モバイルバッテリーや充電器など、モバイル関連アクセサリーを展開するブランド Aukey より、防水対応のワイヤレススピーカー SK-M4 を提供いただいたのでレビューしていきます。
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今回提供いただいた SK-M4 はスマートフォンなどとBluetoothを用いて無線接続し、使用できるスピーカー。またIPX4相当（JIS規格では”あらゆる方向からの飛沫に寄る有害な影響がない”の定義）の防水仕様も有しています。Aukeyの製品はパッケージデザインがスリーブケース+箱といったものが比較的多い中、この製品は箱に製品がデザインされたシールを貼ることで封がされています。
パッケージ同梱物はスピーカー本体の他、充電用のUSBケーブル、有線接続用のAUXケーブル、スピーカー本体を吊り下げるためのレザーストラップ、そして説明書・保証書類。
AUXケーブルは被覆が二重になっており、外側は暗めのスケルトン使用に。こういった付属品のケーブルは黒や白など、単色かつ不透明のものを見かけることがほとんどなので、やや新鮮な印象。
スピーカー本体を正面から見たところ。本体カラーのバリエーションはブラックとイエローの2色が用意されており、今回提供いただいたのはブラック。スピーカーのグリルネット周囲に AUKEYのロゴ および outdoor speaker の文字がデザインされています。なおイエローの場合はこのフレーム部がイエローカラーになっています。
本体中央から伸びている取っ手は自由に動かすことが可能。
スピーカーの高さは一般的なポイントカードなどとほぼ同じ。
幅はカードよりも数センチ狭いといったところ。
本体側面はタイヤのようなデザインになっており、素材もゴム系のものが用いられています。衝撃に対する体制もあるため、屋外で少し雑に扱ってもそうそう壊れてしまうことはないでしょう。
なお一見とてもわかりづらいですが、タイヤ上になっている側面には3つのボタンが内蔵されています。ボタン（位置）の目印は、側面にはいった切れ込み。
こちらは背面。仕様がプリントされています。
中央下部に配置されている防水キャップを開けると、中には充電用のmicroUSBコネクタ、および有線接続用の3.5mmオーディオジャック。これらの端子が防水キャップの内側にあるということで、有線接続時および充電時は非防水となります。
なおmicroUSBコネクタの下にはLEDランプを配置されており、充電中はランプが赤色に点灯します。
実際に使ってみての感想として、屋外や浴室など、音の質をそれほど求めない環境での使用が前提と考えれば性能は十分といったところ。良い音を聴くことを重視するというよりも、音楽は適当に垂れ流しながら、他のことを楽しむといった使い方に向いていそう。吊り下げ用のレザーストラップが同梱されていますが、本体の防水性を生かすのであれば、別途カラビナなど濡れても大丈夫なものを準備して使用するほうが良いように思います。なお防水等級上、浸水などには対応していないので、くれぐれも水に沈めるといった使い方はしないようにしましょう。
なお外装に関してひとつ残念だったのは（たまたま私が手にした製品が…という可能性が高い気もしますが）スピーカーグリルの一部（穴）に削りの仕上げの粗さが見られたこと。塗装剥げだけならまだよかったのですが、削りカスがそのまま付着しており、指で触れると明らかに引っかかりを感じました。こういった個々の品質向上は今後より期待したい点です。
2015年11月17日時点におけるAmazon.co.jpでの取り扱い価格は2,299円。浴室などの室内以外については、これからの時期活躍する機会がどんどん減ってきそうな気もしますが、車の洗車時やウインタースポーツの際に腰からぶら下げて使う、なんてことはできそうです。何より多少雑に扱っても壊れにくそうなデザインになっているので、ラフに使えるワイヤレススピーカーを探していた、なんて方には購入を検討するよい選択肢のひとつとなってくれるように思います。
