2月6日(金)に東京・NTTドコモ本社で開催された「第3回タブレットアンバサダーファンミーティング」に参加してきました。当日ドコモの担当者よりタブレットと併せて使って欲しい5つのサービスについて直接話を聴くことが出来たので、そのあたりのまとめです。この記事でまとめるのは「PHOTO COLLECTION」について聴いた内容です。
スポンサードリンク
PHOTO COLLECTIONとは
PHOTO COLLECTIONは簡単に言うと写真・動画専用のクラウドストレージサービスです。撮影した写真をクラウド上に自動でバックアップする、写真をクラウド上に保存するので手持ちのどの端末からでも見たい写真が見れる、といったもので、機能的には通常のクラウドストレージサービスと大きく変わりません。
”写真・動画専用”と書きましたが、保存できるものはファイルの拡張子で判別しており、写真に関してはJPG形式のものがバックアップ可能(PNGやGIFは不可)とのこと。逆に言えば、ファイルの形式だけ条件に合えば、デジカメで撮影した写真、ネット上からダウンロードした写真などもアップロードは可能となっています。ちなみに無料で使用できる容量は5GBまで(それ以上は有料。例えばプラス100円で10GBを追加)です。
3年後の当たり前を目指したサービスづくり
このPHOTO COLLECTIONの説明に関しては、これまでにまとめた4つのサービス(dビデオ、dマガジン、ドコモ地図アプリ、Mobizen)とは異なり、開発者の思いを中心に語られていたところが印象的でした。
使命はズバリ、3年後の「当たり前」をつくること。
既に既存のクラウドストレージサービスで同様の使い方をしているユーザーもいることを考えると新鮮味には欠けますが、「写真の保存はクラウドサービスに」という考えがユーザーに浸透してけば、確かにデータの紛失や複数デバイスからの閲覧という問題も意識する必要はなくなってきますね。
特にDropboxやBoxといった海外のクラウドストレージサービスをよく知らないユーザーにとっては、NTTドコモという身近な企業が提供しているサービス、という点に安心感というメリットを抱くこともあると思います。
最後に
以上、PHOTO COLLECTIONに関して聴いた内容のまとめでした。
日常からクラウドストレージサービスをよく利用している身としては、新鮮さはあまり感じられなかった、というのが正直なところ。ただし「写真」という、ほとんどのユーザーにとって最も身近になったコンテンツであるが故に、画期的な新しいサービスをそうホイホイとリリースできるものではないというのも気持ち的には分かる部分です。
写真をクラウドストレージにアップロードすることに関しては、インターネット上への流出などを懸念して抵抗を持つユーザーも多いと思います。そういった面での安全性をいかに確保し、そのことをユーザーへ向けてアピールしていくかが「3年後の当たり前をつくる」上での大きな課題となることでしょう。
おとなの入門書 無料クラウドサービス (超トリセツ)
インターナショナル・ラグジュアリー・メディア 2014-06-26
|