タブレットアンバサダーファンミーティング

2月6日(金)に東京・NTTドコモ本社にて行なわれた「第3回タブレットアンバサダーファンミーティング」に参加してきました。ミーティングの主目的は「タブレットでドコモのサービスを楽しんでもらうための作戦会議」とのことだったのですが、ミーティングの冒頭にドコモが提供しているサービスについて各サービスの担当者より説明があったので、その内容についてまとめておくことにします。この記事でまとめる内容はドコモの動画配信サービス「dビデオ」についてです。

スポンサードリンク


動画配信サービスとは

dビデオとはドコモが月額500円で提供している動画配信サービスです。最近ではHulu(フールー)あたりが話題な他、kddiでもビデオパス、SoftbankもUULA(ウウラ)といったサービスを展開していますね。

タブレットアンバサダーファンミーティング

ドコモのdビデオは同価格帯においてはコンテンツ数ナンバーワンということで、レンタル店に置いてある商品のうち旧作と準新作として扱われているものは見放題。新作として扱われているものは個別課金(レンタル同様)となっています。

動画配信サービスとの競合するものとしてはDVDやビデオのレンタルサービスが挙げられますが、ここでは動画配信サービスを利用することのメリットをいくつか挙げておきます。

貸し借りの手間が大幅に省ける

最近でこそ郵送でやり取りできるレンタルサービスもありますが、レンタルサービスの場合は基本的に「店舗に借りに行く」「店舗に返しに行く」という行為が必要になります。しかし動画配信サービスならその手間自体が無くなります。

見る機材(スマホやタブレット)と見れる環境(モバイルデータ通信やWi-fi環境)があれば、時間と場所を選ばずに、サッと見始めることができます。そもそも今の時代だと、スマホやタブレットを持っていれば、日常的にこの2つの環境が無いということはあまり無いと思います。そう考えると実質「スマホやタブレットさえ持っていれば、いつでもどこでも見れる」サービスと言ってしまっても過言ではないかもしれません。

在庫がない、がない

レンタルサービスを利用していて実際によくある問題が「せっかく借りに行ったのに、在庫が全て借りられていた」ということ。でも動画配信サービスなら「在庫がない」がありません。何人だろうが何十人だろうが何百人だろうが、見たいと思った人全員が同時に同じ作品を楽しむことが可能です。

貸し借りの手間自体が結構面倒なものであるのに、さらに在庫がなくてその手間が無駄になる。こういった2重のリスクをそもそも想定する必要が無くなるというのはユーザーにとってはうれしいところでしょう。

安い

一般的に、一番直感的にメリットの有無を判断しやすいのは金額でしょう。この点も動画配信サービスはかなり安いと言えます。

例えばドコモのdビデオは月額500円で旧作・準新作が見放題です。レンタルサービスだと1作品100円前後からなので、単純に考えると5作品分。レンタルサービスの利用頻度があまり高くない方にとっては本当に安い?と思うかもしれませんが、作品に対する価値(価格)の他に延滞料金がないという点も含めて考えると見え方が変わってくると思います。1作品を見終わるのに2週間かかっても価格は一緒。

もちろんレンタルサービスのヘビーユーザーにとっては、この安さのメリットがより大きいことは明白ですよね。

dビデオの特徴

数ある動画配信サービスの中でもdビデオならではの特徴といえるものについて、ドコモの担当者からあった説明は主に3つ。

特徴①:マルチデバイス対応

dビデオの特徴としてまず語られていたのがマルチデバイス対応。

タブレットアンバサダーファンミーティング

AndroidとiOSの両方に対応、1契約で複数台(最大5台)のデバイスで利用可能、HDMIケーブルやChromecastなどを用いればテレビでも視聴可能、さらにはNTTドコモと回線契約をしていない(他キャリアの回線を利用している)人でも利用可能となっています。OSや機材、契約回線を選ばずに利用できるという、あらゆる面において”マルチ”と呼べるサービスになっています。

特徴②:最新作も視聴可能

ふたつ目の特徴が見放題+レンタルサービスもあるということ。

タブレットアンバサダーファンミーティング

定額制の動画配信サービスは基本的に旧作・準新作のみの取扱いとなっていることが多く、新作を見るなら結局レンタルサービスに頼らなければならないというケースも多いでしょう。dビデオも月額500円で視聴できるコンテンツは基本的に旧作・準新作扱いのものです。ただしdビデオの場合は新作も個別課金という形になりますが、旧作・準新作の作品と同様に試聴することが可能です。

1作品に対して支払う金額こそ若干高くなるかもしれませんが、その差額で前述の貸し借りの手間を省くサービスも購入したと考えれば納得できるのではないでしょうか。また視聴環境がモノ(新作と旧作・準新作)によって制限されないという点も特徴であり、メリットだと思います。

特徴③:コンテンツのダウンロードが可能

3つ目の特徴がコンテンツのダウンロード機能。

タブレットアンバサダーファンミーティング

他の動画配信サービスはストリーミング再生が多い(らしい)中、dビデオはコンテンツを端末にダウンロードしての視聴にも対応しているとのこと。先ほど「実質、見る機材さえあれば、時間と場所を選ばすに、サッと見始めることができる」なんて書きましたが、事前にダウンロードしておけば本当に「見る機材さえあれば、時間と場所を選ばずに、サッと見始めることができる」となるわけです。

なおダウンロードする際にはコンテンツの質(きれい/すごくきれい/HD)を選択できるようにもなっています。視聴に用いる端末の画面サイズに合わせて質を選択すれば、ダウンロード時間とデータ通信量の節約にもなりますし、ここも良い点だと思いました。

最後に

以上、dビデオに関するまとめでした。

実は過去(1年以上前)にこのdビデオを使っていたことがあるのですが、その時から比較するとかなりコンテンツ数が増えているような印象を持ちました。今回はドコモよりタブレット端末もお借りしているので、久しぶりに使ってみようと思っています。

では。