CM1 ディフェンスフィルター

Panasonicのコミュニケーションカメラ「LUMIX DMC-CM1」用のアクセサリーを見つけては色々と試してみているわけですが、先日新たにレンズ本体への傷防止を目的として貼り付けて装着するディフェンスフィルターを入手したので、簡単にレビューしてみます。

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LUMIX DMC-CM1向け 5層ディフェンスフィルター

今回購入したのがMobile-HKの「20mm 5層ディフェンスフィルター」。Amazon.co.jpで購入しました。価格は本体代金1,800円+送料340円の計2,140円。香港から送られてくるため、注文してから手元に到着するまで10日ほどかかりました。

パッケージには5層コーティングクリアUV、そして塵防止、湿気防止、擦れ防止、衝突防止、浸食防止を表記されています。侵食防止とか自分でもよく意味が分かりませんが、キズや破損防止という捉え方で良いと思います。

CM1 ディフェンスフィルター

同梱物。ディフェンスフィルターの他、装着方法の説明書、それと(写真には写っていませんが)装着前にレンズを拭くためと思われるクロスが入っていました。

CM1 ディフェンスフィルター

こちらがディフェンスフィルター。

CM1 ディフェンスフィルター

このディフェンスフィルターはLUMIX DMC-CM1の可動式レンズ部分に直接貼り付ける製品となっています。サイズも直径(20mm)に合わせたつくりとなっているとのこと。写真だと金属の輪っかだけに見えますが、商品名通りフィルターが付いていますので、装着前には可動式レンズ部分についた汚れやゴミはきちんと落としておく必要があります。私は付属のクロスではなく、セーム皮で拭き取りました。

by カエレバ

ディフェンスフィルターをする前と後の外観

こちらが装着前のLUMIX DMC-CM1のレンズ部分。

CM1 ディフェンスフィルター

カメラを起動してレンズが飛び出した状態。

CM1 ディフェンスフィルター

こちらがディフェンスフィルターを貼り付けた状態。

CM1 ディフェンスフィルター

貼り付けた状態でカメラを起動したところ。

CM1 ディフェンスフィルター

サイズは本当に可動式レンズ部ぴったりに作られており、カメラを使っていない時でも無理に装着している(周りにぶつかって干渉する)といったことはありません。以前購入したエクステンションチューブのほうが保護性という意味では効果があるのでしょうけれど、あれは装着したまま携帯することには向きません。

ちなみにこちらはディフェンスフィルターを貼り付けた状態で横から撮影したところ。

CM1 ディフェンスフィルター

こうして見てみると、このディフェンスフィルターは貼り付けた分の厚みもほとんど気にならず、持ち運び時も邪魔になりません。レンズ本体の保護としてはエクステンションチューブ+付属のUVレンズよりはこちらのディフェンスフィルターのほうが勝手が良さそうです。

また、よくよく見ると周りの金属パーツとの違い(安っぽさ)は感じられますが、普通に使っている分には見た目(色み等)に違和感も感じられません。装着後にカメラを起動してみても、特に明らかに分かるレベルでの写りの違いは今のところありません。

ただしフィルター部分に触れてしまった場合の皮脂汚れの付き方は、少し目立つようになった気がします(レンズ部なのでそもそも触るな、という話ですが)。もちろんセーム皮などで拭けば簡単に取れますけどね。

ディフェンスフィルターを貼り付けた状態のLUMIX DMC-CM1を改めて見てみるとこんな感じです。

CM1 ディフェンスフィルター

最後に

実物を手にすると2,000円という価格が高く思える方も多いのでは?と思いますが、装着具合(外観、サイズなど)、そして何よりサイズがほとんど変わらず(装着したままでも邪魔にならず)にレンズ部分を保護できるというのは結構良さ気です。きちんとした評価は、もう少し装着したまま使ってみないことには出来ませんが、現時点では購入してみての満足度は高いですね。

LUMIX DMC-CM1用のアクセサリーは、現時点ではPanasonicから発売されることはないそうです(CP+2015でPanasonicの人に聞いた話)。今の時点ではほとんどの専用アクセサリーが中国製のものとなっているので、日本での発売を機に、国内メーカーからのアクセサリー発売にも期待したいところですね。