BOSE SoundTrue in-ear headphones B00N2OJLFG

新製品の発売によって現在型落ち品となったBOSEのインイヤーヘッドホン「BOSE SoundTrue in-ear headphones」が8,000円台前半で販売されていたので購入しました。実際に1週間ほど使ってみたので、簡単にレビューしておくことにします。

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今回レビューする BOSE SoundTrue in-ear headphones は2014年9月に発売された商品。現在は後継モデルとなる BOSE SoundTrue Ultra in-ear headphones あるいは BOSE SoundSport in-ear headphones といった商品の登場により9,000円台で購入することが可能。価格.comなどで探せば8,000円台で取り扱う店舗も見つけることができます。

私自身は今回ケーズデンキのオンラインストアで8,450円で購入(現在は既に在庫が無くなっています)。本体カラーはブラック、ホワイト、クランベリーの3色があり、普段ならブラックやホワイトを選びそうなところ何故かクランベリーが気になりこちらを選択。

BOSE SoundTrue in-ear headphones B00N2OJLFG

パッケージ自体は特段高級感があるわけでもなく、むしろパッケージングはしっかりしているものの包装容器自体はどちらかといえばチープさもある印象。

BOSE SoundTrue in-ear headphones B00N2OJLFG

イヤフォンのケーブルなどはビニールタイで束ねたものをセロハンテープで固定といった具合。

BOSE SoundTrue in-ear headphones B00N2OJLFG

同梱物はイヤホン本体の他、交換用(サイズ違い)のイヤーチップ、携帯用ケース、説明書・保証書類。

BOSE SoundTrue in-ear headphones B00N2OJLFG

イヤーチップはS・M・Lの3サイズが付属。

BOSE SoundTrue in-ear headphones B00N2OJLFG

大きさが違うのは耳に当てた時にズレを防止する羽の部分で、それぞれのパーツに直接サイズ表記はされていないものの、内側の一部が色違いとなっていることでサイズが違う事自体は見た目で判断可能です。

BOSE SoundTrue in-ear headphones B00N2OJLFG

ケースはナイロン製。

BOSE SoundTrue in-ear headphones B00N2OJLFG

手前のクランベリーカラーの部分はレザー調の外観ですが、実際にはかなりふわふわとした柔らかい材質。

BOSE SoundTrue in-ear headphones B00N2OJLFG

このケース自体は(BOSEなりの)最低限の品質といった感じ。

BOSE SoundTrue in-ear headphones B00N2OJLFG

ケースは本のように開く設計。内側はやわから目の起毛素材となっておりかつ外装(四角い部分)は芯が入っており硬さもしっかりとしているので、携帯時の保護用として考えれば十分といえるでしょう。

BOSE SoundTrue in-ear headphones B00N2OJLFG

個人的には敷居などが設けられておらず、クルクルと巻いたイヤホンを適当に入れられることがポイント高め。収納した際にケーブルに変にストレスがかからないよう、ケース自体も大きめにできているので気楽に扱いたいといった人にもオススメのように思います。

BOSE SoundTrue in-ear headphones B00N2OJLFG

肝心のイヤホンも。クランベリーのモデルはクランベリーカラーの本体にクリアのイヤーチップの組み合わせ。

BOSE SoundTrue in-ear headphones B00N2OJLFG

カナル式のイヤーチップと異なり、装着した際に耳内への異物感はかなり少なめ。その分密閉感も低い(音漏れはしやすい)ですが、それでも耳内へ細く伸びるイヤーチップの形状によって、こういったチップ無しのイヤフォンよりもより音もダイレクトに耳へ届きやすくなっています。

BOSE SoundTrue in-ear headphones B00N2OJLFG

イヤーチップの取り付け・取り外しも簡単。羽とイヤーチップが一体化しており、かつ羽も柔らかめのシリコン系素材となっているので、長時間装着していても疲れは出づらく、また羽だけがズレて気になる心配もありません。

BOSE SoundTrue in-ear headphones B00N2OJLFG

イヤフォンコードに関しては遠目には2本のケーブルをよってあるようにも見えますが、実際にはよったデザインのように配色されているだけなので、このあたりもシンプルで取り扱いは楽。

BOSE SoundTrue in-ear headphones B00N2OJLFG

使用時にコードを服のポケットなどに固定できる、取り外し可能なクリップも付属しています。

BOSE SoundTrue in-ear headphones B00N2OJLFG

実際に使ってみての音に関しては、小さいイヤホンでもやはりBOSEはBOSEという感じで、高音から低音まできめ細かに聴き取れる印象。カナル式ではないので特に低音などは音の厚みも感じにくいはずなのですが、それでもしっかり低音やリズムパートの刻まれる感じも楽しむことができます。個人的にはスネアやバスといったドラム系の音(叩く音、弾ける音)の耳あたりがよく、音的に聴き疲れしてしまうこともなし。イヤーチップの構造も含めて、長時間使っていても疲れにくいイヤホンといったところ。

またカナル式でないことにより、逆に周囲に音がある場合はその音も聞くことが可能。コードはイヤフォンプラグから分岐部まで約90cm、そこからイヤホンまで約30cmといった長さがあり、身長が180cm近くある人が使っても、手に持ったスマホに接続して使用してもコードに引っ張られることはありません。かといってコードの長さが余る(長過ぎる)こともなく、徒歩で移動している際などに使うイヤホンとしてはかなり便利。

現在は既にBOSEの公式サイトからも製品ページが無くなっており、おそらく店頭で購入できる在庫限りになっていると思われます。静かなところでは音を細かいところまでしっかりと聴き取ることができ、ややまわりに音がある状況でも十分音を楽しむことが可能。移動中などまわりの安全も確認したい場所でも周囲の音はきちんと聴こえるので、移動中に音楽を少しでも良い音で楽しみたいといった方にはオススメの製品といえるでしょう。