約2ヶ月前にプラスワン・マーケティングが展開するモバイルブランド FREETEL(フリーテル)のブロガーイベントに参加。その際、レビュー用のサンプル機として SAMURAI REI(麗)をお借りしていました。
SIMフリー機の魅力のひとつといえば「海外でも現地でSIMカードを調達すれば同じ機種がそのまま使えること」ですよね。
ということで先月台湾へと行く機会があったので、その際にお借りしているREIを持参。現地のSIMカードを挿して使ってみることにしました。
SPONSORED LINK
今回試してみたのは台灣大哥大(たいわんだいかだい)のSIMカード。REIではMicro SIMとNano SIM、2種類のサイズのSIMカードがそのまま使えるようになっている点は便利に感じました。
ここから少し驚いたのがSIMカードを挿し込んだ後の挙動。一般的にSIMカードを挿した後は手動でAPN設定が必要となるケースが多いのですが、画面上には台灣大哥大のSIMのカードであることを自動で認識している旨のメッセージが。
そのまま「はい」を選択したところ、APN設定の必要もなく、すぐにモバイルネットワークに接続できました。
画面上部のステータスバーには4Gの文字が表示されアンテナピクトが立っていることが確認できますね。
今回試した台灣大哥大ではFDD-LTEではBand3/28の2種類でサービスを提供しており、そのうちREIがサポートするのはBand3のみ。
スピードテストをしてみると、CAを掴んだGalaxy S7よりは遅い速度にはなっていたものの、日常使用に大きく支障はない速度を確認できました。
ステータスバー左側に注目すると、事業者名は漢字表記で「台灣大哥大」と出ています。このあたりもGalaxy S7では「Taiwan Mobile」とでていたことから、機種によって内容が異なるようですね。
REI自体はヘビーユーザー向けというよりはライトユーザー向けといった印象であり、その中にはAPN設定に手間がかかってしまう方もいるはず。
そういった意味では SIMカードを挿す→確認のメッセージが出る→OKをする→すぐにモバイルデータ通信が利用できる という流れは便利かつ非常にわかりやすいのではないかと感じました。
今回は写真を残していたのが台灣大哥大だけでしたが、この時他に契約していた中華電信などでも同様の動作ですぐに使いはじめることが可能でした。
FREETEL公式サイトの製品ページにてREIの対応周波数を確認すると、FDD-LTEは対応バンドがBand1/3/7/8/19/20となっています。
今回訪れた台湾であれば、より幅広く利用できるのはBand3/7/8でサービスを展開する中華電信のプリペイドSIMを契約するのが最も相性が良いといえるかもしれませんね。
日本で使っているスマホをそのまま海外で使う場合にはWi-Fiルーターをレンタルするといった方法もありますが、せっかくSIMフリー機を使っているのであれば、現地のプリペイドSIM購入にチャレンジしてみるのも良いと思います。
FREETEL SAMURAI REI(麗)を使っていて今後海外に行く予定があるなんて方は、ぜひ参考にしてみてください。