LG G6 Spigen ラギッド・アーマー

LG Electronics(以下、LG)の新しいフラグシップスマートフォン「LG G6」を使い始めました。

大画面による没入感をさらに高めてくれることを期待して選んだ本体カラー(Astro Black)は強めの光沢がとても魅力的ではあるものの、落下など不測の事態には備えたいもの。そんなわけでSpigen(シュピゲン)のTPUケース「ラギッド・アーマー」を購入することに。

使いはじめて数日ですが、この記事ではSpigenのLG G6専用「ラギッド・アーマー」を紹介していきます。黒系の本体カラーとの相性のよさはもちろん、G6の本体形状との相性のよさにより、保護機能に抱く安心感も他機種向けモデル以上です。

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はじめに:選び続ける理由

Samsung Galaxy S7Galaxy Note5Huawei Mate 9など、直近で購入したAndroidスマホのほとんどで使っているSpigenのラギッド・アーマー(一部の機種向けにはラギッド・カプセルとして販売)。

グローバル展開されているスマホを買う場合、基本的にはラギッド・アーマーから探すのが習慣化しているくらい、好んで選んでいるケースです。

選び続ける理由は、私がスマホケース選びにおいて重要視する要件をほぼ確実に満たしてくれるから。ちなみにその要件は3つで、これがそのまま、ほとんどのラギッド・アーマーシリーズに当てはまる特徴と考えてもらってもよいでしょう。

  • デザインがシンプルである
  • ケース自体が丈夫である
  • 掃除がかんたんである

もしケース選びで重視する要件が私と同じであれば、他機種向けのケースを探していても、ラギッド・アーマーを検討してみる価値はあるはず。

またラギッド・アーマーシリーズは色が黒であることから、本体カラーが黒系の端末とはとくに相性がよいです。こういった点も考慮してみるとなおよいと思いますよ。

ケースのデザインをチェック

あらためて今回購入したのはSpigenのLG G6専用ケース「ラギッド・アーマー」。Amazon.co.jpにて1,830円(税込)でした。

ラギッド・アーマーシリーズはプレミアムTPU素材を用いて設計されたソフトタイプのケース。しっかりとした保護性を期待できる肉厚なつくりと適度な柔軟性を備える製品です。

G6専用モデルはこちら。

LG G6 Spigen ラギッド・アーマー

多くのモデルに共通するポイントのひとつが、カーボン調のテクスチャー。見た目だけでなく、表面の質感も模様に沿った立体感が再現されています。ただ黒いだけだとのっぺりした印象になりがちですが、このテクスチャーがアクセントになり、デザインを引き締めます。

LG G6 Spigen ラギッド・アーマー

G6専用モデルでは上下2箇所にテクスチャーを配置。下部にはSpigenのロゴも立体的にデザインも。

LG G6 Spigen ラギッド・アーマー

内側には衝撃吸収の機能を持つとする、蜘蛛の巣柄をパターンが施されます。

LG G6 Spigen ラギッド・アーマー

四隅には空気を注入したクッション「エアークッションテクノロジー」を搭載。落下時、まっさきに強い衝撃を受ける可能性がとくに高い角をやわらかく守ります。

LG G6 Spigen ラギッド・アーマー

機種別に若干デザインにも違いが見られるラギッド・アーマーですが、G6専用モデルは、これまで見てきたモデルの中ではクセの少ない、ベーシックなデザインといえますね。

装着してサイズ感を確認

G6(本体色:Astro Black)に装着してサイズ感や色味の相性を見ていきましょう。

G6のAstro Blackカラーは画面消灯時にはディスプレイとベゼルの境目もかなり目立たなくなるデザイン。ラギッド・アーマーを装着すると、色味がやや明るい側面の金属フレームが隠れて“黒い塊”といった印象が強まります。

LG G6 Spigen ラギッド・アーマー

G6のフラット設計なフロントパネルも、ケースに高さを設けることで、伏せておいた際に直接触れることを防止。僅かに残ったベゼルはケースがしっかり装着できるエッジが残っているため、衝撃を受けても外れにくいことでしょう。

LG G6 Spigen ラギッド・アーマー

背面も黒で統一された、まとまりのある見た目に。

LG G6 Spigen ラギッド・アーマー

メインカメラや指紋認証センサー用に設けた開口も位置はぴったり。成形にも粗さはなく、細部までデザインを損ないません。

LG G6 Spigen ラギッド・アーマー

側面はやや丸みを帯びた形状。肉厚で柔軟性を備えるTPU素材にしっかり囲まれ、安心感がありますね。

LG G6 Spigen ラギッド・アーマー

LG G6 Spigen ラギッド・アーマー

LG G6 Spigen ラギッド・アーマー

LG G6 Spigen ラギッド・アーマー

ちなみに側面(左)の音量キー部分も上からケースが覆いかぶさりますが、肉厚なTPUの上からでも操作性を損なわないよう、工夫された構造になっています。

LG G6 Spigen ラギッド・アーマー

手にとってみた様子。サイズ感もよく、ゴワゴワするような緩さはありません。むしろどちらかといえば、脱着時に少し苦労する場合があるかも、といった印象。

LG G6 Spigen ラギッド・アーマー

LG G6 Spigen ラギッド・アーマー

G6専用モデルで魅力を感じたポイントが指紋認証センサー用につくられた開口部ですね。

LG G6 Spigen ラギッド・アーマー

縁のテーパード加工はかなり自然な指あたり。ケースの厚みにより出現した深さにより、センサーの位置は指先の感触だけで、より探しやすくなりました。テーパード加工はセンサー(※電源キー機能を兼ねる)の押しやすさも確保しています。

また最近ではディスプレイの左右端が丸みを帯びたデザインの端末も増えていますが、こういったデザインはボディのスリム化、ホールド性の向上を実現できる一方で、ケースの装着が甘くなるという弱点も備えます。

この点、G6のフロントパネルがフラットな形状。ケースがしっかり装着できる相性のよさがあり、ケースに求められる「保護」という目的をより確実に満たしてくれることでしょう。

一方で、人により気にあるであろうポイントは、G6ならではの魅力である狭額縁なデザインが損なわれてしまうということ。

LG G6 Spigen ラギッド・アーマー

個人的には「見た目が従来のスマートフォンと同じになった」という印象であり、そこでとどまったのは狭額縁設計だから、と前向きに捉えています。ですが「せっかくの狭額縁は残したい(活かしたい)」という方もいるはず。

そういう場合はラギッド・アーマーでなく、薄さや透明性を特徴とする他のケースを探すほうがよいでしょうね。

さいごに

毎回変わらぬ安定感に魅力を感じ、まっさきに選んでしまうラギッド・アーマーシリーズ。

G6専用モデルに関しても従来通りの特徴・魅力は変わらず。加えてG6本体との相性のよさで生まれる強い安心感は、他機種向けモデル以上といってよいでしょう。ラギッド・アーマーシリーズの中でもベーシックなデザインであることも含め、幅広く進めやすい仕上がりとなっています。

Amazon.co.jpでの取扱い価格は1,830円(税込)。国内版が発売されている機種に比べればやや価格設定は高めですが、それでも価格以上の価値は感じられるはず。

とくに同系色で揃えると見た目の一体感が際立つだけに、G6の本体カラーにAstro Blackを選んだ場合は、購入候補として検討してみることをオススメします。