海外スマホと取り扱う通販サイトExpansys(エクスパンシス)にて、昨年頭より取扱いがされている2画面搭載スマホ「YotaPhone 2」。
発売から1年半が経過し、これまで残っていた在庫処分と思われる形で、端末と専用バンパーケ-スをセットにしたバンドル品が特別価格で販売されています。
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2016年8月16日(火)時点における本体価格は25,427円。Expansysでは過去に同機種の本体カラーを2色(Black/White)取扱いっていましたが、現在も注文可能となっているのはBlackのみです。
日本国内住所宛てへの配送料は無料となっており、輸入時に課せられる輸入消費税などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積もり額は約26,600円ほどとなります。
YotaPhone2 はロシアの端末メーカーYotaDeviceが開発したAndroid OS搭載のスマートフォン。一般的なスマホとの最大の差別化ポイントは搭載するディスプレイで、通常フロントパネルに搭載されるメインディスプレイの他、リアパネル面にもE Ink式のサブディスプレイを搭載。
省電力性に優れ、常時表示にも対応するサブディスプレイとメインディスプレイを使い分けることで、一般的なスマホとは一味異なる使い方ができる1台となっています。
スペックも発売から1年半以上が経過した現在となってはミドルハイに位置する内容ですが、それでもプロセッサはQualcomm Snapdragon 801プロセッサ(クアッドコア)を搭載。RAMは2GBとやや物足りなさがあるものの、当初のハイエンドとしてまだ十分使うことができる内容だと思います。
なおその他、YotaDevice公式サイトの製品ページにて確認できる主な仕様情報は次のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ:144.9 mm 横幅:69.4 mm 厚さ:8.95 mm |
重量 | 145 g |
OS | Android 4.4 (開発コード名:KitKat) ※Android 5.0 Lollipopへのアップデート提供あり |
SoC | Qualcomm Snapdragon 801 2.2GHz Quad-Core |
メモリ | RAM 2GB ROM 32GB |
バッテリー | 2,500 mAh |
ディスプレイ |
【メイン】 【サブ】 |
カメラ |
【メイン】 【サブ】 |
通信方式 |
FDD-LTE:B3/7/20 Wi-fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) |
その他 | SIMカード:Nano SIM SDカード:非対応 |
スペックを確認してみるとわかるとおり、日本国内での使用において最もネックとなるポイントは対応する周波数の幅が狭いこと。
特にLTEに関しては日本で利用できるのがFDD-LTEのBand3のみとなっており、NTTドコモ系のSIMであれば、LTE通信が利用できるサービスエリアは主には東名阪エリアに限られる内容となっています。
ただし一方で、両面にディスプレイを備えるといった特徴はなかなか見られるものではなく、このユニークさが20,000円台中盤で購入可能と考えれば、コレクション目的での購入は今でも十分ありだと思います。
なおYotaPhone2自体は、私自身、過去に購入して使っていた経験があります。関連するレビュー記事も参考までに紹介しておきます。
今回の特価販売はおそらく、実際の在庫処分にあたるのではないかと予想します。当記事作成時点の2016年8月16日(火)22時時点では商品ページの在庫数量が「24個」となっており、この数が売り切れ次第、販売終了といったケースも考えられるでしょう。
なお今回販売されている商品には専用のバンパーケースが付属しますが、Expansysでは現在同ケースの色違いも2色(Purple/Turquoise)取扱中。それぞれ本体価格が2,440円と決して安くはありませんが、多少でもこういったアクセサリーにこだわりたいという方は、チェック・併せ買いしてみるのもよいかもしれませんね。
Source:Expansys