MISFIT SHINE 2

昨年末に行われたウェアラブルデバイスを展開するMISFIT(ミスフィット)のオープンプレスカンファレンス。

ここでメインテーマとして取り上げられていた新モデル「SHINE 2」がようやく日本国内でも販売開始となり、かつ手元にも1つサンプル品を提供いただきました。ということで今回はこの SHINE 2 のファーストインプレッションを紹介していきます。

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外観フォトレビュー

日本国内においては1月29日(金)より発売されたこの SHINE 2。現在のところ本体のカラーバリエーションはカーボンブラックとローズゴールドの2色となっています。ちなみに今回提供いただいたのはローズゴールド。同梱品は SHINE 2 本体の他、リストストラップ、装着用クリップとパーツ、説明書。

MISFIT SHINE 2

ローズゴールドの本体はゴールドというよりもややブロンズ(銅色)に近い印象。ギラギラとした光沢はなく、落ち着きのある色味で、身に付ける際の服装は選びません。時計としても使えることから、表面には12個のライトをサークル上に配置。

MISFIT SHINE 2

背面にはMISFITのロゴがデザインされています。2つ設けられているくぼみは、電池(ボタン電池)を交換する際に使用するもの。

MISFIT SHINE 2

くぼみに同梱のパーツを挿し込み、クルクルと回すと電池が交換できます。

MISFIT SHINE 2

旧モデルの SHINE では手首用のリストストラップと別に、マグネットを利用して好きな場所に挟むことができる装着クリップが付いていました。しかし SHINE 2 では樹脂製のクリップへと変更されています。

MISFIT SHINE 2

このサークル部分に SHINE 2 をはめ込みます。SHINE 2 の本体側面に設けられた溝を利用して取り付けるので、クリップから SHINE 2 がポロッと外れてしまうことはほとんどないかと。

MISFIT SHINE 2

新旧モデルでの外観比較

先行して提供いただいていた SHINE との外観比較も。左が SHINE、右が SHINE 2 です。こうして並べると一目瞭然ですが、サイズが異なります。つまりは SHINE 用に展開されてるアクセサリー(換えバンドやペンダントパーツ)は転用することができません。

MISFIT SHINE 2

面積は SHINE 2 のほうが大きくなっていますが、一方で厚みは SHINE 2 のほうが薄くなっています。

MISFIT SHINE 2

SHINE 2に搭載された新機能について

コンパニオンアプリ(専用アプリ)で SHINE 2 のセットアップを始めると、初期設定中にスマホの画面に新機能についての簡単な説明が表示されます。

MISFIT SHINE 2

主には SHINE 2 で新搭載された振動モーター(バイブレーション機能)を活用したもので、「振動によるアラーム」「長時間同じ姿勢でいる際に振動で通知」「連携するスマホへの着信を振動で通知」といったものになります。

MISFIT SHINE 2

バイブレーション機能に関しては、機能あり・なしのウェアラブルデバイスを利用してみると便利さがしっかりと感じられるだけに、搭載は非常に喜ばしいところ。そしてなおかつ、この機能を搭載しつつも、電池の保ちは公表値で約2ヶ月も伸びている(SHINE:約4ヶ月→SHINE 2:約6ヶ月)という点が素敵ですね。

MISFIT SHINE 2

この SHINE 2 では、コンパニオンアプリの設定画面にて電池残量の確認や装着位置の設定も可能。

MISFIT SHINE 2

加えて SHINE 2 を登録すると、この画面から前述の追加機能に関しても設定が行なえます。アラームは登録件数自体は1件のみとシンプルですが、あくまで”目覚まし”という設計になっているので理解できます。

MISFIT SHINE 2

設定画面も非常にわかりやすく、万人が使えるデザインといえます。

MISFIT SHINE 2

時刻と併せてリピート(1回きりor毎日)も設定可能。ただこちらは曜日ごとの設定(平日のみなど)ができないので、人によってはやや具合が悪いかもしれません。今後アップデート等で選択できる条件が増えるとよいですが。

MISFIT SHINE 2

「長時間同じ姿勢でいることに対してのアラート」は本体に内蔵されているセンサーを活用し、姿勢が一定時間変わらなければバイブレーションによって通知をしてくれます。休憩のためのアラートといったものです。

MISFIT SHINE 2

設定は時間帯(何時から何時までの間はアラート機能を有効化するか)と間隔(どのくらい姿勢が変わらなければアラートを出すか)の2項目で設定します。間隔については20分~2時間の間で、20分刻みで選択可能。時間帯の設定は先程の目覚ましアラーム同様の設定画面です。

MISFIT SHINE 2

MISFIT SHINE 2

最後に

大きさ(フットプリント)こそ一回りアップしていますが、その分薄くなり、新機能(バイブレーション)を搭載。かつバッテリーの保ちも約2ヶ月延長。もともとデザインがよかったSHINEシリーズですが、とりあえず手にとって見た印象としては「着実によい方向へのレベルアップがされている」といった感じです。

SHINE 2を使いはじめるに伴い、余ってくる SHINE はどうしようか?と考えたのですが、当面は SHINE 2 との記録精度の差を確認してみるという意味でも併用してみるつもりです。なお1台のスマホ(というか1つのアプリ)で2つを同時に使用することはできない(データを同時に2つ分は管理できない)ため、2台の端末でチェックという形になりますね。

新旧モデル間でアクセサリーの互換性がなく、かつ現在は国内のみならず海外でも純正アクセサリー類はまだ未発売の状態。そのため当面は SHINE を首から下げ、SHINE 2 は襟元に装着(2つをなるべく近い装着位置で使いたい)といった形で同時に使用してみようと思っています。

MISFIT SHINE 2