友人より Apple Magic TrackPad をいただき使っていたのですが、Amazon.co.jpを見ていたところ良さそうなスタンドを発見したので購入して使ってみました。ということで今回は SAMDi(サムディ)のApple Magic Trackpad専用バンブースタンドをレビューしていきます。
SPONSORED LINK
今回購入したSAMDiのバンブースタンドはその名の通りバンブー(竹)を加工して作られたApple Magic Trackpad専用のスタンドです。
パッケージに同梱されているのはスタンド本体とすべり止めのシールが4つ。
すべり止めのシールは丸くカットされたゴム裏側に両面テープを貼り付けただけというシンプルなもの。両面テープを剥がし、スタンドの底面4角に貼って使用します。
こちらはスタンド本体。削りっぱなしではなく、表面にはきちんとニス塗りもされており、指ざわりもなめらか。
スダンドは仕切りが設けられており、Magic Trackpadとの間ににちょっとしたものを収納することが可能。
前方から見たところ。Magic Trackpadの形状(傾斜がついており、奥にいくほど高くなる)に合わせ、奥が高くなっていることがわかります。
横から見ると竹の木目がきれいに確認できます。
背面。
右の側面。
最も木目がきれいに出ているのは底面。
Magic TrackPadを装着してみたところ。スタンドを装着することでサイズは一回り大きくなりますが、見た目はオシャレな印象をに。
この状態でもう一度周囲をぐるりと。
Magic Trackpadを持ち上げたところ。この状態で固定できるような構造にはなっていないので、基本的には手を離すとMagic Trackpad自体は倒れます。
細かく仕切りが設けられているこのスタンドですが、Magic Trackpadを装着した際に間にできる隙間はあまりありません。そのため収納できるものはかなり薄いものに限られてきます。奥から手前にくるにつれて収納できるものの厚みは減っていき、一番奥で単三の乾電池(ちょうどMagic Trackpadのバッテリーが単三の乾電池なのでこれを意識していると思われる)が、手前のほうだとSDカードやSIMカードやSIMくらいのものになってきます。付箋などちょっとした文具が入れば、と考えている場合は正直別の商品を探したほうがよいでしょうね。
またこのスタンドにはひとつ使いづらさを作っている部分があります。それがMagic Trackpadの側面に設けられたボタンが隠れてしまうということ。手で持ち上げて簡単に押すことは可能ですが、置いたままで直接アクセスすることはできません。
実際の使い心地は、というとまずまずといったところ。Magic Trackpadは全面がほぼ操作面となっていますが、このスタンドを装着することで手前および両サイドに余白ができます。手の添え方はひとそれぞれですが、私個人としては少し余裕を持って手が置けるようになった印象です。
ただ(個体差かとは思いますが)ひとつ気になったのがスタンド内部に設けられたMagic Trackpadの脚と設置するゴムの高さ。Magic Trackpadでクリック操作をする場合、この脚の部分を押し込むことでトラックパッドがへこむ構造となっています。しかしスタンドに設けられたゴムの高さが片側だけ足らず、そちら側ではクリック操作ができないといったことに。
ということで付属していたゴムシール(底面用)を1枚あてがってみることに(超適当)。結果的にいえば、これでクリック操作自体はきちんと行うことができるようになりました。
ちなみに底面に関しては、残ったシールのうちひとつを半分に切って貼れば(厚みは同じなので)OKだろう、と簡単に考えていた(どうせ使っているときは底面は見えませんので)のですが、実際はそうもいかず。というのも天然素材という理由でなのか多少歪みが。下の写真はとりあえずマスキングテープで高さを調整してみたところですが、場合によってはこのように自分で若干の調整が必要になる可能性があるかと思います。
印象として個体差による多少のバラツキ(歪みなど)はありそうな感じですが、竹の質感はしっかりと感じられます。金属の無機質な印象(これがApple製品の特徴と良さでもありますが)を少しでも和らげたい、なんて方にはよい製品ではないかと思います。キーボードスタンドなども販売されているので、一式揃えてみるのもよいかもしれませんね。
2016年2月6日時点におけるAmazon.co.jpでの取り扱い価格は1,800円。比較的手頃な価格となっているため、ちょっと気になったからとりあえず、の感覚でも十分手が出せるものかと思います。