の内観や宿泊してみての感想をまとめておきます。
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アクセスは台北駅から徒歩数分
仙台-台湾便の現地(台湾)到着時刻が23時前後ということもあり、最近では基本的に台北駅からなるべく距離の近い宿を探しています。
今回紹介するヨークデザインホテルも同条件で、台北駅からは徒歩数分でアクセスできる好立地。
▼ 台北車站(たいぺい駅)
台北駅横の大通りを渡ったら、シーザーパークホテル(写真左)と無印良品が入っている建物の間の道を直進します。
▼ 台北駅を背にして、右手に無印良品
▼ 左手にシーザーパークホテル。こちらは赤色の看板が目印
間を抜けて、一本目の交差点は直進します。
▼ 交差点の右方向にはユニクロも。目印として覚えておくとよいかも
少しごちゃごちゃとしてきますが、ホテルは進行方向の左側に現れます。黒地の看板が目印です。
上に横長の看板が並びます。黒地の看板に「YORK DESIGN HOTEL」と書かれていますね。ここが入り口です。
▼ ちょうど対面にはすき家が。こちらも目印としてわかりやすい。
24時間対応の受付は深夜の到着でも安心
入り口すぐにあるエレベーターに乗ったらまずは4階にある受付へ。この日の到着(チェックイン)は24時前でしたが、受付にはスタッフの方が24時間いる模様。遅い時間のチェックインも安心です。
▼ 受付周辺の様子
スタッフの方は基本中国語か英語での対応でしたが、チェックインしたい旨を伝え(私は単純に「check in please.」と伝えました)、名前などを記入しつつパスポートなどを確認されて終わり。海外に慣れなくても、それほど難しさは感じないと思いました。
館内と部屋の内装をチェック
宿泊する部屋は地下にあるとのことで、受付後はエレベーターで地下へ。ここの降り口に館内で利用できる無料Wi-Fiなどの情報が掲示されており、ここまではスタッフの方もついてきて簡単に設備の説明をしてくれました。
▼ Wi-Fiの情報(SSIDとパスワード)は部屋内などには書かれていないので忘れずメモすべし
エレベーターを降りてすぐは共有のスペース。ホテル側では特に朝食等の提供はないので、外から持ち込んだ飲食物などはこのスペースで食べるのがよいと思います。
▼ 飲み物は無料で飲めるものが用意されている
▼ 電子レンジやトースターもある
▼ 他にもチラシなどいろいろ。時間があれば詳しくチェックしてみるのもアリか
この共有スペースの端に各個室や洗面所・シャワールームなどへの通路があります。
このフロアはコンクリート打ちっぱなしの壁に配管も露出している、おしゃれな雰囲気。
今回宿泊した部屋がこちら。室内も同じくコンクリート打ちっぱなしの無機質な印象。
パソコンなどを拡げて作業できる机”的”なスペースはかなり狭め。一応椅子もありますが、ゆったり作業をするのであれば、先ほどの共有スペースのほうがよいでしょうね。なおフェイスタオル、バスタオルは備え付けのもの有り。カミソリなどは別途自分で用意する必要があります(台湾のコンビニでもあまり見かけませんがね)。
壁にはハンガーがひとつと照明のスイッチ。照明やエアコンはルームキーについているカードをセットしておかないと自動的に切れる仕組みの模様。
今回宿泊した部屋はハシゴを登った上のスペースにベッドが。ちなみに(チェックアウト時に確認しましたが)対になっている隣の部屋はこの下のスペースにベッドが配置されたジグザグ設計の模様。
マットはふかふか。布団もキレイで清潔な印象。幅も狭くなく、180cmという身長的にも狭さは感じませんでしたよ。
枕元にはコンセントの差口が2つと照明のスイッチ。
ベッドの足元にはテレビも。
頭上(寝た状態で左上)にはエアコンがむき出しで設置。
館内の共有設備もチェック
有料ではあったものの、館内には洗濯機、乾燥機なども設置されていました。宿泊部屋内には洗濯物を干せる設備はない(干そうと思えば洗濯ロープなどの持参が必要)ですが、長期滞在でもなんとかなりそうです。
▼ 3台並ぶ洗濯機(※有料)
▼ 対面には乾燥機。こちらも有料
洗面所・トイレ・シャワールームはひとつの部屋内にまとまっており、これが男女別に用意されています。以下は男性用のスペース。
▼ 洗面台は3つと2つの合計は5つ
▼ 小便器は4つ
▼ 個室は3つ
▼ シャワールームも3つ
シャワールームにはシャンプーとシャワージェル(ボディーソープ)の備え付けがあるので、こういったものは持ち込まなくても大丈夫。上には荷物を置ける棚もありました。
欲を言えばシャワールーム側には下駄箱などなく、またバスマットやスノコもないため、シャワー利用のために館内用サンダルなども用意できるとベターかも。私は極力荷物を減らそうとスニーカー1足のみで訪れましたが、シャワーを浴びた後に裸足で靴を履くの若干気になりました(笑)
使ってみての印象
受付は(おそらく)日本語非対応ですが、英単語を並べて話すだけでも意思疎通は可能。また(このホテルだけに限ったことではありませんが)現地の方は親切な方ばかりなので、「きちんとチェックインできるだろうか」といった心配はせずとも大丈夫だと思います。
館内設備はだいぶシンプルですが、今回は楽天トラベル経由で予約を行い、宿泊費用は2,298円(税込)/泊。飛行機で台湾着→バスで台北市内へ移動→即ホテルへ、といった流れ、なおかつ「宿は寝るだけ」というスタイルであれば価格的にも魅力の感じられるホテルでした。
台北駅そばということで、コンビニや飲食店、あるいは(寝間着などを買うために便利な)ユニクロが近いことも魅力ですね。
シンプル・無機質なデザインゆえ好みは分かれそうですが、立地面・設備面・価格面をトータルで考えると、リピートもありでしょう。子供連れはキツイかもしれないですが、一人旅・友達と利用するのには良いと思います。
最後に
台北駅そばの格安宿としては、以前に「Inn Cube 3S」も紹介しています。
宿泊費用的にさほど差がなく(数百円の差)ので、台湾への到着が深夜になっても時間をかけずにアクセスが可能。言語の問題(日本語非対応)だけ気にならないのであれば、同じような感覚で利用できるオススメしやすい格安宿だと思いました。
ホテル周辺は朝の時間帯に出店がたくさん開いているので、朝食の提供が無い点を”むしろ楽しむ”のもよいのではないでしょうか。