※記事末に追記あり

Galaxy Note7 返送キット

2016年8月に発表されたSamsung Electronics(以下、Samsung)のハイエンドファブレット Galaxy Note7。発売後に多くのバッテリーの燃焼事故が発生してしまい、世界的にリコールがアナウンスされていました。

私自身も台湾を訪問した際、現地でGalaxy Note7を購入していたため、その後、Samsung日本法人が発表した返金プログラムを申請。先日指定した銀行口座への入金を確認していました。

ただこの話には続きがありまして……。

どうしてもこの機種を使いたい!ということで、海外通販サイトETOREN(イートレン)が販売を再開していたリコール問題対処済み品を再び購入しなおし、使用していました。

ただそんな中、数日前より「リコール問題対処済み品でも発火する」というニュースが話題となっていますね。さすがに不安に思ったので、再びSamsung日本法人に問い合わせをしてみたところ、返金に関する運用が一部変更になっていました。

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購入証明書類があればモデルは不問に

現在Samsung日本法人が展開している Galaxy Note7 返金プログラムの手順は次のとおり。

  1. カスタマーサポートセンターに電話する
  2. 端末のIMEI、氏名、住所、連絡先電話番号を伝える
  3. 返送キットを送ってもらう
  4. 端末本体、レシート、返金に関する同意書など必要物を箱につめる
  5. 佐川急便の着払いで国内指定住所宛てに発送する
  6. 対象端末が相手先にに到着し確認が取れ次第、2週間程度で指定口座に振込

この流れ自体は大きく変わっていませんが、変更点として 返金対象となる端末のモデルは不問になった 旨を確認しました。

一応IMEIを伝える必要はありますが、その結果、リコールの該当品であったかどうかは問わず、返金には応じてくれるとのこと。

つまり当初リコールの対象にはあがっていなかった一部のモデル(香港向けモデルの大部分など)、あるいはリコール問題対処済みモデルであっても、返金の対象になり得るとのことです。

1点注意が必要なのは、これ以外の条件は従来どおり変更がないということ。ですので Galaxy Note7 本体と併せてレシートなどの購入を証明する書類は引き続き必要となります。

最後に

前回一度返金してもらっている旨を伝え、その上で新たに購入しなおしたリコール問題対処済み品も所定の手順を踏めば返金してもらえることを確認。今回はおとなしく(2回目の)返金プログラム利用を申請しました。

久しぶりに使用したSペンの使いやすさはかなり魅力的だっただけに、個人的には非常に残念。はやく問題が解決することを祈りつつ、Galaxy Note5 を手配して使用することにしたいと思います。

追記:2016年10月21日

返金の手続き申請→返送キット受取→Galaxy Note7返送→返金額の振込がひととおり完了しました。

Samsung日本法人へ電話で手続きの申請を行ったのが10月11日(火)。返送キットはその翌々日、10月13日(木)に手元に到着。

その日中に箱詰めを済ませ、翌10月14日(金)に返送。仙台からの発送ですが、週明け10月17日(月)には指定された住所へ届くだろう、というこの時点での見込み。

そしてなんと、同週末10月21日(金)にはサムスン電子ジャパンからの返金額振込を確認しました。

▼ サムスン電子ジャパンからの返金を確認

Samsung電子ジャパンからの返金

改めて今回(2回目の申請)の流れをまとめてみるとこのような感じに。

  • 10月11日(火):サムスン電子ジャパンへ返金を申請
  • 10月13日(木):返送キット受け取り
  • 10月14日(金):Note7を返送
  • 10月21日(金):指定口座への返金額振込を確認

第1回目の申請時とは大きく異なり、返金申請の電話日(10月11日)から数えても、わずか11日間で対応してもらった流れとなりました。もちろん今回たまたまという可能性もあり、あくまで一例ですが、それでも対応速度はかなり上がっている、そんな印象を受けます。

Twitterなどを確認していると、購入証明書類(レシート)などがない場合でも、状況により返金対応してもらえたという話も聞きます。

「手元にまだGalaxy Note7があるけれど、必要物が足らずどうしたものか……」と思っている場合でも、改めてサムスン電子ジャパンに問い合わせて相談してみるのも、よいかもしれません。