※記事末に追記あり

STAEDTLER Noris Digital

Samsung Electronics(サムスン電子。以下、Samsung)とドイツの筆記具・製図用品メーカーであるSTAEDTLER(ステッドラー)の共同企画で開発されたデジタルペン「STAEDTLER Noris Digital(型番:GP-U999)」を紹介。

Wacom(ワコム)独自のデジタルペン入力ソリューション「feel(ワコム・フィールイット・テクノロジーズ)」に対応し、Galaxy NoteシリーズをはじめとするSペン対応機での手書き入力に使用可能。

かきやすく疲れにくいSペンとして、Sペンで長時間の筆記をこなしたい方にオススメの製品です。

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今回レビューするSTAEDTLER Noris Digital(ステッドラー・ノリス・デジタル)は2017年2月に発表されたデジタイザーペン。

STAEDTLER製鉛筆の定番品「Noris」シリーズを模したデザインにWacom「feel」テクノロジーを備え、Galaxy Noteシリーズの特徴機能である「Sペン」代わりに使える製品です。

▼STAEDTLER Noris Digitalのパッケージ

STAEDTLER Noris Digital

▼カラーはYellow-Black(左右)とGreen-Black(中央)の2色

STAEDTLER Noris Digital

▼長さはおおよそ175mm。削ったのみで未使用の鉛筆と同程度

STAEDTLER Noris Digital

▼ペン先の太さは0.7mm。削り面の質感もパルプ紙のような素材で表現

STAEDTLER Noris Digital

▼形状は六角形。筆の尻(筆先の逆端)も丸さと光沢を忠実に再現

STAEDTLER Noris Digital

▼STAEDTLERの鉛筆(写真左。赤色のもの)と並べてみたところ

STAEDTLER Noris Digital

▼細部のデザインにも強いこだわりを感じる

STAEDTLER Noris Digital

▼鉛筆(写真左)とSTAEDTLER Noris Digital(同右)のペン先

STAEDTLER Noris Digital

▼Galaxy Note8内蔵のSペンと並べたところ

STAEDTLER Noris Digital

▼ペン先の構造は異なるが、両者とも太さは0.7mmで共通

STAEDTLER Noris Digital

Sペンの代わりとして使えるSTAEDTLER Noris Digitalですが、デザインを確認してわかるとおり、消しゴム操作などに使うボタンは非搭載。かいた内容を削除する際には、毎回デバイスの画面上で「消しゴム」を選ぶという一手間が必要です。

またSペンのボタンはSペン専用のランチャー「エアコマンド」を展開するボタンとして機能しますが、当然この展開もSTAEDTLER Noris Digital単体ではおこなえません。

一方でSペンでの筆記中に意図せずボタンを押してしまう“誤操作”は完全に防げます。

Sペンのボタンはペン側面に配置されており、ペンを握っていると不意に指が触れてしまうことも。私自身よく間違って押してしまうのですが、かいていた内容が意図せず削除されてしまうのはなかなかのストレスになります。

そこでもし長時間にわたり集中してSペンを使うことがわかっているのであれば、そのときだけSTAEDTLER Noris Digitalを使うのは非常に有効な手段です。

こうして考えてみると、STAEDTLER Noris Digitalは「Sペンを完全に置き換えるモノ」でなく「Sペンの補助として使うモノ」と考えるべきでしょうね。

ちなみにデザイン設計は本当によくできており、握りやすく、また使っていても非常に疲れにくいです。

STAEDTLER Noris Digital

重さは実測で9g。同じ長さの鉛筆で約4gだったので、重量は約2倍。ただそもそもの重量が軽いため、この差はそこまで大きな差として気になりません。

かき心地は、Galaxy Note8が内蔵するSペン(標準装着の芯)と比べてやや粘りに欠ける印象が。ただこれは慣れの問題かも。

STAEDTLER Noris Digital

一方ではじめから十分“かいている感触”を自然に味わえます。また慣れると誰しもがしっかり使ったことがある鉛筆を模したデザイン設計の威力がヒシヒシと感じられます。身体が覚えている鉛筆の太さと六角形の形状には圧倒的な握りやすさが。

付属のキャップを使えばペン先もしっかり保護できるため、デスクなどでGalaxy Note8を使ったかきものをする機会が定期的にある場合には、ペンスタンドやペンケースに1本忍ばせておくのもよいでしょうね。

なおGalaxy Note8などSペンを本体に収納する設計のデバイスで使う場合には、Sペンの省電力モードをオフにしておくことがオススメです。詳しい手順は以下リンク先にて。

Yellow-Blackの本体カラーは日本のAmazon.co.jp(マーケットプレイス)にて並行輸入品が販売中。また米国のAmazon.comを使い、直接個人輸入することも可能です。

Green-Blackの本体カラーは欧州向けに投入されている限定モデル。私はドイツのAmazon.deを使って個人輸入しました。

STAEDTLER Noris Digitalの米国における定価は税別でUSD44.99(約5,000円)。米国向けのSamsungオンラインストアではおおよそ半額まで値下げされており、Amazon.comなどでも安いときではUSD20.00前後で購入できます。

Wacom「feel」は2011年に発表されたGalaxy Noteシリーズの初代モデル「Galaxy Note」から継続的に「Sペン」として搭載されている技術。最新モデル「Galaxy Note8」でも筆記性能は見事な仕上がりになっていることを考えれば、今後も引き続き採用されると予見できます。

今後のGalaxy Noteシリーズでも使える(であろう)アクセサリーとして、とくに筆記機能をじっくり使う方には、1本所持しておくことをオススメします。

追記:2017年12月13日

2017年12月20日(水)より、STAEDTLER Noris Digitalが国内で発売されることになりました。詳しくは以下リンク先にて。