ALCATEL onetouch idol 3

MWC2015で発表され個人的に気になっていたALCATEL onetouchブランドの新フラッグシップモデル idol 3 が早期予約特典付きでプレオーダーを受付中となっています。

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idol3 にはディスプレイサイズが4.7インチと5.5インチの2モデルが存在しており、今回プレオーダー受付中となっているのは5.5インチモデルのほう。米国での端末価格は定価が$279.99(約33,300円)となっていますが、今回のプレオーダーで早期注文した場合は約30%OFFとなる$199.99(約23,800円)にて購入することが可能です。この早期注文は日本時間で4月21日(火)の16時までに申し込んだ分に対して適用されます。また発売日は2015年5月21日となっています。

idol 3 の5.5インチモデルはOSにAndroid 5.0 Lollipopを搭載したAndroidスマートフォンで、プロセッサにQualcomm Snapdragon 615(1.5GHz Quad-Core+1.0GHz Quad-CoreのOcta-Core)、2GBのRAM、16GBのROMを搭載したハイエンドモデルです。他社の最新フラッグシップモデルと比較すると各スペックは少し物足りなさも感じられるものの、その分端末価格はかなり安くなっています。

なお詳細なスペックは以下のとおり。

項目 詳細
サイズ 高さ 157.70 ✕ 幅 75.14 ✕ 厚さ 7.40 mm
重量 140.7g
OS Android 5.0 Lollipop
CPU Qualcomm Snapdragon 615 1.5GHz+1.0GHz Octa-Core
メモリ RAM 2GB / ROM 16GB
バッテリー 2,910mAh
ディスプレイ 5.5インチ Full HD(1,920×1,080)443ppi
カメラ アウトカメラ:約1,300万画素
インカメラ:約800万画素
通信方式

LTE:Band 2/4/5/7/12/17
3G:850/1700/1900/2100 MHz
GSM:850/900/1800/1900 MHz

Wi-fi:802.11 a/b/g/n 2.4GHz+5GHz
Bluetooth 4.1

その他 SIMカード:MicroSIM
SDカード:MicroSD(最大128GBまで)

この端末は他にもJBL AUDIOによるDual Front-Facingスピーカーを搭載しているといった特徴もあるのですが、何と言っても最大の特徴といえるのは上下対称となった端末デザインです。端末の上下をひっくり返した状態でも、同じように使うことが出来る面白い仕様となっています。

ただし今回米国で受付中となっているプレオーダーについては配送先に日本の住所を指定できないため、購入する場合は転送代行業者などを利用する必要があります。例えばスピアネットなどを利用した場合は、転送にかかる費用として上記購入代金の他に最低でも$40.00(約4,800円)程度はかかってくることには注意が必要です。

また米国で販売されるモデルの対応周波数帯を確認するとLTEは2015年4月現在において日本国内では全く使用できないものとなっていることにも注意が必要です。3Gであれば2100MHzに対応しているので、NTTドコモやソフトバンクモバイルのSIMカードがあれば単体での通信(音声通話とデータ通信)は可能と思われます。

個人的には日本においてLTE通信が全く使用できないという点がかなりネックになると思うので、現時点で上記プレオーダーにて購入するというのはオススメしません。私は元々かなり興味があった端末なので、同社のALCATEL ONETOUCH Watchを購入するのと併せて既に注文していますが。

なおALCATEL onetouchは日本国内だと「idol 2 S」というモデルがイオンスマホとして販売されています。 もしかしたら日本国内でも”いずれ”販売される可能性があるかもしれませんので、気になる方はそれを待ってみるのが良いと思います。

Source:ALCATEL onetouch