iRobot Braava 380j ブラーバ

自動で拭き掃除をしてくれるお掃除ロボット Braava(ブラーバ)。アイロボット ファンプログラムで約3ヶ月ほど、レンタルでのお試しをしています。

拭き掃除といえば小学生時代~中学生時代にはよく学校でしていた記憶がありますが、意外と腰が痛くなりますよね。そんな作業を代わりにこなしてくれるという意味では、非常に魅力の感じられる製品です。

そんなブラーバですが、今回は2つ搭載されている掃除モードのうち、水拭きを行なってくれるウェットモードを試してみました。

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ウェットモードは専用のクロス&パッドで

2つのモードそれぞれに専用の掃除クロスが用意されており、水拭きに利用するのは明るいブルーのこちらのクロス。

iRobot Braava 380j ブラーバ

使用時に床に接する面は、1本1本の太さこそそこままではないものの、毛足が長くモップを連想させるような形状に。表面積が増えてしっかりと汚れを拭き取れそうな印象です。

iRobot Braava 380j ブラーバ

一方でブラーバに接する面(裏面)はシンプルなデザイン。表と裏の見分けがつきやすいことも、ユーザーにとっては嬉しいポイントといえそう。

iRobot Braava 380j ブラーバ

ウェットモードにはバンパーに取り付ける専用のヘッドが用意されています。こちらがそれ。

iRobot Braava 380j ブラーバ

端に止水キャップが設けられており、ここから水をお注ぎます。そして入った水が徐々にクロスへの染み出すという仕組みです。

iRobot Braava 380j ブラーバ

なおドライモード(乾拭き)ではパッド内に設けられた溝にクロスを挟み込んでの装着となっていましたが、ウェットモードの場合は水を入れる器の外に貼り付けられた面ファスナーを利用して装着・固定します。

iRobot Braava 380j ブラーバ

ということで、まずはパッドへと水を注ぎます。

iRobot Braava 380j ブラーバ

つづいてこれをクロスの上に乗せます。

iRobot Braava 380j ブラーバ

そしてパッドを巻き込むような形で、クロスを面ファスナーに固定。

iRobot Braava 380j ブラーバ

このような形で両方をしっかりと留めます。

iRobot Braava 380j ブラーバ

このままブラーバのバンパー部分に装着すれば準備OKです。なお下の写真でもなんとなくわかるかとは思いますが、未使用状態のクロスは水が染み込みにくくなっています。そのため少なくとも初回使用時は、クロスも水で濡らしてしぼった上で装着するようにしたほうがよいかと思います。

iRobot Braava 380j ブラーバ

ウェットモード開始。自動水拭きの実力は?

パッドを装着したら、ブラーバを裏返しにして掃除をする床上へセット。

iRobot Braava 380j ブラーバ

ウェットモードの場合は本体上部の右側にある水滴マークのボタンを押します。

iRobot Braava 380j ブラーバ

これであとはブラーバが動き出し、自動で水拭きを行なってくれます。

iRobot Braava 380j ブラーバ

ドライモードの際は単純に(きれいに)ジグザグと進んでいたブラーバ。一方このウェットモードではアルファベット順のYの字を描くように、右斜め前に進み、元の場所に後退。左斜め前に進み、また後退、と繰り返しながら、少しずつ前へと進んでいきます。

iRobot Braava 380j ブラーバ

端(壁や障害物)まで到達すると、Uターンで向きを変え、また拭きながら進みます。見ていても楽しく、かつ可愛らしいものです。

iRobot Braava 380j ブラーバ

ブラーバが動きまわれるスペースとしては約4畳ほどの我が仕事場。ドライモードの時は10分程度の掃除時間でしたが、前後に移動しながらとなるウェットモードでは約20分ほどで1回の掃除が完了。掃除の結果は以下の写真のとおり(※写真をクリックするとぼかしが消えます!閲覧注意!)。

iRobot Braava 380j ブラーバ

この仕事場、昨年末に引っ越してきた際に床の水拭きは隅から隅までしっかりと行なっていたのですが、それから約4ヶ月。あらためて拭いてみると結構汚れるものですね。これくらいしっかりと汚れを取ってくれるのであれば、水拭きも気軽に任せられます。

なおクロスを別に濡らし、絞った上で利用したウェットモードでも、掃除後に床がびちょびちょになってしまうことはありませんでした。うっすら水で湿っている感じはありましたが、風を入れればすぐに乾くレベルです。

よりきっちり仕上げたい、なんて方はウェットモード→クロスを交換→ドライモードと起動してみるのもよいかもしれませんね。

ブラーバ使用時に意識したいひとつのポイント

使っていて今回はやはり気をつけなくては、と感じたのが掃除する場所の事前片付けです。

前回も書きましたが、ブラーバ自体は全面にクッション性のあるラバーパーツを装備しており掃除中に壁や家具を不意に傷つけてしまう可能性がかなり低いです。が、その分力は結構強め。

例えば今回、壁側にブラーバの急速充電スタンドなどを置いたまま掃除を開始……したのですが。

iRobot Braava 380j ブラーバ

掃除を任せて少し部屋を離れていたところ、充電スタンドを含むケーブル類が見事に引っ張りまわされていました(笑)

iRobot Braava 380j ブラーバ

こういった障害物が増えても賢く掃除はしてくれるブラーバですが、やはりより短い時間で丁寧に掃除をしてもらうためにも、毎回掃除前には掃除箇所の床の上だけでも、片付けることがオススメです。

iRobot Braava 380j ブラーバ

このちょっとした片付けを意識するだけでブラーバの掃除効率があがるのはもちろんのこと、ユーザー自身の「部屋をきれいに片付けることへの意識」も強くすることができるかもしれませんね。

iRobot Braava 380j ブラーバ

最後に

拭き掃除というと、個人的には乾拭きよりも水拭きのほうがよりきれいに掃除できるイメージ。ただしその分、準備と手間は面倒です。

そういった意味では、準備の手間は人力で掃除した場合と大きく変わりませんが、掃除自体の手間が大きく省けるブラーバのウェットモードは非常に魅力的に感じました。

ちなみにこのブラーバ、掃除に使用するクロスは付属のもののほか、一般的に市販されている使い捨てのものを使用することが可能です。次回はそういった使い方について、紹介していきます。お楽しみに。

ブラーバの詳細情報はこちら:
アイロボット公式オンラインストア