タブレットアンバサダーファンミーティング

2月6日(金)に東京・NTTドコモ本社にて行なわれた「第3回タブレットアンバサダーファンミーティング」に参加してきました。このイベント内でドコモの中の人からサービスに関する説明を直接聴くことが出来たので、それをまとめておきます。この記事でまとめるのは雑誌読み放題サービス「dマガジン」です。


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dマガジンとは

dマガジンはドコモが提供する雑誌読み放題サービスです。月額400円で数多くの雑誌が読み漁れるという、夢のようなサービスです。kddiでもブックパス、Softbankでもビューンなんて名称で同様のサービスを提供していますね。

タブレットアンバサダーファンミーティング

このサービスがスタートしたのは2014年6月と比較的最近にも関わらず、今では契約者数が128万人にも及んでいるとのこと。ドコモの中の人いわく「今最も勢いのあるサービス」です。雑誌を読む手段としては、書店で買う、電子書籍で買うなんて方法もありますが、これらと比較した時のdマガジンのメリットをさらっと挙げておきます。

とにかく安い

一番分かりやすくて、かつ一番魅力的なメリットはその安さ。

雑誌というと1冊買うのに安くても500円程度はするものと認識していますが、dマガジンは月額400円で読み放題。ちょっと何言ってるかわかりません、というレベルです。

普段手に取らない雑誌も気軽に読める

読み放題ならではのメリットとして挙げられるのが、普段手に取らない雑誌にも手を出しやすいという点。

取り扱うジャンルと種類が豊富、かつ値段も400円ポッキリなので、全然読んだことがない雑誌でも「ちょっと読んでみようかな」なんて思ってしまいます。また男性が女性誌を読むとか、実際に手に取りにくいものが気兼ねなく読めるという点も非常に魅力的です。

ちなみに取り扱っている数については、ざっと並べてみてもこれくらいはあるそうです。

タブレットアンバサダーファンミーティング

しかもどれもが良く見かける雑誌ばかりです。さらについでに言うと、全体の8割くらいは新刊ですら発売日と同時に読めるとのこと。

管理が楽

これは電子書籍にもあてはまるのですが、置き場所と廃棄の管理が非常に楽です。

モック誌や一部のお気に入りを除くと、雑誌は基本的に読み終えたら廃棄するという流れで扱われることが多いと思います。ただし紙の廃棄については月に数回の資源ごみの日に出すとか、地域の廃品回収に出すとか、所定の回収場所に持って行くとか、不要だからすぐ廃棄しようとしてもできない(あるいは手間がかかる)ことが多いですよね。しかも廃棄までに置いておく場所も必要。

でもデータならそのいずれの手間もかかりません。電子端末上で読める書籍のメリットについて「持ち運びが楽」「いつでも買える」と言った内容をよく聞きますが、実は管理が楽になるのが一番のメリットだと個人的には思います。

dマガジンの特徴

ここからはドコモの中の人が語っていたdマガジンならではの特徴について。

特徴①:興味のある内容だけを複数雑誌で横断読みできる

1つ目は興味のある内容だけに絞って、複数雑誌を横断読みできるというもの。

タブレットアンバサダーファンミーティング

要はSmartNewsやグノシーといったニュースのキュレーションアプリと同じ感覚で雑誌が読めるということです。雑誌名から選んで読むだけでなく、「記事のジャンルから選ぶ」「人気ランキングから選ぶ」「話題になっているおすすめから選ぶ」といったように、読みたい内容を探す際の切り口がいくつも用意されているわけです。

特徴②:気に入ったページだけ個別に保存しておける

2つ目はクリッピング機能と呼ばれるページの保存機能。

タブレットアンバサダーファンミーティング

読んでいて気になったページがあれば、クリッピング機能を利用するとそのページだけ個別に保存しておけるというもので、最大100ページ分を残しておけるとのこと。

(行為自体の良し悪しは別にして)画面のスクリーンショットを撮影しておけば同じようなことも出来てしまいますが、スクリーンショットで撮影したものは画像ファイルとして保管されるため、拡大・縮小すると表示が汚くなってしまうというデメリットがあります。

しかしこのクリッピング機能に関しては特殊な保存技術を用いているため、拡大・縮小しても表示が汚くなることはないそうです。ドコモの中の方いわく「dマガジンでのイチオシの機能」とのことでした。

特徴③:スマホでも読みやすい操作性を実現

3つ目がスマホでも読みやすいように工夫された操作性の実現。

タブレットアンバサダーファンミーティング

dマガジンで取り扱っているのは雑誌なので、当然閲覧に向いている端末もスマホよりはタブレット(より画面サイズの大きいもの)になります。ただし、だからと言ってタブレット端末向けに注力してしまうと利用できるタイミングが限られてしまいます。

しかしdマガジンでは片手で操作できるような小さいサイズのスマホでもサクサクと読めるように、原寸大への拡大機能や拡大率の選択が簡単にできるような設計になっています。通勤時の電車の中など、混雑した環境でも読めるという機能はかなり便利に感じました。

最後に

以上、dマガジンに関するまとめでした。

今回のアンバサダーファンミーティングではこのdマガジンも合わせて全部で5つのサービスについて説明を聴いたのですが、正直このdマガジンが一番多くのユーザーに魅力を感じて貰えそうな気がしました。月額400円で雑誌読み放題。暇つぶしには最高のサービスだと思います。言い方を変えれば計画的に使わないとどんどん時間を搾取されてしまう恐ろしいサービスとも言えるでしょう。

なお雑誌によってはページが一部省かれているとか、人物の写真が消されているとか、加工が加えられているものもあるそうです。その辺りの違いについては、お借りしているタブレット端末で実際にdマガジンを利用して、確認してみることにします。