皇后旅店 Queen Hotel 2

2017年も台湾いきたいわん!ということで(どういうことだ?)、3月上旬に台湾を訪問してきました。

訪台時に利用する宿泊先は毎回はじめてのところを利用するよう心がけており、今回は台北車站(たいぺいえき)の北エリア、徒歩10分ほどの距離にある「皇后旅店二館(Queen Hotel Ⅱ)」を利用することに。

この記事では 皇后旅店二館(Queen Hotel Ⅱ)の内観および宿泊しての感想を整理しておきます。結論を先に述べると、館内もキレイで料金も安い。そして何より雨天時もアクセスが楽な点が魅力でしたよ。

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台北車站から徒歩10分。アクセス方法を紹介

今回紹介する皇后旅館(Queen Hotel 2)があるのは、台北車站(たいぺいえき)の北エリア。徒歩10分前後の場所です。

いつもどおり、台湾桃園国際空港からバス(國光客運・1819便)に乗り、台北車站で降車。ここからホテルまで、歩いて移動してみました。

ちなみに台北車站周辺は地下街も広がっているので、今回は地上ルートと地下ルート、2パターンでのアクセス方法を紹介しておきます。

風景を楽しむなら地上ルート

スタートは台北車站の北3番出入り口から。

皇后旅店 Queen Hotel 2

台北車站の北側、向かって左手にある歩道橋を登り、北側へ進みます。

皇后旅店 Queen Hotel 2

ちなみにこの歩道橋、台北車站を西側から出ると、向かって左手側にも見つけることができます。この場合は歩道橋を登り、直進すれば北方向へ進むことになりますね。

皇后旅店 Queen Hotel 2

歩道橋はまっすぐ折りれない構造になっているので、道に沿って左方向へ進みます。

皇后旅店 Queen Hotel 2

そのまま前方に歩道橋から降りる階段が出現するので、下へ。

皇后旅店 Queen Hotel 2

歩道橋から降りたら、そのまま直進していきます。

皇后旅店 Queen Hotel 2

小さいものも含め、5つ目に現れる大きな交差点を向こう側へ渡り、右方向へ。

皇后旅店 Queen Hotel 2

ここまでは次に説明する地下ルートでもたどり着けるので、この続き(共通ルート)を説明する前に、一旦地下ルートを説明していきます。

天気が悪いなら地下ルート

台北車站周辺には地下街があり、今回宿泊した皇后旅店二館(Queen Hotel Ⅱ)に行く際も、台北車站から地下を通じて途中まで移動できます。この場合、目指す出口は【Y19】。

皇后旅店 Queen Hotel 2

皇后旅店 Queen Hotel 2

【Y19】から地上に上がると、先ほど地上ルートで紹介した交差点の少し先にある場所に出ることができます。

皇后旅店 Queen Hotel 2

【Y19】側から見た視点がこちら。地下ルートを利用する場合は、正面に見える交差点を渡らず、左折しましょう。

皇后旅店 Queen Hotel 2

なお以降は地上ルートと地下ルートを問わない共通の道順ですが、ここより先で案内している歩道(ルート)の9割以上は屋根が付いています。そのため地下ルートを使えば、台北車站からほぼ雨に濡れず移動も可能。個人的には天気にあわせてルートを使い分けるのがオススメですよ。

さて、案内に戻ります。

右折後(地下を移動した場合は左折後)はしばらく直進。大きな交差点を2つ渡ります。ちなみに下の写真は2つ目の交差点です。

皇后旅店 Queen Hotel 2

すぐにもう一つ交差点が出現するので、これも渡って左方向へ。

皇后旅店 Queen Hotel 2

この3つ目の交差点を横断する前、左側にスターバックスがあります。これを目印にすると見つけやすいですよ。

皇后旅店 Queen Hotel 2

あとは1~2分直進。右手に白い看板が見つかります。

皇后旅店 Queen Hotel 2

建物の出入口を正面からみるとこんな感じ。

皇后旅店 Queen Hotel 2

私がチェックイン当日にホテルにたどり着いた24時過ぎでも、看板はきちんと点灯していてはっきり見つけることができました。

皇后旅店 Queen Hotel 2

建物に入るとすぐ、上り階段(左)と下り階段(右)があります。皇后旅店二館(Queen Hotel Ⅱ)が入っているのは4階なので、ここは左へ。

皇后旅店 Queen Hotel 2

夜の時間だとシャッターだらけの道ですが、これを直進しましょう。

皇后旅店 Queen Hotel 2

左手に出現するエレベーターで4階へ上がります。

皇后旅店 Queen Hotel 2

エレベーターを降りると、向かって左手にホテルの入口を発見。

皇后旅店 Queen Hotel 2

扉の奥、正面すぐが受付です。

皇后旅店 Queen Hotel 2

今回ホテルに到着したのは深夜0時すぎ。受付には若い男性スタッフが1名で、日本語は通じませんでした。とはいえ英語で「チェックイン、プリーズ」と伝えればその後の手続きはスムーズ。スタッフはフランクな雰囲気で、なかなかの好印象でしたね。

なお今回利用したのはダブルルーム。とはいえ、部屋内にトイレとシャワールームが付いている部屋としてはもっとも安いものでした。予約はBooking.comを経由で行ない、宿泊代金は3泊でTWD4,080(約15,000円)ほど。

宿泊代金を支払うタイミングだけ、なぜかチェックイン時ではなく、2日目の帰館時。ただこの点を除けば、支払いにクレジットカードが使えることも含め、気になることはありませんでした。

ひとつ注意点として、翌朝以降に外出する際、部屋の鍵は受付へ預ける必要があります。この際「部屋の清掃は必要か?」と聞かれるので、お願いしたい場合はその旨(イエスと)伝えておきましょう。

館内に用意されている無料のWi-Fiスポットを使うためのSSIDとパスワードは受付のカウンター上に掲示されているので、こちらも必要であれば、忘れずメモしておくように。

皇后旅店 Queen Hotel 2

館内と宿泊部屋の内装をチェック

続いては館内の内観をチェック。

皇后旅店二館(Queen Hotel Ⅱ)では無料・有料を問わず、食事の提供はしていません。その代わりか、受付の奥には宿泊者が自由に使える電子レンジ、ちょっとした流しが用意されていました。

皇后旅店 Queen Hotel 2

こちらは廊下。内装も新しさが感じられるとともに、清掃もしっかり行き届いている印象。

皇后旅店 Queen Hotel 2

ルームキーはICチップが内蔵されたカードタイプ。部屋番号がかかれた看板にタッチすることで解錠します。

皇后旅店 Queen Hotel 2

入室後はルームキーを壁のホルダーへ。これで照明や空調を含む、室内の電気設備が使えるようになりますよ。

皇后旅店 Queen Hotel 2

ダブルルームの内観がこちら。

皇后旅店 Queen Hotel 2

皇后旅店 Queen Hotel 2

閉ざされたブラインドの奥には窓がありますが、こちらから見える景色はビル群のみで楽しくはないかも。ただし室内は満足できる内容です。天井の高さも含め、広さはゆったり。ベッドの大きさ(長さ)も身長180cmの大人で問題なく寝れるうれしいサイズでした。

机にはミネラルウォーターが2本セットされ、こちらは毎日の掃除にあわせて補充してもらえます。その他、テレビにポット、冷蔵庫といったものも一通り揃っていますよ。

皇后旅店 Queen Hotel 2

また可動式でつくりはやや華奢ですが、壁にはハンガーがかけられるフックも。

皇后旅店 Queen Hotel 2

こちらはトイレ&シャワールーム。トイレは温水洗浄機能のないシンプルなもので、使ったトイレットペーパーは横のゴミ箱に捨てます。

皇后旅店 Queen Hotel 2

シャワールームにはシャンプーとシャワージェル(全身洗浄剤)。またダブルルームということで、フェイスタオルとバスタオルは2組用意されていました。

皇后旅店 Queen Hotel 2

シャワールームに関して残念……というか、イマイチよくわからなかったのが、シャワールームとトイレを区切る仕切り。

先ほどの写真では左半分がガラスで区切られていることがわかりますが、残りの右半分を締める方法が用意されていませんでした。そのため、シャワーを浴びる際にはトイレ側が濡れないよう配慮が必要。

そういえば以前利用した「ロイヤルホテル(皇家飯店)」でも、シャワールームを締め切るための仕切りがなかったなぁ、と。このあたりは今後利用する宿でも気にしてみたいと思います。

先ほどの写真には写っていなかった、手前側のスペースには洗面台があります。ドライヤーも風力はなかなかで、髪の毛を乾かすは十分。

皇后旅店 Queen Hotel 2

個人的にうれしかったのは使い切りのT字カミソリが用意されていたこと。カゴには他にも歯ブラシにコーム、ハンドソープ(固形石鹸)が入っていました。

皇后旅店 Queen Hotel 2

使ったものは掃除とあわせて、適時新しいものを補充してもらえますよ。

使ってみての印象

利用したのはダブルルームでしたが、それでも宿泊費用は1泊あたりTWD1,360(約5,000円)ほど。

部屋は広さも十分で、館内の清潔さ(掃除の行き渡り具合)も文句のないレベル。台北車站から徒歩圏であること、周囲には飲食店やコンビニもあること、トイレとシャワーが部屋に付いていることも踏まえれば、かなり割安さを感じて利用できる宿でした。

これまで宿泊した宿の中でも、個人的にリピートする確率がもっとも高い宿はこの皇后旅店二館(Queen Hotel Ⅱ)。そう思えるくらい、個人的な満足度も高く、オススメしやすい宿泊先候補です。

さいごに

飛行機→バスと約5時間前後の移動を経て、そこからさらに徒歩で10分前後。クタクタな体を引きずりつつの徒歩移動(あるいはタクシー)は必要ですが、その分価格は割安。施設的にもとても魅力を感じられた宿でした。

なお次回の訪台は2016年5月末~6月初旬(Computex TAIPEI 2017)を予定。ここで利用する宿も同じ条件(台北車站の徒歩圏内で、室内にトイレとシャワー付き)で予約済みなので、そちらも後日あらためて紹介していくことにします。