EXPANSYS(エクスパンシス)やETOREN(イートレン)、Clove(クローブ)などの海外通販サイトで買い物をすると、配送担当業者がFedEx(フェデックス)になることがあります。
個人輸入時の配送業者がFedExの場合、輸入時に課せられる輸入消費税は後日あらためて支払うことになります。商品配達の1週間前後に請求書がポスト投函されるので、そこに付いた払込票で支払います。
支払いは銀行窓口やコンビニでおこなえますが、これらはいずれも“現金払い”です。たとえば70,000円の買い物だと輸入消費税だけで約3,300円(※消費税率8%にて、個人輸入扱いでの輸入消費税として計算)の支払いになり、この現金を手元に用意することは(地味に)手間だったりします。
そこで活用したいのが、セブン&アイホールディングスが発行する電子マネーカード「nanaco(ナナコ)」を使ったクレジットカード払いです。
SPONSORED LINK
払込票での支払いは、一般的に現金払い(あるいは銀行振替)です。
しかし(一部の払込票を除き)セブンイレブンでは電子マネー「nanaco」が払込票の支払方法として使用可能です。
そしてnanacoの残高はクレジットカードでチャージできます。2017年1月現在はMastaerCardは非対応など一部制限がありますが、チャージ金額(支払金額)に応じて各クレジットカードに設定されたポイント還元も受けられます。
最初に触れたとおり、70,000円の買い物をした場合、輸入消費税額は約3,300円。この金額分のクレジットチャージに使ったクレジットカードのポイント還元率が1%とすれば、33円分のポイントがもらえます。
FedExの利用頻度が高く、なおかつ支払いには毎回コンビニを利用しているならば、現金でなくnanacoを使ったクレジットカード払いがおトクです。
最後に注意点をひとつ。セブンイレブンでの支払いにnanacoを使う場合は通常100円(税抜)につきnanacoポイントが1ポイント貯まります。しかし払込票の支払い時はnanacoポイントは付与されません。“おトクぶん”はあくまで、クレジットカード利用時にカード会社から還元されるポイントとなります。
クレジットチャージの設定はネット経由でおこなえます。nanacoカードへの残高反映には、事前にセブンイレブンのレジや関係窓口での「残高確認」手続きが必要ですが、これも大した手間ではありません(そもそも払込票での支払いでレジに行きますよね)。
家の近所にセブンイレブンがある場合には、nanaco経由でのクレジットカード決済は賢い支払方法のひとつとしてオススメです。
なおFedExの払込票であれば、ネットバンクとモバイルレジアプリを使い、自宅で処理(支払い)することも可能です。この方法については以下の関連記事を参考にしてみてください。