ライフログを写真で残すガジェット Narrative Clip。使用するにあたっての初期設定の説明が全て英語だったので、念のため手順をまとめておくことにします。なお今回はMacBook AirとAndroidスマートフォンを用いて作業を行いましたが、WindowsPCやiPhoneでも基本的な流れは同じかと思われます。
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記事の目次
公式サイトにアクセス
Narrative Clipを使用するためには手持ちのパソコンとスマートフォンにそれぞれNarrative Clipのソフト(アプリ)をインストールする必要があります。パソコンへインストールするソフトはNarrative Clipの公式サイト(http://start.getnarrative.com/)から入手しますので、まずはパソコンからそちらにアクセスします。
こういった画面が表示されますので、下の方に進んでいきます。
なおここから下に進むとはじめにNarrative Clipの使い方に関する簡単な説明(英語)を読むことが出来ます。が今回ははじめに手順だけまとめてしまいますので、内容が気になる(けれど英語が読めない)という方は一番最後に触れますのでそちらを参照ください。
パソコン用のソフトを入手
下に下にと進んでいくと次の画像のような画面になります(WindowsPCで作業している際は若干違うと思いますが)ので、Download をクリックしてパソコン用のソフトをダウンロードします。
ちなみにこの下でスマホ用のアプリのインストールリンクも表示されますが、この専用アプリはiPhoneならApp Storeで、AndroidならGoogle Playで「Narrative」と検索すれば簡単に見つけることが出来ます。ですのでここであえてインストールしておく必要はないと思います。
さらに下へと進むと、これで手順の説明は終わりになっています。ここからはパソコン用ソフトのインストール・設定に移ります。
パソコン用のソフトをインストール・設定
先ほど入手したパソコン用ソフトのインストーラーを起動します。Macの場合は下のようにドラッグ&ドロップの絵が表示されますので、左のNarrative Uploaderのマークをドラッグして、右のApplicationsフォルダへとドロップします。
そうしたらNarrative Uploaderというアプリを起動します。はじめにこのような画面が出てきますので、Narrative ClipとパソコンをUSBケーブルで接続します。
アカウントの選択画面が表示されます。アカウントを新規で作成しますので Create をクリック。
アカウント作成に必要となる項目を入力します。画像の下に各項目に入力する内容も念のため書いておきますので、もし不明な点があれば参考にしてください。
- Full name → 名前(氏名)をローマ字で入力
- E-mail、Confirm → E-mailアドレスを入力
- Password → ログイン用のパスワード(任意の文字列)を入力
- Gender → 男性ならMale、女性ならFemaleを選択
- Born → 生まれた年(西暦)を選択
- Country → 住んでいる国を選択
全ての項目を入力し終えたら Create をクリックします。
アカウントが無事作成されればこのような画面が表示されます。この画面は閉じてかまいません。
アカウントのアクティベート
パソコンへのソフトのインストールが終わったら、次に先ほど作成したアカウントをアクティベート(有効化)します。アカウント作成時に入力したE-mailアドレスを確認するとメールが届いているはずですので、メール内にある Activate をクリックします。
ブラウザが立ち上がり、下のような画面が表示されれば アカウントのアクティベートは完了です。
アクティベート後には再度このようなメールが届くはずです。
スマホ用のアプリをインストール・設定
最後にスマホへアプリをインストールします。iPhoneの場合はApp Storeで、Androidの場合はGoogle Playで「Narrative」と検索してアプリを探し、インストールします。
インストールしたアプリを起動すると、はじめにNarrative Clipを持っているかどうか尋ねられます。ここでは既に手元に持っている前提で進めますので I have it をタップ。
次に画面の右下にある Login をタップ。
ここで先ほどアカウント作成時に入力したE-mailアドレスとパスワードを入力します。入力できたら右上の Login をタップ。
これでスマホ用アプリの設定は完了です。下の写真は既にライブラリーに写真データが保存されている場合の表示で、初めてアプリを使用する場合は写真が何も表示されない真っ白な画面になります。
おまけ
ここでは、先ほど読み飛ばしたクイックスタートガイドの内容とパソコンから出来る事を簡単にまとめておきます。
クイックスタートガイドの内容
クイックスタートガイドの表記は全て英語なので、内容をざっと訳したものを書いておきます(以下説明文の訳)。
Narrative Clipで写真の記録を開始する前に、まずは手元にあるNarrative Clipをアクティベート(有効化)する必要があります。まずはNarrative Uploader(パソコンにインストールするソフト)をダウンロードし、新しくアカウントを作ります。
Narrative Clipは30秒ごとに写真を撮影するようになっており、写真データはNarrative Clipをパソコンに接続するまではNarrative Clip内のフラッシュメモリに格納されています。
Narrative Clipをパソコンに接続した時、写真データはライブラリーにアップロードされるとともに、写真データの解析が始まります。
解析が済んだ写真データはモーメントと呼ばれる単位に分類されます。モーメントは1日単位で区切られ、その中には複数枚の写真が含まれます。
写真の解析が全て終わったら、撮影した記録(写真)はスマートフォンのアプリから確認することが出来ます。
そうなんです、このNarrative Clipのひとつ残念な点なのが、撮影した写真はスマートフォンの画面からしか確認することができないということなのです。ちなみにスマートフォンから写真を選択して、それをシェア(あるいはスマホ内やクラウドストレージに保存)することが可能です。ようは、撮影→パソコンに接続してアップロード→スマホから確認、と手順がやや面倒くさいということです。
パソコン上で出来ること
ここではパソコン上で出来る事を簡単に說明しておきます。今後は画面の右上(WindowsPCの場合はおそらくタスクバーあたり)にNarrative Clipの形をしたアイコンが表示されるようになります。
これをクリックするとメニューが表示されますので Settings をクリック。
できること①:アップロード速度の制限
写真データをライブラリーにアップロードする際の通信速度を制限することが出来ます。左上にある General Settings をクリックします。
すると右側に表示される項目でアップロード時の通信速度を指定することが可能です。通常は No limit で問題無いと思います。もし写真のアップロードに使用するネット回線の通信速度が遅く、かつアップロード中に他の作業も行う場合などはここでアップロードの速度を制限することで他の作業(ネットをする際の読み込み時間の長さ)への影響を少なくすることが可能です。
できること②:ログの取得と初期化
Narrative Clip本体内のログを取得したり、中身のデータを初期化することも可能です。この場合は左下にある Diagnostics をクリックします。
するとログが表示されます。Factory resetをクリックするとNarrative Clipの初期化が、Copyをクリックすると表示されているログをパソコンのクリップボードに貼り付けることが出来ます。
最後に
以上、Narrative Clipを使用するための初期設定の手順まとめでした。
初回のみ設定にやや手間がかかりますが、それ以降は基本的に 記録する→パソコンからアップロードする→スマホで確認する→必要に応じてシェア・保存 という流れで運用できます。ぜひ頑張って設定を済ませてください(笑)
後程別記事で実際にNarrative Clipを用いて撮影したログ(写真)も公開しますので、お楽しみに。
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