Inn Cube 3S

仙台国際空港-台湾桃園国際空港間にLCC・タイガーエア台湾が趣向してから、1~2ヶ月に1度ほどのペースで台湾を訪れています。

まだ渡航回数は数えるほどということもあり、渡航時には毎回できるだけ違う宿を利用し、より自分の好みに合うところを探そうとトライしているところ。そんな中から今回は先日利用した台北市内・台北駅から徒歩10分ほどの距離にある「Inn Cube 3S」の内観や印象をまとめておきます。

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台北駅から徒歩10分ほどの好立地

Inn Cube 3S の最寄り駅はMRT(Mass Rapid Transit。台北市内およびその周辺を走る地下鉄)の台北車站(たいぺい駅)。台北車站までは夜の遅い時間帯であっても、台湾桃園国際空港からバス1本で来ることができます。そして Inn Cube 3S はこの台北車站から徒歩10分程度の立地です。

仙台国際空港→台湾桃園国際空港間のフライトは到着時刻が23時前後となっています。ここからバスに約40分乗って台北車站へ。さらに徒歩10分ということで、この日は宿への到着がちょうど日付を跨いだ頃に。

入り口には電気の灯った看板があります。写真の左側のガラス戸から中へ入り5階へ。遅い時間に到着した場合はインターホンで中の人を呼び出せばOKなようです。今回はたまたま私の前にちょうどスタッフを呼んでいる方がいたので、それに続いて中へ入りました。

Inn Cube 3S

受付は日本語対応OKな場合も

こちらが受付。かなりきれいな内装になっています。受付スタッフの方は24時間在中しているようなので、到着時刻が遅れてしまってもなんとかなりそう。まずはここで宿泊代金を現金またはクレジットカードで支払います。

Inn Cube 3S

中華電信のプリペイドSIMも販売されていました。フライト時刻の都合で空港にてSIMカードが購入できなかった!なんて場合でも安心ですね。ちなみに受付のスタッフの方の中には日本語が話せる方もいて、私の様子(英語もあまり話せなさそう)を見て日本語で対応してくれましたよ。

Inn Cube 3S

こちらは部屋の鍵。鍵には館内で利用できる無料Wi-Fiのネットワーク名とパスワードが取り付けられていました。

Inn Cube 3S

廊下の様子。扉の間隔がかなり狭いことがわかりますね。

Inn Cube 3S

部屋の内装をチェック

こちらが部屋の中の様子。扉の間隔が狭いことからもなんとなく想像は付いていましたが、室内は約3畳くらいの広さといった感じ。ここに小さいテーブル(サイドテーブルくらいのもの)とベッドが設置されています。

Inn Cube 3S

布団は清潔感もあり、何よりふかふか。幅はシングルベッドよりもさらに狭いので、大の字になって寝ることはできません。

Inn Cube 3S

部屋の奥側から入り口方向を撮影。壁掛けの鏡、そしてベッドの足元にはテレビが備え付けられています。

Inn Cube 3S

Inn Cube 3S

テーブルの側にはコンセントと電気のスイッチ。

Inn Cube 3S

スイッチの横には直接USBケーブルを挿して充電に使えるポートも2つ。バス車内であったり、こういった既設の差し口であったり。USBポートが設置されているのは台湾らしいように思います。

Inn Cube 3S

館内設備をチェック

部屋はまさに寝るだけのスペース、ということで、トイレやシャワールーム、洗面所などはすべて共用。

男子トイレ。きれいに掃除されている印象で、快適に使うことができました。

Inn Cube 3S

Inn Cube 3S

こちらは男性用の洗面所スペース。洗面台は3箇所。

Inn Cube 3S

ドライヤーも設置されています。

Inn Cube 3S

そして反対側(背中側)にはシャワールームが3つ。シャンプーとシャワージェル(ボディーソープ)は備え付けのものがあります。バスタオルは部屋に用意されているので、それを持ち込んで使用。

Inn Cube 3S

その他、飲食などができそうな長テーブルと、その奥に(有料ですが)洗濯機・乾燥機も。

Inn Cube 3S

その他、館内設備の使い方に関してはチェックイン時に説明も受けますが、それ以外にA3サイズを折りたたんだ利用ガイドがもらえました。日本語表記なところが実にありがたい限り。

Inn Cube 3S

開いてみると、片面にはホテル周辺のお店などが示された地図がプリントされています。

Inn Cube 3S

日本でも見かける店名をはじめ、日本語でずらりと記載。

Inn Cube 3S

一方、反対側にはMRTの路線図と館内利用に関する説明書き。

Inn Cube 3S

深夜時間帯の外出方法や連泊時のタオル交換、館内用のスリッパまで、細かいルールはこの紙でひととおり確認できます。部屋に入ったらまずは一通り目を通してみるのがよいかも。

Inn Cube 3S

使ってみての印象

スタッフの方も、みなさん対応がとても丁寧かつフレンドリー。館内もきれいかつ掃除もされているということで、かなり印象はよかったです。またこの時は2泊したのですが、1泊あたりの宿泊費用はTWD850(約2,800円)と格安。

宿泊場所は寝る場所!と割り切って使用するのであれば、かなりアリなホテルだと思いました。

Inn Cube 3S

ただ個人的にはややツライ点も。部屋内の設備はテーブルとベッドのみというシンプルさ。これはまったくもって問題なかったのですが、身長が180cmある私の場合、ベッドに寝ると脚がテレビに当たります。

身長がそこそこある方(基準は180cmでいいように思います)だと、場合によって少しストレスを感じてしまうかもしれませんね。おそらくこの点は、別の部屋でも変わらないのではないか、と思います。

最後に

海外旅行などの際には「せっかくの機会なので宿も楽しみたい」「宿は費用を抑えて、その分を観光や買い物の費用に」というように考え方がわかれると思います。

そんな中でも今回利用した Inn Cube 3S は後者にとってはとても魅力の感じられる宿といえるでしょう。

フライトの都合で台湾への到着時刻が深夜になってしまった(到着日は空港から台北市内に移動するだけで精一杯)という場合に、1日目の宿泊場所としてだけ利用するのもアリかもしれませんね。