Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

お気に入りのコワーキングスペースを見つけたこともあり、平日はほぼコワーキングスペースに通い詰めで仕事をしています。

こうした日々の往復において、できるだけ手荷物をシンプルにしよう!ということで以前レビュー用のサンプルとして提供いただいたPCバッグを使い込んでいたのですが、がさつに扱っていたためか傷んでいる箇所を発見。

改めて使い勝手のよさは感じていたので、同じように取っ手付きのPCバッグを探していて行き着いたのが、今回紹介する「Samsonite Classic Netbook/iPad Shuttle」です。

Samsonite(サムソナイト)と聞いて「値段が高そう」なイメージを抱くかもしれませんが、米Amazon.comでは意外と安く販売中。PCバッグとしての使い勝手にもかなり満足できているので、詳しくレビューしていきます。

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はじめに:PCバッグに求めた要件を整理

はじめにこれまで使っていたPCバッグ、そして新たに購入するPCバッグに求めた要件を整理しておきます。これまで使用していたPCバッグは Inateck製「11.6~12インチラップトップ用バッグ」です。

シンプルなデザインとしっかりPCを保護できる内装素材、そして何より手持ちのメインPC「VAIO S11」がピッタリ収まる絶妙なサイズ感が魅力的で、ずっと使っていました。価格が2,000円以下と手ごろなことも含め、身の回りにも愛用している方は意外と多い製品です。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

肝心のダメージ箇所ですが、ハンドルの付け根です。ぱっと見はPUレザーの表面が禿げているだけですが、ハンドルを引っ張ってみると、付け根の部分が弱くなっている印象が。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

基本毎日徒歩で1時間30分くらいは移動する生活を送っており、外出時にはこのPCバッグのみを持ち、ハンドルを握ってぶんぶん振り回していたせいでしょうね。こういった使い方をしなければまだまだ長く使える製品だとは思います。

1年半近くこのPCバッグを使ってみて、思いのほか自分に合っていたことを確認。消耗品と割り切って同じ製品を新調することも考えましたが、せっかくなので「つくりがより丈夫」「収納能力がもう少し欲しい」という追加要件も含めて適当な品を探してみることに。

結局国内ではピンとくるものを見つけられなかったのですが、たまたま米Amazon.comで発見したのが今回レビューする「Samconite Classic Shuttle」。

ネット上で調べても他のレビューや製品写真がなかなか見つからず迷いましたが、気になったので思い切って注文してみました。

ちなみに購入時の価格はUSD27.94。ここに配送料や手数料、および後日還元されたデポジットをすべて含めた購入費用は4,300円ほどでした。

到着後はすぐに実物をチェック。とりあえずメインポケットのサイズは手持ちのラップトップPC以上であったので、一安心。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

外寸はおおよそで【縦24cm x 幅29cm x 厚み5cm】。これまで使っていたPCバッグと並べてみると、幅はほぼ同じ。縦はやや大きく(深く)なっています。

シンプルとタフが共存するデザイン設計

Samsonite Classic Shuttleは10.1インチクラスのネットブックやタブレット端末を収納する前提で作られています。外装に用いられた素材は1680バリスティックナイロン。摩耗への耐性と若干程度の撥水性を有します。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

ジップの取っ手もかなりしっかりとしたつくり。壊れることはまずほとんど無いでしょう。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

表側の端には「Samsonite」のロゴがデザインされた金属プレート。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

ハンドル部分は本体にがっしり縫製されており、持ちやすいように革のグリップが巻いてあります。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

PCほか荷物を詰め込んで長時間持ち歩いても、手が痛くなりにくいのはかなりうれしいポイントです。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

表側には2段にポケットを配置。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

2つのポケットは若干サイズ(幅と深さ)が異なります。なおこの2ポケットの間には、目立つクッションなどは施されていません。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

ぐるりとまわして背面。こちらもシンプルなデザインにポケットがひとつ。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

前面の2つのポケットよりも幅・深さともに大きいつくりになっています。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

5cmの厚みがあり、空の状態では平らな形状です。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

中央のジップを開けると、メインポケット、そして背面側に小分けポケットが2つ並んでいます。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

メインポケットの両サイドには、厚みと適度な硬さを持つクッション材が挟まれており、PCの保護に不安はありません。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

もっとも気になる内寸のサイズ感ですが、VAIO S11(おおよその外寸:縦19cm x 幅 28cm x 厚み1.6-1.9cm)だと押し込んで、幅がほぼピッタリに収まりました。バッグに5cmの厚みがあるため、小分けのポケットにはまだ荷物を入れる余裕があります。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

またサイドには肩掛け用の金具も用意されています。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

パッド付きの肩紐も同梱されているので、必要に応じて持ち方も変えられますね。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

なおSamsoniteではこのPCバッグに対して3年保証を付帯しています。海外からの輸入品ということで実際に使う機会があるかはさておき、そのくらい耐久性にも自信をもっている、ということがわかりますね。

見た目以上に入る?収容能力をチェック

10.1インチのラップトップPCが収納できるサイズということは確認できましたが、複数用意されたポケットも含め、どの程度の量の荷物が収納できるのか。

以下は最近私が外出時に持ち歩くものの一例です。ラップトップPCに財布、名刺入れ、定期入れ、モバイルバッテリー、充電器、USBケーブル、イヤホン、マウスに筆記具。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

この量であれば、各ポケットを活用することでバッグ内に収納することができました。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle

写真で見る限りPCバッグの外観はかなりパンパンですが、各ポケットからは普通に荷物が取り出せます。見た目以上に多くのモノを持ち歩ける収容能力は備えていますよ。

数ヶ月使ってみて

Samsonite Classic Shuttleを使いはじめて数ヶ月が経過しますが、まず改めて満足している点として挙げられるのがバッグのタフさです。

バリスティックナイロンという丈夫な素材を使っていることはもちろん、ハンドル部の縫製など、基本的なつくりがかなりしっかりしていることが持ち歩いていてしっかり感じられています。

また頑丈さの割にはサイズもコンパクトなため、これをインナーバックとして使用するのもOK。荷物が多いときはこれをそのままバックパックに入れて使っていますが、単体でもインナーバッグとしても使える点も魅力となっています。

一方購入する際に気をつけたいことは内寸のサイズ感でしょう。VAIO S11で押し込むように入れて幅がぴったりなので、例えばAppleのMacbook(12インチ)、あるいはMacbook Air(11インチ)でも、公式サイトに記載された外寸を見る限りでは収納が可能と思われます。

しかしVAIO S11は外装が樹脂製。一方でMacbookシリーズはより硬い金属製であることから、押し込む際には気をつけないと角をガリガリ擦ってしまう可能性はあるでしょう。

出し入れする際に気をつければ防げる問題点ではありますが、手間をかけずスムーズに出し入れしたい場合は、もうひとまわり内寸の大きな別のバッグを検討することをオススメします。

さいごに

あまり情報を見つけられないなかで購入してみたSamsonite Classic Shuttleでしたが、結果的には大満足な買い物となりました。

Samsoniteというメーカーに持っている安心感、実際の製品を目にして見える品質のよさ、持ち歩く中で手から感じ取れる丈夫さ。この内容が4,000円強となれば、長期での使用を前提にするなら決して高くはない製品です。

2017年3月3日(金)時点でのAmazon.comにおける取扱い価格はUSD27.93(約3,318円)。配送料や手数料を加味した購入費用は約5,280円ほどとなっています。

Samsonite Classic Netbook / iPad Shuttle 購入費用

なお商品代金+配送料の合計額が16,666円以下となっているため、「Import Fees Deposit(輸入消費税等を見込んだデポジット)」は後日全額返金されます。これも加味すると購入費用は約4,200円ほどに。私が購入したときとほぼ変わりませんね。

中に入れて持ち歩きたいデバイスの大きさを確認した上で、少し高くても丈夫でシンプルなPCバッグが欲しい。そういった方にはAmazon.comを使って注文(個人輸入)してみる価値も十分に感じてもらえる一品だと思います。

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