昨年末に Amazon.com にて、BlackBerry Passport が結構な値下げ価格で販売されていたので購入してみました。ということで開封の儀&外観レビューを行なっていきます。
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スペック詳細
まずはBlackBerry Passport(型番;SQW100-1)の仕様情報をおさらい。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 128.0 mm |
横幅 | 90.3 mm |
厚さ | 9.3 mm |
重さ | 196 g |
システム | |
OS | BlackBerry 10 OS |
SoC | Qualcomm Snapdragon 801 Quad-Core 2.2GHz x 4 |
RAM | 3 GB |
ROM | 32 GB |
SDカード | 対応(最大128GBまで) |
バッテリー | 3,450 mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 4.5 インチ |
解像度 | 1440 x 1440 |
種類 | IPS LCD |
カメラ | |
メイン | 1,300 万画素 |
サブ | 200 万画素 |
SIMカード | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 1 |
通信方式 | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 2 Band 3 Band 4 Band 5 Band 7 Band 8 Band 13 Band 17 Band 20 |
TDD-LTE | – |
WCDMA |
Band 1 Band 2 Band 4 Band 5/6 Band 8 |
CDMA | – |
TD-SCDMA | – |
GSM |
850 MHz 900 MHz 1800 MHz 1900 MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Version 4.2 |
その他 | |
防塵防水 | – |
BlackBerry機の特徴といえば、何よりもまずQWERTY物理キーボード。もはやこれのためだけにBlackBerry Passportを買ったといっても過言はありません。
ちなみにBlackBerry Passportならではの特徴は、BlackBerry機にしては大きめのディスプレイ、そして少し変わったデザイン設計です。ただし見た目だけでなく、搭載するシステムメモリ容量も3GB、内蔵ストレージ容量も余裕のある内容。
バッテリー容量も大きいこと、プロセッサも2.2GHzのクアッドコアモデルを採用すること。ひととおり仕様を眺めてみても、文句なしにハイエンドモデルとして扱えます。
外箱とパッケージ開封
こちらがBlackBerry Passportの外箱。
今回はAmazon.comにて購入したのですが、はじめに意表を突かれたのが化粧箱の状態。荷姿の段ボール箱は全然凹んでいなかったものの、中の化粧箱はすこしボロボロでした。
海外からの個人輸入なので、その辺りはある程度割り切りが必要……と言い聞かせつつ、やはり少し残念な気持ちが。
パッケージを開けると早速、BlackBerry Passportがお目見えです。
同梱物を並べてみました。端末本体の他、説明書・保証書類、USBケーブル、充電アダプター、イヤホン。
説明書・保証書類やイヤフォンは、下の写真のように、それぞれのイラストが描かれた小箱に収められています。このあたりはYotaPhone2のパッケージにも近いものを感じますね。
充電器とUSBケーブルはBlackBerryのロゴマーク入り。
端末外観レビュー
こちらがBlackBerry Passport。購入した本体カラーはブラック。ラインナップとしてはほかにホワイトやレッドも用意されています。
繰り返しになりますが、最大の特徴とはやはり、前面下部に搭載するQWERTY配列の物理キーボードでしょう。
BlackBerry Passportの物理キーボードでは、表面にプリントされた文字物はアルファベットのみとシンプル。数字や記号など、それ以外は一切印字されていません。ちなみに数字や記号の入力は、画面上に表示できるソフトウェアキーボードでおこなう設計。
このあたり、果たして使いやすいのかは気になりますね。またパソコンのキーボードだと「F」と「J」のキーに付いている、ホームポジションを示すポチはありません。入力操作に慣れてもブラインドタッチは難しいかも。
端末の上側にはイヤフォンジャックと電源キー。
下側にはMicroUSB端子。
左側には何も配置されていません。ちなみに左右の側面はメタルフレームで、外観・手触りともに非常に高級感があります。
右側にはキーが3つ。両端の大きめのボタン2つが音量キー。この間に挟まれたキーはBlackBerry Assistant(Google音声検索やiOSでいうSiriのような存在)を起動する際に使います。
背面。BlackBerryのロゴマークとカメラのみが配置されたシンプルデザイン。
表面はマット調の仕上げ。滑り止めとしての効果も期待できます。
そういえば「SIMカードとSDカードはどこから入れるのか?」と思ったのですが、カメラ上部に設けられたフタが外れるようになっていました。
リアパネル自体はは外せないため、バッテリーの着脱には対応しません。
BlackBerry Passportということで、パスポートとサイズを比較。ほぼ同じ。
パスポートサイズというと、Xperia Z Ultraも同じようなことをうたっていました。そこでXperia Z Ultraとも比較してみることに。幅はほぼ同じ。高さはXperia Z Ultraの3分の2程度でした。
せっかくなのでXperia Z2、iPhone 6 Plusとも比較。幅がもっとも大きいのはBlackBerry Passport。ただしBlackBerry Passportは元々両手での操作を前提としたデザイン設計なので、むしろこのくらいが適当でしょう。
本体は片手で十分持てる大きさ。ただディスプレイ、キーボードともに、片手持ちの状態での操作は厳しいですね。
両手で持ってみた様子。両手で持って構えると、尋常でないスピードで文字が打てそう(な気がしてきます)。使うのが非常に楽しみです。
電源を入れてみる
電源を入れるとまず、BlackBerryのロゴが出現。
そのまま初期設定がはじまりました。初回のみ、立ち上げに時間がかかる模様。
続いて「BlackBerry 10」と、OSのバージョンが表示されました。
システム言語(言語ロケール)の選択画面へ。
システム言語については、最初から日本語を選ぶことが可能です。もちろん日本語での文字入力もできるので、BlackBerry OSに対して知識がなくとも、基本操作はそこまで苦労せずおこなえるかと思います。
最後に
今回はここまで。BlackBerry Passportの開封の儀、そして外観デザインを写真で紹介しました。
すでに届いてから半日ほど触ってみていますが、キーボードの表面をなぞると画面がスクロールできる「トラックパッド機能」がかなり新鮮に感じられています。このあたりは今後、動画などで紹介してみたいですね。
2015年1月12日現在では、本体カラーがブラックに限られるものの、Amazon.comでの販売価格が比較的お値打ちな内容(配送料と輸入消費税込みで約76,000円)になっています。
Amazon.co.jpだと最安値が約86,000円からとまだ高いので、個人輸入での購入を上手に活用するほうが入手方法としてはオススメできますよ。